三越伊勢丹
株式会社三越伊勢丹(みつこしいせたん、Isetan Mitsukoshi Ltd.)は、三越伊勢丹ホールディングス傘下の小売業者。百貨店の「三越」「伊勢丹」の関東圏の店舗を運営している。
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概要
株式会社三越伊勢丹ホールディングスの傘下で2008年に経営統合した株式会社三越と株式会社伊勢丹が、2011年4月に、三越を存続会社とする合併をして、株式会社三越伊勢丹が発足した。本社所在地は東京都新宿区新宿3丁目の伊勢丹本店内。
札幌、仙台、新潟、静岡、名古屋、広島、高松、松山、福岡の9都市、ならびに関西地区(京都と大阪)の各店舗は、地域ごとに三越伊勢丹グループの別会社が運営している。
沿革
- 2008年4月1日 - 株式会社三越と株式会社伊勢丹が共同株式移転を行い、共同の持株会社・株式会社三越伊勢丹ホールディングスを設立して、経営統合。
- 2011年4月1日 - 株式会社三越が株式会社伊勢丹を吸収合併し、同時に「株式会社三越伊勢丹」に商号変更。
店舗
三越
- 日本橋本店 ※三越劇場含む。
- 銀座店
三越専門館事業部
- 恵比寿店
- 新宿アルタ
- サンシャインシティ・アルタ
- 新潟アルタ
- ラシック(名古屋)
伊勢丹
小型店
2011年、百貨店業界は需要が伸びず、大型店舗の出店する候補地も少なくなった現状を受け、三越伊勢丹ホールディングスは、変化するライフスタイルに対応した新しいコンセプトの小型店で新たな顧客接点の拡大と充実を試みることにした[1]。ターゲットとなる客層は3種類で、従来あまり百貨店に来店していない若い女性、男性ビジネスマン。そして、都心から遠のいた高齢化層。これらに対して、百貨店らしいラグジュアリーさとコンビニエンスなサービスを行うというのが柱になっている。これまでギフトを中心にした従来型店舗のリニューアルもしていく。基本的に旧三越店は「三越エレガンス」あるいは「○○三越」を、旧伊勢丹店では「伊勢丹ミラー」を、子会社の岩田屋三越(岩田屋ブランド)では「岩田屋サロン」の名称を使用していたが統合・新コンセプト導入後は「エムアイプラザ(MI PLAZA)」の名称を使用している。岩田屋三越が新規に展開する福岡県内の店舗では「エムアイプラザ岩田屋(MI PLAZA IWATAYA)」の名称を名乗っている。
出店地~各務原、登米佐沼、釧路昭和、羽生、福岡、木更津、ひたちなか、川越、藤枝
エムアイプラザ(MI PLAZA)
- エムアイプラザ厚木 - 2014年4月26日開店。三越厚木がアミューあつぎ内に移転し、MD変更。
- エムアイプラザ羽生 - 2014年10月6日開店。三越羽生のMD変更。
- エムアイプラザ川越 - 2015年3月13日開店。三越川越がウニクス川越に移転開業。
- エムアイプラザ旭川 - 2015年3月27日開店。イオンモール旭川駅前の開業に伴い新規出店。
- エムアイプラザ富士見 - 2015年4月10日開店。ららぽーと富士見の開業に伴い新規出店。
- エムアイプラザレイクタウン - 2015年4月24日開店。イオンレイクタウン内に所在。
- エムアイプラザ釧路 - 2014年10月3日開店。イオンモール釧路昭和に出店。
イセタン ミラー
ラグジュアリーコスメ編集ショップ。コンセプトは「欲しいときに・好きなように・欲しいモノだけかえる」店。20-30代の女性をターゲットに、駅ビル、ファッションビルに出店。従来、百貨店でしか買えなかった国内外のラグジュアリーコスメ ジバンシィ、イヴ・サン=ローラン、クリニーク ラボラトリーズ、ランコム、ゲラン、エスティローダー、グローバルSHISEIDO等約20ブランドを自主編集で販売。ショップ・スタッフはメーカー・ブランドを越えた商品知識と技術を習得させている[2]。
- ルミネ新宿2(1号店、2012年3月6日開店)
- ルミネ大宮店(2号店、2012年9月10日開店)
- セレオ八王子(北館)店(3号店、2013年1月26日開店)
- ルミネ北千住店・ルミネ横浜店(2013年3月12日開店)
- 吉祥寺パルコ店(2013年4月6日開店)
イセタン羽田ストア
羽田空港内店舗。2013年4月20日開店。 男性ビジネスマンをメインターゲットとし、ステーショナリー、雑貨、ギフト等の販売だけではなく、バー、カフェ、ゲストルームなどの居心地のよい空間を提供している。
クイーンズ伊勢丹
三越伊勢丹経営統合後、凍結されていた新規出店を再開。郊外への展開を進める。デパ地下で好評の食料品や生活雑貨、リビング用品などの品揃えを充実させていく。三越伊勢丹フードサービスが展開・運営。