国道128号
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国道128号(こくどう128ごう)は、千葉県館山市から同県茂原市を経由して同県千葉市に至る一般国道である。
Contents
概要
千葉県の房総半島にあり県最南端に位置する館山市の北条交差点から、太平洋に面した外房地域の市町村を結んで海岸線沿いに北上し、東総地域の茂原市や東金市を経由して県庁所在地である千葉市中央区の広小路交差点に至る延長約133 kmの一般国道の路線で、主な通過地は、南房総市和田町、鴨川市、勝浦市、夷隅郡御宿町、いすみ市、長生郡一宮町、茂原市、大網白里市、東金市である。実延長区間となる単独の路線区間は、起点・館山市から東金市の台方十字路までであり、東金市の台方十字路から千葉市の終点までの区間は、国道126号と重用する。経路は、東日本旅客鉄道 (JR) 外房線とほぼ並行するルートをとり、房総半島の太平洋岸を走る区間は、千葉県道路愛称名で「外房黒潮ライン」ともよばれる。房総半島の都市は、県都千葉市とは丘陵地によって阻まれた地域で、国道128号は千葉市から県内の外房地域の市町村どうしを結ぶ唯一の幹線道路でもある。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点 : 館山市(北条交差点=国道410号起点)
- 終点 : 千葉市(中央区広小路交差点=国道51号起点、国道14号終点、国道126号交点)
- 重要な経過地 : 千葉県安房郡丸山町[注釈 2]、鴨川市、勝浦市、同県夷隅郡大原町[注釈 3]、茂原市、東金市
- 総延長 : 132.6 km(重用延長を含む。)[2][注釈 4][注釈 5]
- 重用延長 : 0.0 km[2][注釈 4][注釈 5]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 4]
- 実延長 : 132.6 km[2][注釈 4]
- 指定区間 : 国道126号と重複する区間[3]
歴史
路線状況
バイパス
- 計画路線
- 和田バイパス(南房総市和田町)
通称
重複区間
- 国道297号(起点 - 勝浦市・墨名交差点)
- 国道465号(いすみ市・大原交差点 - 茂原市・茂原市茂原交差点)
- 国道409号(茂原市・茂原交差点 - 東金市・小野交差点)
- 国道126号(東金市・台方交差点 - 終点)
(注)「茂原市茂原交差点」と「茂原交差点」は別の場所にある(後者は茂原バイパス上にある)。
道路施設
道の駅
- 鴨川オーシャンパーク(鴨川市)
橋梁・トンネル
- 房州大橋(外房、鴨川市)
- 嶺岡トンネル(鴨川市)※鴨川バイパス
- 池の谷トンネル(鴨川市)※天津バイパス
- 内浦トンネル(鴨川市 - 勝浦市)
- 境川トンネル(勝浦市)
- 御宿橋(清水川、御宿町)
- 塩田橋(塩田川、いすみ市
地理
通過する自治体
交差する道路
- 国道410号(起点)
- 国道127号(館山市・南総文化ホール前交差点)
- 国道410号(南房総市・安馬谷交差点)
- 国道297号(勝浦市・串浜入口、墨名IC)
- 国道465号(いすみ市大原交差点)
- 国道465号(茂原市茂原交差点)
- 国道409号(茂原市・茂原交差点)
- 国道126号(東金市・台方交差点)
- 国道409号(東金市・小野交差点)
- 国道16号、京葉道路(千葉市若葉区加曽利町)
- 国道14号、国道126号、国道51号(終点)
脚注
注釈
出典
- ↑ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. . 2012閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2016. 国土交通省道路局. p. 7. . 2017閲覧.
- ↑ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. . 2012閲覧.
- ↑ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
- ↑ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)
- ↑ “道路愛称名”. 千葉県 (2010年12月16日). . 2013閲覧.
- ↑ “外房黒潮ライン (PDF)”. 千葉県. . 2013閲覧.
関連項目
外部リンク
- 国土交通省関東地方整備局
- 千葉国道事務所:東金市 - 千葉市の指定区間を管理
- 千葉県