脳卒中
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脳卒中(のうそっちゅう)とは、脳内の出血や血管障害を原因とする発作。
日本では1951年から約30年間、日本人の死亡原因の一位を占めた[1]。
脳卒中は救急疾患である[2]。脳血管障害と言い換えられることもあるが、厳密には「脳血管障害」の方が指す範囲が広く、検査で初めて発見される程度の場合も含む[1]。
種類
脳卒中には様々な種類があり[1]血管の詰まりによる脳梗塞、血管の破れによる脳出血などがある。両者は現象としては異なるが、結果として脳細胞が損傷される点では共通し[1]、半身麻痺、言語障害、意識障害などが生じることがある[1]。重度の場合は発作により突然倒れるが、それ以前にろれつがまわらなくなるなどの初期症状が見られる場合がある[4]。脳動脈瘤が破れるクモ膜下出血も脳卒中に含まれる[5]。
語源
「卒中」の語源は「卒然として中(あた)る」から[6]。「中風」と呼ばれたのは風が原因だと考えられたため[7]。
後遺症
脳卒中はしばしば重篤な後遺症を残す[8]。
出典
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 19 脳卒中にもいろいろあります | 脳 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス
- ↑ 脳卒中 | 病気について | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス
- ↑ 佐々木直亮 脳卒中の自然史 東北地方における脳卒中・高血圧の疫学的研究から 脳卒中 3 巻 (1981) 2 号
- ↑ 2 脳卒中が起こったら | 脳 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス
- ↑ 事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン 参考資料脳卒中に関する留意事項 厚生労働省
- ↑ 脳卒中センター | 星ヶ丘医療センター | 地域医療機能推進機構
- ↑ 脳卒中の基礎知識と予防のコツ|今月のトピックス|日本心臓財団 今月のトピックス > 2017年 山本信孝(金沢脳神経外科病院 副院長)
- ↑ 脳卒中 | 病気について | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス