海口市
中華人民共和国 海南省 海口市 | |
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別称:椰城
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海南省中の海口市の位置 | |
中心座標 東経110度20分30秒北緯20.04278度 東経110.34167度 | |
簡体字 | 海口 |
繁体字 | 海口 |
拼音 | Hăikŏu |
カタカナ転写 | ハイコウ |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 海南 |
行政級別 | 地級市 |
面積 | |
総面積 | 2,304 km² |
人口 | |
総人口(2010) | 204.61 万人 |
人口密度 | 914.7 人/km² |
経済 | |
一人あたりGDP | 23,920元 |
電話番号 | 898 |
郵便番号 | 570003 |
ナンバープレート | 瓊A |
行政区画代碼 | 460100 |
公式ウェブサイト: http://www.haikou.gov.cn/ |
海口市(かいこうし、中国語:海口市、拼音:Hǎikǒu、英語:Haikou)は中華人民共和国海南省の省都。海南省人民政府の所在地でもある。
Contents
歴史
海南島が中原の影響下に入ったのは前漢の時代である。前110年、武帝は郡を広西より派遣し海南島の瓊北烈楼港(現在の海口鎮海)に上陸し、儋耳及び珠崖郡を設置したのが始まりである。
宋代の1071年(熙寧4年)に海口浦が設置され、海口の地名が誕生した。宋代には政争に敗れた蘇軾が昌化郡(現在の儋州一帯)に左遷された際に海口の金粟庵(現在の五公祠)に投宿し、また罪を赦されて都に戻る際にも投宿し『洞酌亭並引』を残している。また元により都である臨安が陥落した際、趙昺を擁立した勢力が海口で交戦し、元軍に敗れている。
元代になると海口には瓊州郡民按撫舶司が設置され、海南島における貿易活動の監督に当たっていた。漢代より海南島は広西の帰属であったが、明代の1370年より広東の帰属と改編されている。
清末の1858年(咸豊8年)、清朝と英仏政府との間で天津条約が締結されると、瓊州は開港地に指定され、両国(後に独奥西白丹も)の領事館が設立されることとなり、欧米への門戸が開かれることとなり、1873年には日本海口領事館も開設されている(領事は香港領事による兼任)。
中華民国成立後の1926年、それまで瓊山県に属していた海口を独立させ海口市が成立、広東省の直轄とし、1949年には海南特別行政区を設置し広東省から独立させている。1950年に人民解放軍の海南島上陸作戦によって中華人民共和国の統治下に入った後は1956年地級市に昇格、1988年の海南省成立にともない省都となった。2002年行政区画が再編され瓊山市を併合した。
行政区画
海口地級市は4市轄区を管轄する。
海口市の地図 |
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年表
瓊崖専区
- 1949年10月1日 - 中華人民共和国広東省瓊崖専区が成立。海口市・瓊山県・文昌県・定安県・万寧県・澄邁県・臨高県・儋県・陵水県・保亭県・崖県・楽東県・昌江県・瓊東県・楽会県・白沙県・感恩県が発足。(1市16県)
- 1950年1月12日 - 瓊崖専区が行政区に移行し、海南行政区となる。
海南行政区
- 1950年5月 - 海口市が地級市の海口市に昇格。(16県)
- 1950年6月 (16県)
- 1952年11月 (13県)
- 楽東県・白沙県・保亭県が海南行政区海南リー族ミャオ族自治区に編入。
- 昌感県の一部が海南行政区海南リー族ミャオ族自治区楽東県・白沙県の各一部と合併し、海南行政区海南リー族ミャオ族自治区東方県となる。
- 新民県・楽会県・万寧県の各一部が海南行政区海南リー族ミャオ族自治区保亭県・白沙県の各一部と合併し、海南行政区海南リー族ミャオ族自治区瓊中県となる。
- 新民県が屯昌県に改称。
- 1953年7月1日 - 陵水県・崖県が海南行政区海南リー族ミャオ族自治区に編入。(11県)
- 1956年1月4日 - 海口市を編入。海口市が県級市に降格。(1市11県)
