フランス通信社
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(AFPBBから転送)
フランス通信社(フランスつうしんしゃ、L’Agence France-Presse、略称:AFP)は、フランスの通信社。国内最大にして世界最古の報道機関。現在、AP通信、ロイターに次いで世界第3位の規模を持つ。日本語では「AFP通信」とも呼ばれる。
組織
言語
ニュースは、以下の言語で配信。
沿革
- 1835年 - シャルル=ルイ・アヴァス (Charles-Louis Havas) により、アヴァス通信(Agence Havas. フランス第2位、世界第6位の規模を持つ広告代理店アヴァス・グループの前身)として設立。
- 1852年 - シャルルの跡を継いだ息子が、当時の従業員ポール・ジュリアス・ロイターとベルンハルト・ヴォルフがそれぞれイギリスとドイツで開業した通信社と、欧州域内で地域別分業提携を行う。なお、ロイターが興したのはロイター(のちのトムソン・ロイター)、ヴォルフが興したのはヴォルフ電報局(1930年代にナチス・ドイツの国営通信社「ドイツ情報局」に吸収され消滅)。
- 1940年 - ドイツ軍のパリ占領に伴い、レジスタンス活動の通信業務を「フランス情報局 (l'Agence française d'information)」及びその後「情報文書局 (l'Agence d'information et de documentation)」と改称。広告代理業のみアヴァス社として営業。
- 1944年8月 - AFP通信としてパリ解放後初のニュースを配信。その後国有企業として運営される。
- 1957年 - フランス国会がAFP通信の独立経営を決定。以降、政府からの収入が激減。
- 1971年 - 人工衛星によるニュース配信を開始。
- 1973年 - コンピュータによる記事編集作業を開始。
- 1982年 - 4地域体制を確立。
- 2006年2月 - モビーダ・エンターテインメント、クリエイティヴ・リンク社と共同で日本語版ニュース配信サイト「AFPBB News」、ブログサイト「Actiblog」を開設[1][2]。運営はクリエイティヴ・リンクにより行われている[3]。
- 2008年 - フランス政府はAFP通信の株式一部売却を実施。
- 2012年6月 - インターネット・アプリ「e-diplomacy Hub」[4]を開設。
脚注
- ↑ “AFP、MOVIDA ENTERTAINMENT、クリエイティヴ・リンク、共同でニュースコミュニティサイト「AFP BB News」を開始”. AFPBB News (2006年2月4日). . 2010年1月28日閲覧.
- ↑ 「ニュースコミュニティサイト「AFP BB News」が開設 〜ニュース写真の配信やブログとの連動」RBB TODAY/livedoorニュース、2006年2月3日。
- ↑ 「AFPBB News 運営会社」AFPBB News, 2010年2月9日閲覧。
- ↑ http://ediplomacy.afp.com/#!/map
関連項目
- 通信社の歴史
- AFP World Academic Archive
- 時事通信社(日本との特約契約を結んでいる)
外部リンク
- AFP
- (英語)
- AFPBB News(日本語)
- AFPBB News - 公式YouTubeチャンネル
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