「大原駅 (千葉県)」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
ja>Kansai-good
(いすみ鉄道大原駅の2016年度の1日平均乗車人員を追加。)
 
(1版 をインポートしました)
 
(相違点なし)

2018/10/14/ (日) 11:58時点における最新版


大原駅(おおはらえき)は、千葉県いすみ市大原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・いすみ鉄道である。

乗り入れ路線

JR東日本の外房線と、いすみ鉄道のいすみ線が乗り入れ、接続駅となっている。

いすみ線は元々は木原線を名乗り、外房線ともども日本国有鉄道(国鉄)、のちにJR東日本によって運行されていた。そのため当駅は国鉄(→JR)の単独駅であった。しかし、木原線は第1次特定地方交通線に指定されたため、国鉄分割民営化の1年後の1988年にいすみ鉄道に転換され、旧木原線の駅もJRの駅から独立し、現在の形となった。

歴史

駅構造

JR東日本

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。3番線の海側に4本の留置線があるほか、保線用施設がある。 互いのホームは跨線橋で連絡している。

勝浦駅管理の直営駅で、みどりの窓口(営業時間 6:30 - 20:00)、自動改札機Suica対応)、自動精算機、が設置されている。

2010年平成22年)2月10日より外房線PRC型自動放送が導入された。

2017年(平成29年)3月31日 - KIOSK(駅の売店)閉店

のりば

駅舎側を1番線として、順に以下の通りである。

番線 路線 方向 行先
1 外房線 上り 大網千葉・東京方面
下り 勝浦安房鴨川方面
2 上り 大網・千葉・東京方面
3 下り 勝浦・安房鴨川方面
  • 上下列車とも行き違いや特急の待避がなく、かつ折り返し列車が入線済でない場合は、駅舎側の1番線を発着することが多い。
  • 早朝・夕方・夜間は当駅止まりの列車がありラッシュ時間帯には当駅始発の列車が存在する。ホームで直接折り返す列車は1番線から発車する。


運転番線 営業番線 ホーム 安房鴨川方面着発 千葉方面着発 備考
1 1 11両分 到着・出発可 到着・出発可
2 2 11両分 到着可 出発可 上り主本線
3 3 11両分 出発可 到着可 下り主本線
4 ホームなし 到着・出発可 到着・出発可
5 ホームなし 不可 不可 留置線、架線なし。保守用車等で使用
6 ホームなし 不可 不可 留置線
7 ホームなし 不可 不可 留置線
  • 主本線を発着する場合は通過が可能。
  • 運転4番 - 運転7番線と、ホームとの入出区は、浪花方の本線上にてスイッチバックを行う。
  • 夜間、3番線や留置線3本(運転4,6,7番線)に普通列車が留置される。工事等により1,2番線に留置される場合がある。

* 参考資料:「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月

いすみ鉄道

頭端式ホーム1面2線を有する地上駅。JR側の1番線は千葉方面から連絡線が繋がる配線になっているが、現在は使用されていない。2013年1月17日にキハ30 62の譲渡を受けた際にこの連絡線を使用した。木原線時代は現行のJR1番線ホームから発着し、千葉からの直通列車が設定されていた時期がある。

改札口はあるが、駅員は配置されておらず無人駅である。駅舎はJRの駅舎とつながっている。食券型の自動券売機が置かれているほか、オリジナルグッズ等を販売する売店が併設されている。また、売店では急行券やフリー切符の発売も行っている。定期券はJRみどりの窓口で発売する。

のりば

番線 路線 行先
1・2 いすみ線 大多喜上総中野方面
  • 夜間滞泊は設定されていない。

利用状況

  • JR東日本 - 2017年度の1日平均乗車人員1,598人である。
  • いすみ鉄道 - 2016年度の1日平均乗車人員は369人である。

近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 JR東日本 いすみ鉄道 出典
1990年(平成02年) 3,023 1,030 [* 1]
1991年(平成03年) 2,942 920 [* 2]
1992年(平成04年) 2,912 896 [* 3]
1993年(平成05年) 2,824 844 [* 4]
1994年(平成06年) 2,779 817 [* 5]
1995年(平成07年) 2,726 783 [* 6]
1996年(平成08年) 2,620 724 [* 7]
1997年(平成09年) 2,449 696 [* 8]
1998年(平成10年) 2,333 662 [* 9]
1999年(平成11年) 2,297 627 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]2,205 578 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]2,110 565 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]2,041 496 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]1,964 462 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]1,931 403 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]1,939 400 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]1,920 414 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]1,895 415 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]1,824 366 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]1,758 330 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]1,679 318 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]1,661 309 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]1,615 355 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]1,654 364 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]1,571 374 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]1,630 368 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]1,608 369 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]1,598

駅周辺

バス路線

のりば 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
大原駅   市内循環線(内回り) 古日在・三門駅入口・太東駅・市役所夷隅支庁前・大原駅 市役所大原庁舎 いすみ市民バス
市内循環線(外回り) シルバーガーデン入口・下布施・新田野駅・市役所夷隅支庁前・大原駅 市役所大原庁舎
大原巡回 東海線 大原海水浴場・三門駅・古屋庭・大原駅 市役所大原庁舎 月火水金運転(休日除く)
古屋庭・三門駅・大原海水浴場・大原駅 市役所大原庁舎
大原巡回 東線 西大原駅上総東駅・山田五区区民センター前 清水尻橋 土休日運休
大原巡回 布施線 西大原駅・上総東駅前・やすらぎの家・下布施・大原駅 市役所大原庁舎 月火水金運転(休日除く)
シルバーガーデン入口・下布施・やすらぎの家・上総東駅前・大原駅 市役所大原庁舎
大原巡回 大原・国吉線 シルバーガーデン入口・釈迦谷公会堂・西大原駅・大和田 いすみ医療センター 月火水金運転(休日除く)
大原巡回 浪花線 造式・浪花駅・大原台三街区・岩船地蔵尊前・大原駅 市役所大原庁舎 土休日運休
造式・浪花小学校前・岩船地蔵尊前・大原台三街区・大原駅 市役所大原庁舎
大原巡回 大原線 漁協・大井区民会館・大船谷・大原駅 市役所大原庁舎 月火水金運転(休日除く)
造式・大船谷・大井区民会館・大原駅 市役所大原庁舎
    市役所大原庁舎
  • 駅前ロータリーから発車。

隣の駅

※外房線の特急「わかしお」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東日本旅客鉄道
外房線
三門駅 - 大原駅 - 浪花駅
いすみ鉄道
いすみ線
大原駅 - 西大原駅

脚注

出典

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010-02-21、22-23。
  2. 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 JTB、1998年、初版(日本語)。

利用状況の出典

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目

外部リンク