発達検査
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発達検査(はったつけんさ)とは、主に乳幼児や小学生の発達の度合いを調べ、養育に役立てるための検査である。知能検査、性格検査などとともに、心理検査の一種である。
具体例
検査名 | 著者 | 出版社 | 所要時間 | 適用年齢 |
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遠城寺式乳幼児分析的発達検査法 | 遠城寺宗徳 | 15分 | 4歳8か月まで | |
乳幼児精神発達診断法(津守式) | 津守真 | 20分 | 7歳まで | |
新版K式発達検査 | 京都市児童福祉センター | 京都国際社会福祉センター | 30分 | 成人まで |
Kは京都の頭文字。子供にとって、遊ぶような感覚でテストできる。 | ||||
日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R)[1] | 15~20分 | 6歳まで | ||
精研式CLAC-II(一般用) | 40~50分 | 2歳~12歳まで | ||
自閉症児の特徴をつかみ、療育に役立てる。健常児はダイヤグラムが円状に整っているが、自閉症児はギザギザの星型になる。 | ||||
精研式CLAC-III(行動療法用) | 60分以下 | 3歳~12歳まで | ||
フロスティッグ視知覚発達検査 | 30~40分 | 4歳~7歳11か月まで 脳卒中などの成人にも使用可 | ||
KIDS(キッズ)乳幼児発達スケール | 10~15分程度 | 0歳1か月~6歳11か月の乳幼児 | ||
運動、操作、理解言語、表出言語、概念、対子ども社会性、対成人社会性、しつけ、食事 | ||||
Marie(まりゑ)乳児発達診断検査 | 佐藤誠・中村博志・松田浩平ほか | 千葉テストセンター | 10~15分程度 | 新生児~1歳の乳児 |
刺激、運動、身辺自律、認知、言語、社会性の6領域から発達段階を診断的にスクリーニングして乳児の療育に役立て乳児の発達を促す | ||||
ウズギリス・ハント発達尺度 | 40~60分 | 2歳まで | ||
絵画語彙発達検査(PVT) | 個別15分、集団20分 | 3歳0か月~10歳11か月 | ||
「語いの理解力」の発達を測定する |
脚注
- ↑ デンバーII においては、旧デンバーにあったノームの誤りは訂正されたとの報告を新版の著者からの説明を受けました。
関連項目
参考文献
- 心理テスト法入門第4版 ISBN 4821063603
- 障害児理解の方法 ISBN 4761485086
- やや古い。