興部町
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興部町(おこっぺちょう)は、北海道オホーツク総合振興局管内の北部に位置する町。
Contents
概要
アイヌ語の「オウコッペ[1]」〔川尻・互いにくっつく・もの(川)〕に字を当てたものが町名の由来であるとされる[2]。町の西部を流れる興部川と藻興部川が、かつては合流して海に注いでいたことからとされる[2]。
地理
オホーツク海沿岸に位置する。
- 山: 鬱岳(818m)
- 川: 興部川、藻興部川、瑠橡川、沙留川
歴史
- 松前藩の漁場となる。
- 1899年(明治32年) - 興部神社の創設。
- 1915年(大正4年) - 紋別郡瑠橡村(るろち)、沙留村(さるる)、興部村が合併、二級町村制、紋別郡興部村
- 1925年(大正14年) - 紋別郡西興部村が分村
- 1951年(昭和26年) - 町制施行、興部町
経済
基幹産業は酪農(「おこっぺ牛乳」など)、林業、漁業。ホタテ、サケ、マス、毛蟹などが獲れる。
立地企業
- 雪印メグミルク株式会社(旧・雪印乳業株式会社)興部工場
- ノースプレインファーム株式会社
- 有限会社冨田ファーム
農協・漁協
- 北オホーツク農業協同組合(JA北オホーツク)本所
- 沙留漁業協同組合
金融機関
- 北見信用金庫興部支店
郵便局
- 興部郵便局(集配局)
- 沙留郵便局
公共機関
警察
姉妹都市・提携都市
地域
人口
興部町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
- 道立高等学校
- 中学校
- 興部
- 小学校
- 興部、沙留
交通
空港
鉄道・バス
かつては興浜南線、名寄本線が通っていたが、興浜南線は1985年(昭和60年)7月15日に、名寄本線は1989年(平成元年)5月1日に廃止されている。町内には班渓駅、宇津駅、北興駅、興部駅、旭ヶ丘駅、豊野駅、沙留駅、富丘駅が設置されていた。
北紋バスが紋別方面と雄武方面、名士バスが西興部・名寄方面への鉄道廃止代行路線を運行するほか、町中心部から豊畑・朝日方面へは町営バスが運行される。
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
文化財
- 興部豊野竪穴住居跡 - 道指定史跡
- 米田御殿 - 興部町指定歴史的遺産
観光
- 興部公園
- 沙留岬
祭事
その他
ご当地ソングとして『Oh!コッペ節』(唄:殿さまキングス)が存在する。一時『会員制ラジオ番組 うまいっしょクラブ』(STVラジオ)のジングルとして使用されていた。
出身の有名人
- THE LOCAL ART
- 稲垣学
- 横内武将
- 佐々木義照
- 石塚代志美 - 実業家、ワールドウッティ社長
脚注
外部リンク
典拠レコード: