秋ノ宮温泉郷

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秋の宮温泉郷(あきのみやおんせんきょう)は、秋田県湯沢市(旧国出羽国明治以降は羽後国)にある温泉郷

泉質

など、50以上の源泉が存在し各旅館や宿により異なる。

温泉郷

  • 国道108号沿いを中心に10軒の宿が存在する。秋の宮山荘、稲住温泉、宝寿温泉、おなじみ荘、新五郎湯、保養センター太郎兵衛、松の湯温泉、鷹の湯温泉などから構成される。鷹の湯温泉は日本秘湯を守る会にも属している。
  • 温泉郷の中心では、5月〜11月の季節限定で朝市が行われている。
  • 旧博物館傍の川原には、『川原の湯っこ』と呼ばれる野湯が存在する。川原にはベンチが整備され、またスコップも備えられているため足湯または湯船を掘って入浴を楽しむことができる。(足拭きタオル有り・無料)足湯近くに食堂があり、無料で出前してくれる。
  • 山を挟んで南側に鳴子温泉郷が広がり、国道108号鬼首道路を通じて交通の便もよいため、車を用いた湯巡りのコースとして観光ガイドで紹介されることもある。
  • 太郎兵衛旅館の前には、無料で利用可能な自転車が置いてあり温泉郷の自然を散策できる。
  • 「十二ひとえめぐり」という宿泊者向けの企画が行われている。小野小町生誕の地でもあり「十二単」にかけているが、湯めぐりである「十二秘湯絵めぐり」、出会いめぐりである「十二人会めぐり」の2つからなっている。小町娘を模倣した巾着を購入するとできる。
  • 2006年に秋の宮山荘で行った「第1回温泉川柳コンテスト」が、翌2007年より秋の宮温泉組合で行うことになり、より応募の幅が広がった。2008年の第3回では、応募総数が47都道府県2419句におよんでいる。
  • 温泉郷とその周囲がゆざわジオパークのジオサイト「秋の宮温泉郷」に認定されている。

歴史

温泉郷内の鷹の湯温泉の発見は1200年前とされ、開湯は1702年(新五郎湯)で、秋田県内で最古の温泉。戦時中には、武者小路実篤が稲住温泉に疎開していた。

1978年3月31日国民保養温泉地に指定。また、日本紅葉の名所100選にも選ばれる。

外部リンク