イーアペトス
提供: miniwiki
イーアペトス(古希: Ἰάπετος, Īapetos, ラテン語: Iapetus)は、ギリシア神話に登場する神である。ウーラノスとガイアの息子でティーターン族の1人である[1]。
概説
ヘーシオドスの『神統記』によると、イーアペトスはオーケアノスの娘であるクリュメネーのあいだに、アトラース、メノイティオス、プロメーテウス、エピメーテウスをもうけたとされる[2]。アポロドーロスはイーアペトスの妻をアシアーだと述べている[3]。
ティーターノマキアーの際には、他の兄弟たちとともにゼウス側に対して激しく戦うも敗れ、タルタロスの領域に落とされたという。また、彼の息子達も皆ゼウスと敵対している。