モケウニ沼

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モケウニ沼
所在地 北海道宗谷総合振興局
面積 0.49 km2
周囲長 3.4 km
最大水深 4 m
平均水深 3.0 m
貯水量 0.0147 km3
水面の標高 5 m
成因 海跡湖
淡水・汽水 淡水湖
湖沼型 腐植栄養湖
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モケウニ沼(モケウニぬま)は北海道宗谷管内猿払村にあるである。北緯45度12分、東経142度01分。浅茅野湿原と呼ばれる地域にあり、北オホーツク道立自然公園に含まれる。

名称はアイヌ語で枯れ木のある沼の意。北オホーツクの海岸に近く、夏、朝霧に包まれることもある。

地理

自然

ファイル:Lake Mokeuni Aerial photograph.1977.jpg
モケウニ沼周辺の空中写真。
1977年撮影の2枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

夏は冷涼、冬は積雪のある北オホーツク、日本の重要湿地500のひとつ猿払原野内に位置する。猿払川の下流域。

沼南部は総面積375haのモケウニ沼湿原となっている。湿地保護のため木道、探勝歩道が設置されている。ヨシなどが主体の低層湿原で、ツルコケモモミズゴケワタスゲイソツツジなどの群落がみられる。周囲にはアカエゾマツハンノキなどの林が広がる。

この湖の東にある広大な一直線の幹線道路は旭化成の宣伝で使用されたことがある。

北にはエサヌカ原生花園があり、エゾスカシユリエゾカンゾウハマナスコケモモなどが群生する。

関連項目

外部リンク