アミュプラザ
アミュプラザ(AMU PLAZA)は、九州旅客鉄道(JR九州)系列のファッションビル。
同系列の複合商業施設には「えきマチ1丁目」などがあるが、アミュプラザは主要都市のファッションビル形式の駅ビル再開発事業にあてられる。
概要
1998年3月に1号店が小倉駅ビル内に開業。その後、2000年のアミュプラザ長崎を皮切りに、九州内主要都市の駅ビル再開発事業で開業した大規模複合商業施設の名称として用いられ、2015年現在で5施設が営業している。なお、小倉駅のアミュプラザは、他施設の開業後も「アミュプラザ」という名称であったが、2009年に正式名称を「アミュプラザ小倉」に変更している。いずれの施設も、入居する駅ビルを管理するJR九州グループの駅ビル管理会社[1]が運営している。
アミュプラザという名称は、「楽しませる」という意味の英語の"amuse"と、"plaza"から名付けられた[2]。また、シンボルマークは、グラフィックデザイナーの原田進が製作を担当。AMUの3文字を図案化してヤジロベエを表したものである[2]。なお、アミュプラザおおいたのみ、このシンボルマークは採用されていない。代わりに、JRおおいたシティのマークが使われている。
施設
- 同じ駅ビル内にはステーションホテル小倉(9-14階、フロントは1階)が同居している。
- 同じ駅ビル内にはJR九州ホテル長崎(6-10階)が同居している。
- アミュプラザおおいた(大分県大分市の大分駅駅ビルJRおおいたシティ内)[8]
- 開業日:2015年4月16日(豊後にわさき市場、JRおおいたシティ第2駐車場は2012年3月17日開業)
- 運営:株式会社JR大分シティ(旧:大分ターミナルビル株式会社、JR九州グループ)
- フロア:地上4階(建物は地上21階地下1階建て)
- 面積:店舗面積は約3万6千平方メートル
- 店舗数:183(4階にはシネコンが入居している)
- 同じ駅ビル内にはJR九州ホテルブラッサム大分(8-18階)、シティスパ てんくう(19階-21階)が同居している。
熊本駅駅ビル開発計画
九州旅客鉄道の唐池恒二社長は、2013年12月24日、熊本駅構内の「0番線」ホームや駅前のホテル敷地等の自社所有地に大規模な駅ビルを開発する考えを明らかにした。熊本駅の鹿児島本線等高架化事業が終了する2018年度をめどに事業に着手、2020年の完成を目指し、商業、オフィス、娯楽機能の集積に加え、周辺に住宅も整備していくとしている。鹿児島中央駅の駅ビルを上回る大規模事業になる可能性が高いとされる[9]。2015年に入り、JR九州が「0番ホーム」跡地に加え、新たに熊本駅の南区画、あわせて7haに規模を拡大し、鹿児島中央駅や大分駅を上回り、博多駅に次ぐ規模の駅ビルが作られることを明らかにした。
脚注
- ↑ 博多駅及び大分駅は「株式会社(JR)+(駅名)+(シティ)」、他は「(駅名)+(ターミナルビル)株式会社」という社名である。
- ↑ 2.0 2.1 施設案内 アミュプラザ鹿児島
- ↑ 3.0 3.1 3.2 会社概要小倉ターミナルビル株式会社
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 施設情報 | 株式会社 JR博多シティ 会社案内/リクルート
- ↑ 5.0 5.1 アミュプラザ長崎について | アミュプラザ長崎
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 アミュプラザ鹿児島 | 会社案内
- ↑ 7.0 7.1 フロアガイド 1F | アミュプラザ鹿児島
- ↑ 「大分駅ビル」の名称と施設概要について - ウェイバックマシン(2014年10月6日アーカイブ分) 九州旅客鉄道株式会社・大分ターミナルビル株式会社、2014年9月30日(「2 施設概要 (1) アミュプラザおおいた(商業施設)」参照)
- ↑ 「熊本駅ビルを大規模開発」 JR九州唐池社長 くまにちコム 2013年12月25日