長居公園
長居公園(ながいこうえん)は、大阪府大阪市東住吉区にある都市公園(運動公園)[1] 。
公園区域のみで単独の街区「長居公園」(郵便番号 546-0034)を形成する。
概要
1928年(昭和3年)5月29日に、大阪市が住吉区東長居町[注 1]の一帯66.12haを「臨南寺公園」(りんなんじこうえん)として造営計画を決定[2]。ちなみに「臨南寺」は東長居町に存在した曹洞宗の寺院で、現在も園内の一角に寺院が存在する[3]。1934年(昭和9年)に「長居公園」に改称後、1944年(昭和19年)4月1日に開園した[2]。
太平洋戦争後の1948年(昭和23年)には園内に市営競馬場として「大阪競馬場」が開場、1950年には市営競輪場として「大阪中央競輪場」が開場した。しかし大阪競馬場は開場から11年後の1959年に閉場、大阪中央競輪場もその3年後の1962年に閉場した。
その後長居公園は本格的な運動公園としての整備を開始。競輪場跡に長居陸上競技場が完成したのを皮切りに、複数のスポーツ施設・文化施設が整備され、1993年(平成5年)の長居第2陸上競技場の完成をもって整備完了となった。
2009年から公園内の施設全体の指定管理者制度が導入され、2009年度から2015年度までは(財)大阪市スポーツ・みどり振興協会、美津濃(株)、三菱電機ビルテクノサービス(株)で構成される「長居公園スポーツ・みどり振興グループ」[4]が、2016年度からは(一財)セレッソ大阪スポーツクラブ、(一財)大阪スポーツみどり財団、(株)NTTファシリティーズ、関西ユニベール(株)、シンコースポーツ(株)、モリタスポーツ・サービス(株)、タイムズ24(株)で構成される「長居公園スポーツの森プロジェクトグループ」[5]が管理運営を行っている[6]。
園内施設
- 大阪市立長居植物園
- 長居陸上競技場(ヤンマースタジアム長居)
- 花と緑と自然の情報センター
- 長居第2陸上競技場(ヤンマーフィールド長居)
- 長居球技場(キンチョウスタジアム)
- 長居相撲場
- 長居庭球場
- 長居陸上競技場トレーニングセンター
- 大阪市長居障害者スポーツセンター
- 大阪市立自然史博物館
- 長居運動場
- 郷土の森
- 長居プール(屋内・屋外)※屋外は夏季のみ営業
- 大阪市立長居ユースホステル(陸上競技場内)
駐車場・駐輪場
- 長居公園地下駐車場
- 長居公園中央駐車場(大型バス・身体障害者専用 12月29日〜1月3日は休業)
- 長居公園南駐車場(土・日・祝とサッカー開催日のみ営業)
- 長居公園北西駐車場(※閉鎖)
- 大阪市長居駅地下自転車駐車場
- 大阪市立駐輪場長居駅東有料自転車駐車場
- (大阪市長居自転車保管所)
アクセス
公共交通機関
車
脚注
注記
出典
- ↑ 都市公園一覧(本文) (PDF) ,p61 - 大阪市建設局公園緑化部
- ↑ 2.0 2.1 2.2 引用エラー: 無効な
<ref>
タグです。 「history
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ “臨南寺へのアクセス”. . 2016閲覧.
- ↑ 長居公園及び長居陸上競技場ほか7施設の指定管理予定者選定委員会の選定結果について (PDF) - 大阪市建設局公園緑化部 2014年5月16日
- ↑ 長居公園、長居陸上競技場及び長居公園地下駐車場ほか6施設の指定管理予定者の選定結果について (PDF) - 大阪市建設局公園緑化部 2015年9月28日
- ↑ “大阪・長居公園、4月から「セレッソ大阪」が指定管理…街全体を活気づける新名所に”. 産経新聞. (2016年3月31日) . 2016閲覧.
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 “アクセス”. 公式サイト. . 2016閲覧.