イーアペトス

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イーアペトス古希: Ἰάπετος, Īapetos, ラテン語: Iapetus)は、ギリシア神話に登場するである。ウーラノスガイアの息子でティーターン族の1人である[1]

日本語では長母音を省略してイアペトスとも呼ぶ。

概説

ヘーシオドスの『神統記』によると、イーアペトスはオーケアノスの娘であるクリュメネーのあいだに、アトラースメノイティオスプロメーテウスエピメーテウスをもうけたとされる[2]アポロドーロスはイーアペトスの妻をアシアーだと述べている[3]

ティーターノマキアーの際には、他の兄弟たちとともにゼウス側に対して激しく戦うも敗れ、タルタロスの領域に落とされたという。また、彼の息子達も皆ゼウスと敵対している。

系図

テンプレート:デウカリオーンの系図

脚注

  1. ヘーシオドス、134行。
  2. ヘーシオドス、507-511行。
  3. アポロドーロス、1巻2・3。

参考書籍

関連項目