- 1957年5月10日 - 儋県・臨高県・屯昌県の各一部が合併し、那大県が発足。(1市12県)
- 1959年3月22日 (1市5県)
- 瓊山県が海口市に編入。
- 瓊東県・万寧県・楽会県が合併し、瓊海県が発足。
- 定安県・屯昌県が合併し、定昌県が発足。
- 臨高県が澄邁県に編入。
- 那大県が儋県に編入。
- 昌感県が海南行政区海南リー族ミャオ族自治州東方県に編入。
- 1960年9月30日 (1市7県)
- 1961年10月5日 (1市9県)
- 1975年11月22日 - 海口市が地級市の海口市に昇格。(9県)
- 1981年10月23日 - 海南行政区海南リー族ミャオ族自治州崖県の一部が分立し、西沙群島・南沙群島・中沙群島弁事処が発足。(9県1弁事処)
- 1983年12月22日 - 海口市を編入。海口市が県級市に降格。(1市9県1弁事処)
- 1986年5月31日 - 海口市が地級市の海口市に昇格。(9県1弁事処)
- 1987年11月20日 - 海南行政区海南リー族ミャオ族自治州通什市・保亭県・東方県・瓊中県・楽東県・昌江県・白沙県・陵水県を編入。(1市9県7自治県1弁事処)
- 瓊中県が自治県に移行し、瓊中リー族ミャオ族自治県となる。
- 保亭県が自治県に移行し、保亭リー族ミャオ族自治県となる。
- 白沙県が自治県に移行し、白沙リー族自治県となる。
- 陵水県が自治県に移行し、陵水リー族自治県となる。
- 昌江県が自治県に移行し、昌江リー族自治県となる。
- 楽東県が自治県に移行し、楽東リー族自治県となる。
- 東方県が自治県に移行し、東方リー族自治県となる。
- 1988年4月13日 - 通什市・瓊山県・瓊海県・文昌県・万寧県・屯昌県・定安県・澄邁県・臨高県・儋県・保亭リー族ミャオ族自治県・瓊中リー族ミャオ族自治県・白沙リー族自治県・陵水リー族自治県・昌江リー族自治県・楽東リー族自治県・東方リー族自治県・西沙群島南沙群島中沙群島弁事処が海南省に編入。
広東省海口市(第1次)
- 1950年5月 - 海南行政区海口市が地級市の海口市に昇格。(1市)
- 1956年1月4日 - 海口市が海南行政区に編入。
広東省海口市(第2次)
- 1975年11月22日 - 海南行政区海口市が地級市の海口市に昇格。(1市)
- 1983年12月22日 - 海口市が海南行政区に編入。
広東省海口市(第3次)
海南省海口市
- 1990年11月15日 (3区)
- 1993年12月 - 澄邁県の一部が秀英区に編入。(3区)
- 2002年10月16日 (4区)
地理
気候
熱帯モンスーン気候で年中温暖である。
海口 (1971-2000)の平均気温 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 19.5(67) | 19.9(68) | 22.9(73) | 26.7(80) | 29.6(85) | 31.9(89) | 32.1(90) | 31.1(88) | 27.9(82) | 26.7(80) | 23.1(74) | 19.8(68) | 26.3(79) |
平均最低気温 °C (°F) | 13.4(56) | 14.4(58) | 17.0(63) | 19.4(67) | 21.8(71) | 23.5(74) | 23.9(75) | 23.7(75) | 21.5(71) | 20.9(70) | 17.2(63) | 15.1(59) | 19.3(67)
Error: |
観光
交通
航空
鉄道
- 海口軌道交通 (計画中)
道路
- 高速道路
- 国道
姉妹都市
友好提携都市 | 締結時期 |
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ダーウィン | 1990.09.05 |
パース | 1992.02.03 |
サン=ナゼール | 1992.06.27 |
オクラホマシティ | 1992.11.20 |
ザンジバル | 1997.10.30 |
グディニャ | 2006.04.24 |
セーシェルの旗 ヴィクトリア | 2007.07.25 |
脚注
外部リンク
- 海口市人民政府公式サイト
- 海口観光ガイド(日本語)