長岡技術科学大学
長岡技術科学大学 | |
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大学設置/創立 | 1976年 |
学校種別 | 国立 |
設置者 | 国立大学法人長岡技術科学大学 |
本部所在地 | 新潟県長岡市上富岡町1603-1 |
学部 | 工学部 |
研究科 |
工学研究科 技術経営研究科 |
ウェブサイト | 長岡技術科学大学公式サイト |
長岡技術科学大学(ながおかぎじゅつかがくだいがく、英語: Nagaoka University of Technology)
新潟県長岡市上富岡町1603-1に本部を置く日本の国立大学。
1976年に設置。大学の略称は技大(ぎだい)、技科大(ぎかだい)。
Contents
概要
1976年開学。日本に2校ある技術科学大学のうちの一つ(もう1校は豊橋技術科学大学)。 高等専門学校からの三年次編入生が8割以上を占めるという特色を持つ。また、一年次入学者は第一学年一学期中は共通のカリキュラムを履修し、二学期開始時に各課程に配属されるというシステムをとっている。なお一年次入学者のおよそ半数が工業高校や農業高校といった専門高校からの推薦入学である。
実験・実習を重視し「実務訓練」として学部第4学年に約5ヶ月間、企業等の現場において実習させる体制を執るなど、実践的技術の開発を主眼とする教育研究を目指している。この実務訓練では、国内企業にとどまらず海外の企業及び大学にも積極的に学生を派遣している。
また、国内の多くの大学で採用している二期制(前期、後期)ではなく三期制(一学期、二学期、三学期)を採用している。ただし、長岡という国内有数の豪雪地帯という立地もあって三学期は補充用の講義が開講されるのみであり、特に研究活動を行わない学部生にとっては、二学期が終了して翌年の一学期までの3ヶ月間は実質長期の冬休みと見なされている。
大学のモットーとして、VOS[1]をキーワードにしている。VはVitality[活力]、OはOriginality[独創力]、SはServices[世のための奉仕]を表している。
研究・教育
- 21世紀COEプログラム (COE)
- ハイブリッド超機能材料創成と国際拠点形成
- グリーンエネルギー革命による環境再生
- 特色ある大学教育支援プログラム (特色GP)
- 実務訓練(長期実践型実習)と教育効果
- 現代的教育ニーズ取組支援プログラム (現代GP)
- 安全社会を創成する先進技術教育プログラム−eSAFE−
立地、アクセス
長岡市西部郊外、国営越後丘陵公園にほど近い丘陵地に立地しており、敷地面積は大学の規模のわりに広大であると言われている。最寄り駅はJR信越線来迎寺駅であるが、徒歩30分以上である上にバスなどの連絡手段も乏しいため、実質的にはJR長岡駅が利用されることの方が多い。また、最寄りのバス停は越後交通 技大前バス停もしくは別路線の富岡バス停となっている。ただし両路線とも20時以降のバスの発着が無く、また冬場は悪天候によるダイヤの乱れも顕著なため、大学近郊以外からの通学には自動車が用いられることが多い。
沿革
- 1974年 昭和49年度予算で技術科学大学院(仮称)の長岡市設置が決定された。
- 1976年 国立学校設置法の一部を改正する法律(昭和51年法律第26号)の施行により新設公布。同年10月1日に長岡技術科学大学開学。
- 1978年 第1回入学式を挙行。
- 1989年 工学部に生物機能工学課程を設置。
- 1994年 工学部に環境システム工学課程設置。
- 2000年 工学部機械システム工学課程及び創造設計工学課程を「機械創造工学課程」に改組。工学部電気・電子システム工学課程及び電子機器工学課程を「電気電子情報工学課程」に改組。工学部に「経営情報システム工学課程」設置。
- 2004年 国立大学改組に伴い、国立大学法人長岡技術科学大学を設置。
- 2006年 工学研究科「生物統合工学専攻」、専門職大学院技術経営研究科「システム安全専攻」設置。
- 2012年 工学研究科に「原子力システム安全工学専攻」設置。
- 2015年 工学研究科に「技術科学イノベーション専攻」設置。
