山辺町
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山辺町(やまのべまち)は、山形県の南東部にある人口約1万5千人の町。
Contents
地理
町域の北東部は山形盆地の南西にあたる平地であり、役場や駅施設など中心市街地がある。また、須川を境に県庁所在地の山形市に隣接する。中部から南部は、大小の沼が点在する山間部であり、南端の白鷹山周辺には県民の森やキャンプ場などの施設がある。
行政
歴史
- 1889年(明治22年) - 山辺村、大寺村、中村、作谷沢村、相模村が誕生する。
- 1896年(明治29年) - 山辺村が山辺町になる。
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 山辺町、大寺村、中村、作谷沢村、相模村が合併し、山辺町となる。
- 1994年(平成6年)2月16日 - 東村山郡中山町と境界変更。
- 1997年(平成9年)8月20日 - 山形市と境界変更。
産業
- ニット産業
郵便局
- 山辺郵便局(集配局)
- 相模郵便局
- 作谷沢郵便局
- 大蕨簡易郵便局
金融機関
友好都市
地域
東部の平地部には鉄道や国道が走り、町役場や町の主要施設が集中する。
中部には町役場中支所や中公民館があり、山辺町中心部とは主要地方道(山形朝日線)で結ばれる。西南部には町役場作谷沢支所や作谷沢公民館があり、山辺町中心部とは主要地方道(山形山辺線)で結ばれる。
また、地区名としては、中地区(中支所)と作谷沢地区(作谷沢支所)の他に、平地部には、大寺地区、相模地区、近江地区などがある。特に近江地区では、山形市と隣接しているため、ニュータウンの開発が進んでいる。
人口
山辺町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
- 高等学校
- 中学校
- 小学校
- 社会教育
- 江戸時代の豪商の蔵を利用した資料館で、町の歴史資料、繊維、染物、織物関係資料が収蔵展示されている。
交通
鉄道路線
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
バス路線
- 山交バス
- 山辺町営バス(やまのべコミュニティバス)
町内をくまなく走るが特色として、畑谷農村婦人停留所から北垣停留所までの間の区間は、比較的交通量が少ないため、フリーストップ区間として停留所によらず乗り降りが可能となっている。運賃は一律100円。
道路
空港
- 最寄り空港は山形空港(東根)
観光ほか
- 山野辺城址
- 1600年の慶長出羽合戦(長谷堂合戦)の戦場のひとつで、六十里越街道を進軍する上杉軍によって落城している。1601年、山野辺義忠が1万9千石で入城し、四重の濠を持つ山野辺城と城下町を再建するが、1622年の最上氏改易とともに廃棄された。
- 山野辺城跡におかれた白河藩の陣屋。御殿の玄関が移築され現存する。
- 大蕨は、山辺町の中部(中地区)にある。
出身有名人
- 安達峰一郎 - 常設国際司法裁判所所長
- 飛塚雅俊 - 柔道選手
- 三上ちさ子 - ミュージシャン(Fra-foa)
- 峯田和伸 - ミュージシャン(GOING STEADY、銀杏BOYZ)
- 相澤嘉久治 - 放送作家
- 後藤紀一 - 小説家、芥川賞受賞
関連項目
外部リンク
典拠レコード: