研音グループ
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研音グループ(けんおんグループ)は、芸能事務所「研音」を中心とした計5社から成り立つ日本の企業グループである。日本音楽事業者協会(音事協)に加盟している。
Contents
概要
- 1974年(昭和49年)、浅野ゆう子が日本レコード大賞新人賞を受賞。
- 1980年代以降、1981年(昭和56年)堀江淳「メモリーグラス」・増田恵子(ピンクレディ)「すずめ」のヒット、中森明菜が1985年(昭和60年)「ミ・アモーレ」/1986年(昭和61年)「DESIRE」で日本レコード大賞を2年連続受賞、同じく1986年(昭和61年)石井明美「CHA-CHA-CHA」(同年日本レコード大賞新人賞)のヒット等で、音楽を中心としたマネジメント会社としての基盤を固める。
- 1980年代後半から俳優部門が急拡大。浅野ゆう子、唐沢寿明、山口智子、反町隆史、竹野内豊らトレンディドラマの主役級タレントを次々に輩出。
- 音楽部門でも、平井堅やthe brilliant greenがヒット。2006年には絢香がブレイク。新人ながらアルバムセールス150万枚超を記録した。
- キー局のテレビドラマのブッキングに強く、各民放局のゴールデンタイムのドラマにおいて主演クラスの占有率が高い。2010年代では、研音所属の俳優又は女優がキー局連続ドラマの主役に誰もキャスティングされなかったのは、わずか1クール(2012年1月期)のみである。(2014年1月期時点)
- エイベックス等と親交が深い[1]。
- 研音グループでは芸能活動をする人物は、歌手だけでなく俳優も「アーティスト」と呼び、歌手のみを指す場合は「ミュージシャン」と呼ぶ。
- 2007年(平成19年)、未来のスター育成を目的とした小中学生対象のセクション「けんおん。」を設立した。
- 他の芸能事務所で売れたタレントを引き抜く事も多い。天海・菅野・榮倉などは転籍組である。
- 唐沢寿明の呼びかけで2001年(平成13年)から研音タレントの私物を出品しチャリティーオークションを行っている。落札金額全額を骨髄バンクへ寄付している[2]。
恋愛や結婚には他の事務所に比べて寛大であり、同じ研音に所属しているタレント同士の結婚も多く、結婚後も研音に所属している。しかし例外もあり、水嶋ヒロと絢香は結婚後にすぐに事務所から独立している。
グループ企業
- 研音 - 芸能マネージメント。
- ケン企画 - CM制作。
- エムシーキャビン音楽出版 - 音楽出版。
- フォーティワン - 旧名:ラッド・ジャパン[3][4]。グッズ販売・ネット関連。
- スリーハンドレットエンタテインメント - 芸能マネージメント。
かつてのグループ企業
- オフィストーク[4](離脱) - 芸能マネージメント。福井貴一らが所属。傘下当時は下條アトム、増田恵子らも所属。
- ナイスウェーブ[3][4](消滅) - 芸能マネージメント。傘下当時は奥田美和子、黒川智花、沢村一樹、竹野内豊、速水もこみちらが所属。
- ピンナップスアーティスト[3][4](離脱) - 芸能マネージメント。surface、ストレイテナー、平井堅らが所属。
- レッドロック[3][4](消滅) - 原盤制作。
略歴
- 1973年(昭和48年) - 競艇専門紙で知られる研究出版株式会社の音楽事業部として設立。
- 1974年(昭和49年)1月 - エムシーキャビン音楽出版を設立。
- 1979年(昭和54年)10月 - 株式会社研音として法人化[注 1]。
- 1981年(昭和56年)7月 - ケン企画を設立。
- 1983年(昭和58年) - ナイスウェーブを設立。
- 1992年(平成4年)3月 - ラッド・ジャパンを設立。
- 1997年(平成9年)9月 - レッドロックを設立。
- 1999年(平成11年)6月
- 2002年(平成14年) - 研音がナイスウェーブを吸収合併。
- 2008年(平成20年)4月 - 研音がレッドロックを吸収合併。
- 2009年(平成21年) - ピンナップスアーティストがグループを離脱。
- 2012年(平成24年)4月 - ラッド・ジャパンがフォーティーワンに社名変更。
- 2014年(平成26年)4月 - スリーハンドレットエンタテインメントを設立。
主な所属タレント・アーティスト
所属タレントの並びは公式サイトに準拠。
女優
俳優
ミュージシャン
研音所属
スリーハンドレットエンタテインメント所属
- BLUE ENCOUNT(S(Ki/oon Music所属))
- LONGMAN(VION所属)
- 番匠谷紗衣
業務提携
- コブクロ(ミノスケオフィスコブクロ)(W)
映画監督
脚本家
声優アーティスト
ケン企画
過去に所属していたタレント・アーティスト
女性
男性
ミュージシャン
脚注
- 注釈
- 出典
- ↑ “主要取引先”. 研音グループ. . 2013閲覧.
- ↑ “馬場俊英、骨髄バンク協力チャリティでファンに感謝”. ORICON STYLE (オリコン). (2010年9月28日). オリジナルの2011年7月23日時点によるアーカイブ。 . 2013閲覧.
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 “グループ沿革”. 研音グループ. . 2013閲覧.
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 “profile.html”. 研音グループ. 2002年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2013閲覧.
- ↑ “主要取引先”. 研音グループ. . 2013閲覧.
- ↑ “会社概要”. 研究出版. . 2013閲覧.
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト (携帯)
- 研音オフィシャルチャンネル - 公式YouTubeチャンネル