真昼岳

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真昼岳(まひるだけ)とは、秋田県仙北郡美郷町岩手県和賀郡西和賀町との県境にあるである。真昼山とも。真昼山地の主峰で、標高は1059mである[1][2]

概要

秋田県側の周囲は真木真昼県立自然公園に指定。なお、県境をまたぐ真昼岳林道(峰越連絡林道)が付近を通るが、未舗装かつ大変狭い。

古くから信仰の対象として真昼山大権現社(三輪神社)が設けられ、中世には周辺の小野寺氏本堂氏氏神ともなっていた。 山名は伝説の坂上田村麻呂が東征の折、昼頃に山頂についたからとされている。

登山口は秋田側に赤倉口と善知鳥口、岩手側に沢内口がある。また、峰越(みねこし)林道の秋田、岩手県境からの登山が最も容易に登ることができる。 峰越林道からは、北ノ又岳(きたのまただけ)と音動岳(おんどうだけ)を通り、約1時間半程度で山頂に到着する。写真右の山が音動岳である。

登山道や山頂からは、北に雄大な和賀山塊を見ることができる。美しい景色を見ることができるのがこの山の特徴である。ただ、山頂部分は笹が多く紅葉は期待できない。山腹の紅葉や新緑との対比は美しい。

参考文献

  • 日本歴史地名大系(オンライン版) 小学館 (『日本歴史地名大系』 平凡社、1979年-2002年 を基にしたデータベース)

脚注

  1. “標高値を改定する山岳一覧 資料2”. 国土地理院. http://www.gsi.go.jp/common/000091073.pdf . 2014閲覧. 
  2. GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は1,060m。