「中央新幹線」の版間の差分
提供: miniwiki
(内容を「 {{Infobox 鉄道路線 |路線名=35px|link=東海旅客鉄道 中央新幹線 |路線色= |画像=JR Central SCMaglev L0 Series Shinkansen…」で置換) (タグ: Replaced) |
|||
19行目: | 19行目: | ||
|所有者=[[東海旅客鉄道]](JR東海) | |所有者=[[東海旅客鉄道]](JR東海) | ||
|運営者=東海旅客鉄道(JR東海) | |運営者=東海旅客鉄道(JR東海) | ||
− | |車両基地=関東車両基地(仮称)、中部総合車両基地(仮称) | + | |車両基地=関東車両基地(仮称)、中部総合車両基地(仮称) |
|使用車両=[[L0系]] | |使用車両=[[L0系]] | ||
|路線構造= | |路線構造= | ||
− | |路線距離=438 [[キロメートル|km]](東京 - | + | |路線距離=438 [[キロメートル|km]](東京 - 大阪間。交通政策審議会答申による「南アルプスルート」の数値)<br>285.6 km(品川 - 名古屋間) |
|営業キロ= | |営業キロ= | ||
− | |線路数=[[複線]] | + | |線路数=[[複線]] |
|電化方式=[[交流電化|交流]]33,000 [[ボルト (単位)|V]] | |電化方式=[[交流電化|交流]]33,000 [[ボルト (単位)|V]] | ||
|最大勾配=40 [[パーミル|‰]]<br>(JR東海の計画段階環境配慮書による、東京 - 名古屋間の数値) | |最大勾配=40 [[パーミル|‰]]<br>(JR東海の計画段階環境配慮書による、東京 - 名古屋間の数値) | ||
35行目: | 35行目: | ||
'''中央新幹線'''(ちゅうおうしんかんせん) | '''中央新幹線'''(ちゅうおうしんかんせん) | ||
− | + | [[リニアモーターカー]]方式により、東京―大阪間を結ぶ計画の新幹線。中央新幹線、リニア新幹線、中央リニアエクスプレスともいう。 | |
最高時速は505キロメートル、東京―名古屋間を約40分、東京―大阪間を約70分で走行する計画。 | 最高時速は505キロメートル、東京―名古屋間を約40分、東京―大阪間を約70分で走行する計画。 | ||
43行目: | 43行目: | ||
[[東海旅客鉄道]](JR東海)が2007年に発表した構想で、総事業費は9兆円を超える。走行ルートは[[山梨県]]、[[静岡県]]、[[長野県]]にまたがる南アルプスの直下を通るため、東京―名古屋間の全長286キロメートルのうち、86%に当る246キロメートルがトンネルである。鉄道総合技術研究所とJR東海が1996年(平成8)に開設した山梨実験線([[山梨県]][[都留市]])の一部もそのまま利用される予定である。 | [[東海旅客鉄道]](JR東海)が2007年に発表した構想で、総事業費は9兆円を超える。走行ルートは[[山梨県]]、[[静岡県]]、[[長野県]]にまたがる南アルプスの直下を通るため、東京―名古屋間の全長286キロメートルのうち、86%に当る246キロメートルがトンネルである。鉄道総合技術研究所とJR東海が1996年(平成8)に開設した山梨実験線([[山梨県]][[都留市]])の一部もそのまま利用される予定である。 | ||
− | + | JR東海は2011~2013年にかけ、工事や開業に伴う沿線の環境影響評価(環境アセスメント)を実施した。2013年9月に発表された評価と対策は、人の生活環境や水質、土壌汚染、生態系への影響など多くの面で不十分な内容が多いとして、関係自治体から批判を受けたが、2014年10月、[[国土交通省]]は品川―名古屋間の工事実施計画について認可した。一方で、2014年3月の地価公示では、名古屋駅周辺が全国でもっとも高い上昇率(12%)となるなど、走行ルート周辺ではすでに影響が現れている。 | |
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
49行目: | 49行目: | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
− | |||
* [[磁気浮上式鉄道]] | * [[磁気浮上式鉄道]] | ||
* [[超電導リニア]] | * [[超電導リニア]] | ||
* [[リニア実験線]] | * [[リニア実験線]] | ||
* [[東海道新幹線]] | * [[東海道新幹線]] | ||
− | |||
{{DEFAULTSORT:ちゆうおうしんかんせん}} | {{DEFAULTSORT:ちゆうおうしんかんせん}} |
2018/8/9/ (木) 22:17時点における最新版
中央新幹線(ちゅうおうしんかんせん)
リニアモーターカー方式により、東京―大阪間を結ぶ計画の新幹線。中央新幹線、リニア新幹線、中央リニアエクスプレスともいう。
最高時速は505キロメートル、東京―名古屋間を約40分、東京―大阪間を約70分で走行する計画。
2014年度(平成26)に着工して2027年に東京―名古屋間の先行開業を予定している。また、大阪までの全線開業は2037年以降になる見込みである。全線開業は当初2045年を予定していたが、2016年に政府の地方創生政策の一環で、財政投融資を活用しての事業費の一部(3兆円)支援が決定され、計画が最大8年間前倒しされることになった。
東海旅客鉄道(JR東海)が2007年に発表した構想で、総事業費は9兆円を超える。走行ルートは山梨県、静岡県、長野県にまたがる南アルプスの直下を通るため、東京―名古屋間の全長286キロメートルのうち、86%に当る246キロメートルがトンネルである。鉄道総合技術研究所とJR東海が1996年(平成8)に開設した山梨実験線(山梨県都留市)の一部もそのまま利用される予定である。
JR東海は2011~2013年にかけ、工事や開業に伴う沿線の環境影響評価(環境アセスメント)を実施した。2013年9月に発表された評価と対策は、人の生活環境や水質、土壌汚染、生態系への影響など多くの面で不十分な内容が多いとして、関係自治体から批判を受けたが、2014年10月、国土交通省は品川―名古屋間の工事実施計画について認可した。一方で、2014年3月の地価公示では、名古屋駅周辺が全国でもっとも高い上昇率(12%)となるなど、走行ルート周辺ではすでに影響が現れている。