大宮ソニックシティ
大宮ソニックシティ OMIYA SONIC CITY | |
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施設情報 | |
所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 |
座標 |
北緯35度54分19.9秒 東経139度37分10.5秒 |
状態 | 完成 |
着工 | 1986年(昭和61年)1月 |
竣工 | 1988年(昭和63年)3月 |
開業 | 1988年(昭和63年)4月 |
用途 | 事務所・店舗・ホテル・ホール |
地上高 | |
高さ | 136.85m |
最上階 | 31階 |
各種諸元 | |
階数 | 地上31階、地下4階 塔屋1階 |
敷地面積 | 17,484 m² |
建築面積 | 12,110 m² (建蔽率69%) |
延床面積 |
131,256 m² (容積率751%) ※ソニックシティビル89,763m2 |
構造形式 | 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造) |
エレベーター数 | 16基(東芝製6基、日立・三菱製4基、オーチス製2基) |
駐車台数 | 150台 |
関連企業 | |
設計 | 日建設計 |
施工 | フジタ工業 |
デベロッパー | 埼玉県・日本生命保険 |
管理運営 |
大宮ソニックシティ株式会社 財団法人埼玉県産業文化センター |
大宮ソニックシティ(おおみやソニックシティ)は、埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目にある再開発地区である。通称はソニックシティ。
概要
大宮駅西口徒歩3分の場所にあり、埼玉県、さいたま市、日本生命保険が所有する。再開発事業の一環として大宮商工会館跡に[1]、埼玉県・大宮市などにより1986年(昭和61年)に着工され、1988年(昭和63年)6月に完成した。ソニックシティビル(31階建て)と大ホール(4階建て)、パレスホテル(13階建て)の3つの部分に分かれている。埼玉県、さいたま市が所有する部分は、財団法人埼玉県産業文化センターが管理し、日本生命所有部分は大宮ソニックシティ株式会社が管理している。コンサート等の各種イベント会場、事務所、店舗、ホテルなどとして運営されている。なお、「SONIC」の名称はそれぞれ「埼玉」(Saitama)「大宮市」(Omiya)「日本生命」(Nihon-seimei)「産業」もしくは「国際」(Industry/International)、「文化」もしくは「コンベンション」(Culture/Convention)の頭文字を意味している。
毎年の2月の第2日曜日、8月の第1日曜日、元日は法定点検のため、全館休館日となる。
ソニックシティビル
- 地上31階(塔屋1階)地下4階
竣工当時は、埼玉県内で初めて30階を超えた建築物であり、高さ100m以上の高層建築物であったことから話題になった。現在埼玉県の最高層は川口市の超高層マンションエルザタワー55の185.8m(地上55階)、オフィスビルではさいたま新都心の明治安田生命さいたま新都心ビルの168.3m(地上35階)となっている。
エレベーターは、低層用(地下1階 - 14階)と駐車場用(地下3階 - 2階)が東芝製、中層用(2階・14階 - 23階)が日立製、高層用(2階・14階・23階 - 31階)が三菱製であるが、13階は機械室があるため通過する。14階食堂と23階に乗り継ぎ階があるが、エレベーターのアナウンス・チャイムは、駐車場用を除き全て高層用に統一している。
主なテナント
- 低層部
- 埼玉県物産観光館「そぴあ」(地下1階)
- 埼玉県パスポートセンター(2階)
- 店舗(タリーズコーヒー・ファミリーマート・J's旅道具・ニッセイ・ライフプラザ大宮・岡三証券大宮支店など、2-4階)
- 埼玉大学大宮ソニックシティカレッジ(サテライトキャンパス 5階)
- パレスセントラルフィットネスクラブ(6階)
- 埼玉県産業文化センター(ソニックシティホール・公共テナント区画の運営者 5階)
- 埼玉県警察再交付・国外運転免許センター(4階)
- 埼玉県商工会連合会(5・7階)
- さいたま商工会議所大宮支所(8階)
- 埼玉県信用保証協会(11階)
- 機械室(地下4階、13階)
- 駐車場(地下3階-地下2階)
- 展示場(地下1階)
- 貸会議室(4-9階)
- さいたま市大宮ソニック市民ホール(4階)[2]
- 中高層部
- リクルートさいたま支社(15階)
- マイナビ北関東支社(29階)
- スルガ銀行東京支店大宮出張所(当ビル内唯一の銀行空中店舗 17階)
- 天空のジパング(シダックス運営のカフェテリア 14階)
- 大宮シティクリニック(診療所 30階)
- 三井ホーム埼玉支店(31階)
- 撤退したテナント
- Switch! Station 大宮SONIC - ビル開業当初から2009年(平成21年)まで、30階と31階で東京電力(東電ピーアールが運営)による入館料無料のPR施設「TEPCO SONIC(テプコ・ソニック)」が営業していた。
- 子供向けのミニゲームや発電関連の資料の展示など電力館の姉妹館的な展示施設群と、IHクッキングヒーターを使用したクッキングスタジオなどで構成されていた。
- 窓際のフリースペースにはコイン式望遠鏡が置かれており、展望目的のみで利用することもできた。
- TEPCO SONIC閉館後、科学館的な部分を廃して31階部分にオール電化住居のモックアップを複数展示したショールーム「Switch! Station 大宮SONIC」に転換する形で再オープンした。
- しかし、2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災後は臨時休館とされ、その後の東京電力福島第一原子力発電所事故による事業整理によって、同社のPR館と東電ピーアールごと会社清算されることになったため、再開されること無く、2011年(平成23年)5月30日付けで閉館となった。なお跡地の30階部分は、2011年5月に人間ドック・一般内科を扱う「大宮シティクリニック」が14階から移転。31階の「ベイサージュ」は、Switch! Station閉館後も継続営業されていたが、2011年11月末で閉店となった。
パレスホテル大宮
テンプレート:Hotel ソニックシティビルに連接した地上13階建地下3階てのビルに、パレスホテルグループのパレスホテル大宮が所在する。運営は株式会社パレスエンタープライズ。部屋数は204室で、6つのレストラン・バー、19の宴会場、屋内温水プール、サウナなどの施設を有する。
ソニックシティホール
- 正式名称:埼玉県産業文化センターホール[3]
- 設置者:埼玉県
- 指定管理者:財団法人埼玉県産業文化センター
- 大ホール:客席数:2,505席うち車椅子10席(2層)
- 小ホール:客席数:496席うち車椅子4席
- 国際会議室
鐘塚公園
屋外に公開空地として鐘塚公園がある。また、地上階からビルの地下1階まで花壇を兼ね備えた大階段があり、イベント会場として使われることもある。
関連項目
脚注
出典
- ↑ 大宮商工会館は1961年に完成。ホールも有する地上7階建てのビルだったが、ソニック建設のため1985年に築24年で解体された。また西側にあった桜木小学校も現在の場所に移転している。
- ↑ さいたま市大宮ソニック市民ホール条例
- ↑ 埼玉県産業文化センター条例
外部リンク