中川町
提供: miniwiki
中川町(なかがわちょう)は、上川地方最北部に位置する町。
明治期よりアンモナイトの化石が発掘され、「化石の里」として町おこしを行っている。
Contents
地理
上川総合振興局管内の最北部に位置する。東西を山に囲まれた地形。 町内を東から北西にかけて流れる天塩川に沿って、集落が存在する。
- 山: パンケ山 ペンケ山
- 河川: 天塩川 安平志内川
- 湖沼: 三日月沼
隣接している自治体
人口
中川町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[1]。
- 中川町 - 字神路,字板谷,字富和
沿革
- 化石が発掘される。
- 旧石器時代、縄文時代より栄える。
- 天塩川でアイヌが暮らしている。
- 1857年(安政4年) - 松浦武四郎、天塩川を遡り上川郡、中川郡を探検する。天塩日誌がある。
- 1901年(明治34年) - 中川村が増毛支庁(現留萌支庁)から上川支庁に移管
- 1908年(明治41年) - ・誉平教会(キリスト教中川教会)が設置される。
- 1916年(明治5年) - 常盤村(現音威子府村)を分村
- 1919年(大正8年) - 二級町村制、中川村
- 1964年(昭和39年) - 町制施行、中川町
- 1973年(昭和48年) - ぽんぴら温泉開湯。
- 1974年(昭和49年) - クビナガリュウの化石が発見される。
- 2000年(昭和49年) - テリジノサウルス類の化石が発見される。
行政機関
- 北海道立林業試験場道北支場
- 北海道大学中川研究林 中川作業所
経済
基幹産業は酪農、林業。
農協
- 北はるか農業協同組合(JA北はるか)中川支所
郵便局
- 中川郵便局(集配局)
- 佐久郵便局
公共機関
警察
姉妹都市・提携都市
- 姉妹都市
教育
- 道立高等学校
- なし(2013年に北海道中川商業高等学校が閉校)
- 中学校
- 中川
- 小学校
- 中央
交通
空港
道路
- 一般国道
- 都道府県道
- 道の駅
鉄道
バス
- 中川町民バス
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- ぽんぴら温泉
- 斎藤茂吉記念歌碑
- 茂吉小公園
- 中川町エコミュージアムセンター
- 中川神社祭(8月2,3,4日)
- 中川町短歌フェスティバル(9月)
- ほうねんまつり
- 丸太押し相撲大会
- なかがわ秋味祭り
斎藤茂吉の兄、守谷富太郎が町内の診療所(志分内診療所)に勤務していた。1932年に茂吉は兄を訪ねるために中川村(当時)に訪れ、滞在中にいくつかの歌57首を残した。
これを記念し、中川町では1994年からイベント「中川町短歌フェスティバル」をおこなっている。また志分内診療所跡には茂吉小公園が設置され、短歌フェスティバルの最優秀作品を掲示している。
出身著名人
脚注
- ↑ [|総務省統計局統計調査部国勢統計課] (2017-01-27) (CSV). 平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》 (Report). 総務省 . 2017閲覧..※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
外部リンク
典拠レコード: