北酒場
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『北酒場』(きたさかば)は、1982年3月21日に発売された細川たかしの18枚目のシングル。
解説
- 演歌というよりは軽快な歌謡曲・J-POP風の楽曲で、1982年のオリコン年間ヒットチャートにおいて第5位にランクインした大ヒットシングル。当時、細川がレギュラー出演していたテレビ朝日系列バラエティ『欽ちゃんのどこまでやるの!?』の番組内で度々歌われたことや覚えやすいメロディも手伝い、幅広い年齢層に浸透した。最終的には同年大晦日に『第24回日本レコード大賞』を受賞、同日放送の『第33回NHK紅白歌合戦』でも披露され、1982年を代表する流行歌のひとつとなった。
- 細川は翌年、「北酒場」の次のシングルとして「矢切の渡し」を発売し(1983年2月21日[1])、その曲で再び第25回日本レコード大賞を受賞した。これにより、レコ大史上初の2年連続受賞歌手となった。2015年現在、連続受賞を経験したアーティストは中森明菜・安室奈美恵・浜崎あゆみ・EXILE・AKB48・三代目J Soul Brothersがいるが、男性ソロ歌手では細川が唯一である。
- 当時の人気番組、TBS系音楽番組『ザ・ベストテン』では6月3日放送分で初登場し、通算11週ランクイン(10週連続)。同番組では年間ランキング1位を獲得した。また、かつて賞レース番組であったフジテレビ系『FNS歌謡祭』の第11回放送で最優秀視聴者賞を受賞したほか、『全日本有線放送大賞』[2]の第15回放送と、TBS系列で放送される『日本有線大賞』の第15回放送でそれぞれグランプリを受賞した。
- 2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』では、本楽曲で先行トップバッターを務めている。この年は、NHKが「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」という企画で紅白歌合戦で聴きたい曲をリクエスト集計したが、本楽曲は白組対象の上位100位にランクインしていない[3]。
収録曲
カバー
関連作品
関連項目
- 山崎まさよし - 2006年夏に行われたイベント「Augusta Camp 2006」で、本楽曲をカヴァーした。
- だんだん - 2008年度下期のNHK連続テレビ小説。劇中で使用された。
- 福山雅治 - 2011年度「魂のリクエスト」で本楽曲をカヴァーした。
- レイザーラモンRG - こぶしたかし名義で本楽曲の替え歌(あるあるネタ)を披露。
脚注