工学部
学部は工学部のみ。
- 機械創造工学課程(JABEE認定)
- 電気電子情報工学課程
- 物質材料工学課程
- 2015年4月に材料開発工学課程から名称変更
- 環境社会基盤工学課程
- 2015年4月に、建設工学課程(JABEE認定)と環境システム工学課程(JABEE認定)を改組
- 生物機能工学課程
- 情報・経営システム工学課程
- 2015年4月に経営情報システム工学課程から名称変更
*JABEE(日本技術教育認定機構)
大学院工学研究科
修士課程
- 機械創造工学専攻
- 電気電子情報工学専攻
- 物質材料工学専攻
- 2015年4月に材料開発工学専攻から名称変更
- 環境社会基盤工学専攻
- 2015年4月に、建設工学専攻と環境システム工学専攻を改組
- 生物機能工学専攻
- 情報・経営システム工学専攻
- 2015年4月に経営情報システム工学専攻から名称変更
- 原子力システム安全工学専攻
大学院5年一貫制博士課程
- 技術科学イノベーション専攻
博士後期課程
- 情報・制御工学専攻
- 材料工学専攻
- エネルギー・環境工学専攻
- 生物統合工学専攻
専門職大学院技術経営研究科
専門職学位課程
- システム安全専攻
研究(教員)組織
以前は各系(機械系、電気系など)に教員が配置されていたが、改組により現在は次の組織に教員が所属している。[2]
- 技学研究院
- 技術経営研究院
- 産学融合トップランナー養成センター
教員は上記の各所属から、大学院の各専攻、工学部の各課程の教育を担当する。
学内共同教育研究施設等
- 教育方法開発センター
- 共通教育センター
- 語学センター
- 体育・保健センター
- 分析計測センター
- 技術開発センター
- 工作センター
- 極限エネルギー密度工学研究センター
- 国際連携センター
- eラーニング研究実践センター
- 情報処理センター
- ラジオアイソトープセンター
- 音響振動工学センター
- 理学センター
- マルチメディアシステムセンター
- テクノインキュベーションセンター
- 高性能マグネシウム工学研究センター
- アジア・グリーンテック開発センター
- 安全安心社会研究センター
- メタン高度利用技術研究センター
- 技学イノベーション推進センター
- 知的財産センター
- 産学融合トップランナー養成センター
- 技術支援センター
附属図書館
学部4年生から24時間の利用ができる。
国立高専図書館と連携し、統合図書館システムを運用している。本システムは、長岡技術科学大学がサービスセンターとなり、51の国立高専がDBサーバにアクセスするプライベートクラウド方式で稼働している。
大学関係者
歴代学長
出身者
エリア放送
信越総合通信局管内初 [3] のエリア放送地上一般放送局の免許を取得し、 長岡技術科学大学エリアワンセグTV [4] の名称、G-oneTV [5] の略称でワンセグ放送を実施している。
構内に地上一般放送局1局が設置されている [6]。
免許人 | 局名 | 呼出符号 | 物理チャンネル | 周波数 | 空中線電力 | ERP |
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国立大学法人 長岡技術科学大学 |
長岡技術科学大学エリア放送 | JOXZ4AA-AREA | 45ch | 665.142857MHz | 10mW | 760μW |
他大学との協定
脚注
- ↑ 大学案内>長岡技術科学大学とは
- ↑ 大学案内>運営組織図・組織図
- ↑ エリア放送を行う地上一般放送局への予備免許 −信越管内初 長岡技術科学大学 構内を放送区域− 信越総合通信局 報道資料 平成25年9月26日(国立国会図書館のアーカイブ:2013年10月1日収集)
- ↑ 長岡技大エリアワンセグ放送開始! (PDF) 大学からのお知らせ 2013年11月14日
- ↑ G-oneTV web
- ↑ エリア放送を行う地上一般放送局の免許状況(詳細) 信越総合通信局
Wiki関係他プロジェクトリンク
関連項目
外部リンク
テンプレート:新潟県大学図書館協議会 テンプレート:高等教育コンソーシアムにいがた