国道128号

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ファイル:Japan National Route 128 in Kaneda,Chosei village,Chiba Prefecture.JPG
国道128号・長生郡長生村金田(2015年6月)

国道128号(こくどう128ごう)は、千葉県館山市から同県茂原市を経由して同県千葉市に至る一般国道である。

概要

千葉県の房総半島にあり県最南端に位置する館山市の北条交差点から、太平洋に面した外房地域の市町村を結んで海岸線沿いに北上し、東総地域の茂原市や東金市を経由して県庁所在地である千葉市中央区の広小路交差点に至る延長約133 kmの一般国道の路線で、主な通過地は、南房総市和田町、鴨川市勝浦市夷隅郡御宿町いすみ市長生郡一宮町、茂原市、大網白里市、東金市である。実延長区間となる単独の路線区間は、起点・館山市から東金市の台方十字路までであり、東金市の台方十字路から千葉市の終点までの区間は、国道126号と重用する。経路は、東日本旅客鉄道 (JR) 外房線とほぼ並行するルートをとり、房総半島の太平洋岸を走る区間は、千葉県道路愛称名で「外房黒潮ライン」ともよばれる。房総半島の都市は、県都千葉市とは丘陵地によって阻まれた地域で、国道128号は千葉市から県内の外房地域の市町村どうしを結ぶ唯一の幹線道路でもある。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史

  • 1953年昭和28年)5月18日
    二級国道128号館山茂原千葉線(館山市 - 茂原市 - 千葉市)として指定施行[4]
  • 1965年(昭和40年)4月1日
    道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道128号として指定施行[5]

路線状況

バイパス

  • 鴨川バイパス(鴨川市)
  • 天津バイパス(鴨川市)
  • 興津バイパス(勝浦市)
  • 茂原バイパス(茂原市)
  • 本納バイパス(茂原市)
  • 大網バイパス(茂原市 - 大網白里市)
計画路線

通称

重複区間

  • 国道297号(起点 - 勝浦市・墨名交差点)
  • 国道465号いすみ市・大原交差点 - 茂原市・茂原市茂原交差点)
  • 国道409号(茂原市・茂原交差点 - 東金市・小野交差点)
  • 国道126号(東金市・台方交差点 - 終点)

(注)「茂原市茂原交差点」と「茂原交差点」は別の場所にある(後者は茂原バイパス上にある)。

道路施設

道の駅

橋梁・トンネル

  • 房州大橋(外房、鴨川市)
  • 嶺岡トンネル(鴨川市)※鴨川バイパス
  • 池の谷トンネル(鴨川市)※天津バイパス
  • 内浦トンネル(鴨川市 - 勝浦市)
  • 境川トンネル(勝浦市)
  • 御宿橋(清水川、御宿町)
  • 塩田橋(塩田川、いすみ市

地理

通過する自治体

交差する道路

脚注

注釈

  1. 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. 2006年3月20日に6町1村が合併して南房総市発足。
  3. 2005年12月5日に3町が合併していすみ市発足。
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 2015年4月1日現在
  5. 5.0 5.1 道路統計年報2015で記載される重用延長は0.0 kmであり、政令で定められている国道126号との重複区間の延長は反映されていない。

出典

  1. 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. . 2012閲覧.
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2016. 国土交通省道路局. p. 7. . 2017閲覧.
  3. 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. . 2012閲覧.
  4. ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
  5. 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)
  6. 道路愛称名”. 千葉県 (2010年12月16日). . 2013閲覧.
  7. 外房黒潮ライン (PDF)”. 千葉県. . 2013閲覧.

関連項目

外部リンク

テンプレート:国道128号 テンプレート:千葉県道路愛称名