西興部村
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西興部村(にしおこっぺむら)はオホーツク総合振興局管内の北部に位置する村である。
村名の由来は、母町である興部町の西に位置することから。積極的な地域情報化政策を行ったことで知られている。 イメージキャラクターにセトウシくんがいる。
Contents
地理
興部町の西部、内陸部に位置する。
- 山:ウエンシリ岳(1142m)
- 川:興部川、藻興部川
歴史
- 縄文時代より栄える。
- 江戸時代は松前藩領(ソウヤ場所、モンベツ場所)である。
- 1925年(大正14年)1月1日 紋別郡興部村(現・興部町)から分村、二級町村制。
- 1990年(平成2年) 鹿牧場の開設。
- 1997年(平成9年) 森の美術館「木夢」の開設。
経済
基幹産業は酪農。農業に就労する者の数は人口の1割もいないが、近年は1戸あたりの規模が大きい農家の割合が高くなっている。人口に占める高齢者の割合が非常に高いため就労者は人口の半数ほど。ギターのボディを製造する工場や特別養護老人ホーム、知的障害者福祉施設があるためそれらに就労する者の割合が高い。
農協
- オホーツクはまなす農業協同組合(JAオホーツクはまなす)西興部支所
金融機関
- 北見信用金庫西興部支店
郵便局
- 西興部郵便局(集配局)
- 上興部郵便局
公共機関
警察
姉妹都市・提携都市
姉妹都市・提携都市ではないが、毎年アラスカ・ジュノー市へ中学生が訪問し交流を行っている(実施されない年もある)。また、ジュノーから現地の市民の1家族を英語指導助手として期限付きで招聘していたこともある。
地域
人口
西興部村(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
- 中学校
- 西興部
- 小学校
- 上興部、西興部
交通
交通アクセス
空港
鉄道
なし。かつてはJR北海道・名寄本線が通っていたが、1989年に廃止されている。上興部駅、西興部駅、六興駅、中興部駅があった。
現在最寄りの鉄道駅はJR北海道・宗谷本線の名寄駅(名寄市)。
バス
道路
- 一般国道
- 国道239号 天北峠
- 都道府県道
- 北海道道137号遠軽雄武線(一部未開通) 札久留峠 瀬戸牛峠
- 北海道道334号中藻興部興部線
- 道の駅
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
観光
- 行者の滝
- 赤岩の滝
- 黒岩の滝
- 氷のトンネル・・・真夏でも雪の残るトンネル。ただし2001年に崩落事故が発生したため、現在は見学できない。2005年6月、1日のみ限定で見学可能な日が設定されるようになる。
- ウエンシリ岳
- 鹿牧場
- 森の美術館「木夢」
- マルチメディア館「IT夢」
- 西興部村森林公園
祭事
- むら興しまつり(9月下旬)
- 行者の滝祭り(毎年7月19日)
その他
出身の有名人
関連項目
外部リンク
典拠レコード: