「エステル記補遺」の版間の差分
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ヘブライ聖書 または 旧約聖書 |
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詳細は聖書正典を参照 |
ユダヤ教、プロテスタント、カトリック教会、東方教会 |
ユダヤ教とプロテスタントが除外 |
東方正教会が含む |
ロシア正教会とエチオピア正教会が含む |
エチオピア正教会が含む |
ペシッタ訳聖書が含む |
表・話・[ 編]・[ 歴] |
『エステル記補遺』(エステルきほい)は、旧約外典の1つ。聖公会のでは1冊の外典として扱われる。
概要
元来、ギリシャ語訳『エステル記』においてヘブライ語に付加されていた数カ所の部分を指す。それをヒエロニムスがラテン語に訳す際に付加部分を巻末に移した。さらに13世紀の初頭にカンタベリー大主教が正典と付加部分を一続きの章節として編纂したため、11章2節以下が聖公会の外典に相当する。
また、七十人訳聖書にある追加部分は正典の七十人訳と明らかに矛盾する点が見受けられるため、訳出時に加筆したものではないといえる。
関連項目
- フラウィウス・ヨセフス - 『ユダヤ古代誌』はこの文書が用いられている
- エステル (聖書)