兄弟仁義

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兄弟仁義(きょうだいじんぎ)は、1965年(昭和40年)3月10日に北島三郎が発売したシングルレコード

概要

ヤクザ渡世における兄弟分の契りをテーマにした歌曲であり大ヒットした。

歌曲

ミリオンセラーを記録し[1]、北島の代表的なレパートリーのひとつである。

日本放送協会に多数出演している北島だが、この「兄弟仁義」だけは、一度も『NHK紅白歌合戦』では披露されていない[2][3]

映画の主題歌として編まれた曲だが、作詞の星野哲郎は、自身が日本コロムビアから、新興のクラウンレコード(現:日本クラウン)へ移籍する際の、北島とのエピソードが着想となったとしている。クラウンレコード移籍を決意した星野が、公演中だった北島を訪ね別れを告げると、北島は「俺たち義兄弟じゃないか」と語り、星野と行動を共にした、という一連の動きを、渡世者になぞらえたものである、という[4]

シングル収録曲

  1. 兄弟仁義
  2. つらい恋だよ

脚注

  1. 読売新聞』1989年3月12日付東京朝刊、37頁。
  2. 合田道人 (2011年12月10日). “NHKスキャンダル紅白 迷シーンを誌上再放送(5)”. アサヒ芸能. http://www.asagei.com/excerpt/2808 . 2016閲覧. 
  3. 任侠演歌については。紅白歌合戦では避けている一方、『思い出のメロディー』など他の番組では歌われることがある。
  4. 武田鉄矢の昭和は輝いていた」(BSジャパン、2017年10月6日放送)