雅歌
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ヘブライ聖書 または 旧約聖書 |
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詳細は聖書正典を参照 |
ユダヤ教、プロテスタント、カトリック教会、東方教会 |
ユダヤ教とプロテスタントが除外 |
東方正教会が含む |
ロシア正教会とエチオピア正教会が含む |
エチオピア正教会が含む |
ペシッタ訳聖書が含む |
表・話・[ 編]・[ 歴] |
『雅歌』[1](がか、ヘブライ語: שיר השירים Šīr-hašŠīrīm シール・ハッ=シーリーム、独: Hohes Lied、英: Song of Songs あるいは the Song of Solomon)はヘブライ聖書の中の一編。
男女の恋の歌であり、ユダヤ教では「諸書」のうちに入る。キリスト教では伝統的に預言書の前に置かれる。恋愛と男女の賛美を歌い上げる詩であるため、扱いをめぐって古くから議論が絶えなかったが、さまざまな経緯を経て正典におさめられた。キリスト教の置換神学においては比喩的に解釈して「キリストと教会の関係」を歌う歌であるという解釈がされてきた。ある意味、異色の作品である。
1:1に「ソロモンの雅歌」として、ソロモン王の作であるとされる。
内容は花嫁と花婿の詩、娘たちの合唱などが組み合わされている。