廣川洋一
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廣川 洋一(ひろかわ よういち、1935年1月19日- )は、日本の哲学者。専攻は西洋哲学。筑波大学名誉教授。
新潟県出身。東京教育大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。東海大学助教授、教授、1988年筑波大学教授、1999年定年退官、名誉教授、龍谷大学教授[1]。2005年退任。古代ギリシア哲学が専門。
著作
- 『ヘシオドス研究序説-ギリシア思想の生誕』未来社、1975年
- 『ヨーロッパにおける学の生成』東海大学出版会、1977年
- 『プラトンの学園 アカデメイア』岩波書店、1980年/講談社学術文庫、1999年
- 『イソクラテスの修辞学校 西欧的教養の源泉』岩波書店 1984年/講談社学術文庫、2005年
- 『ソクラテス以前の哲学者 初期ギリシアにおける宇宙自然と人間の探究』講談社 1987年/講談社学術文庫、1997年
- 『ギリシア人の教育 教養とはなにか』岩波新書 1990年
- 『古代感情論―プラトンからストア派まで』岩波書店 2000年
- 『キケロ『ホルテンシウス』断片訳と構成案』岩波書店、2016年
共著
- 『文明理論への試み:東海大学創立三十周年記念論文集』斎藤博編 東海大学出版会、1973年
- 『ヨーロッパにおける人間観の研究』 古田光編 未来社、1982年
- 『古典・名著の読み方』編著 日本実業出版社 1991
翻訳
- 『世界文學大系63 ギリシア思想家集』所収の「ヘシオドス」 田中美知太郎編 筑摩書房、1965年
- 『ベルグソン全集1 時間と自由』所収の「アリストテレスの場所論」 村治能就共訳 白水社、1965年
- フランシス・コーンフォード『宗教から哲学へ:西欧的思索の起源の研究』 東海大学出版会、1966年
- 『プラトン著作集1』所収の「クラテュロス」 村治能就共訳 勁草書房、1971年
- 『プラトン著作集4』所収の「イオン」 勁草書房、1971年
- パウラ・フィリップソン『ギリシア神話の研究:神話の思考方法と時間様式』 川村宣元共訳 東海大学出版会、1974年
- パウラ・フィリップソン『ギリシア神話の時間論』 川村宣元共訳 東海大学出版会、1979年
- フェリックス・ハイニマン『ノモスとピュシス:ギリシア思想におけるその起源と意味』 みすず書房、1983年
- アリストテレス『哲学のすすめ』講談社学術文庫、2011年。大文字版、訳・解説
論文
脚注
- ↑ 『現代日本人名録』2002年
典拠レコード: