栃木県立博物館
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栃木県立博物館(とちぎけんりつはくぶつかん)は、栃木県立の総合博物館である。栃木県宇都宮市の栃木県中央公園内に立地している。
概要
栃木県の自然と文化に関する資料の収集保存、調査研究、展示により県民文化の向上や発展に寄与することおよび、郷土に対する知識と理解を深めることを目的に、1982年10月に開館した。
沿革
- 1976年6月 栃木県進長期総合計画を策定し県立博物館の建設を計画する
- 1978年3月 博物館展示基本設計及び展示基本シナリオを策定
- 1979年
- 3月 栃木県を代表とする建築物のため建築設計は指名設計競技方式(コンペ)を実施
- 10月 審査の結果、建築設計は株式会社日本設計事務所に決定
- 1980年1月 建物着工
- 1981年7月 展示工事に着手
- 1982年
- 3月 建築工事完了
- 4月 栃木県立博物館設置
- 10月 栃木県立博物館開館
公式マスコット
博物館の公式マスコットキャラクターとして、土偶をモチーフに「みーたん」[1]を誕生させた。
特別企画展では、企画に関する衣装を着用させエントランスに展示されることもある。
館内
- 1階エントランス
- 受付、売店(ミュージアムショップ)、企画展によっては撮影スポットが設置される。
- 1階から2階へスロープ展示
- 日光地方の動植物および昆虫を一部ジオラマを用いて常設展示。
- 展示室1
- 主に地質時代から現在までの栃木県の歴史紹介を常設展示。
- 展示室2
- 企画展示室・テーマ展示室・自然系常設展示室で構成される。
- レストラン
- 2階北側に位置し、館内から直接入店のほか、館外からも直接入店できる。企画展に合わせたメニューを用意することもある。
- 研修室、講堂
- 1階北側に設置し、研修室は定員50名、講堂は定員200名。
- 収蔵庫
- 1階と地階に設置。
施設利用
- 開館時間 : 9:30〜17:00 (入館は16:30まで)
- 休館日 : 月曜日(祝日・休日を除く)、祝日・振替休日の翌日(日曜日・土曜日を除く)、年末年始、臨時休館日(毎年6月下旬~7月上旬)。
- 入館料(括弧内は20名以上の団体割引)
- 一般 : 250円(200円)
- 高校生・大学生: 120円(100円)
- 中学生以下: 無料
- 特別企画展開催時には、別途特別料金が必要になり、休館日も変更される。
- ショップ利用、エントランスホールの展示観賞のみの場合は入館料はかからない。
M割制度
栃木県内のM割参加施設[2]の6ヶ月以内の有料入館券(半券)を持参した場合、M割制度適用され、本館では個人入館でも団体割引料金が適用される。
友の会
本館を拠点にして「栃木県の自然と文化・歴史」の知識を深めるために友の会が設立されており、講演会、見学会、観察会、講座の開催の他、ミュージアムショップ(売店)の運営なども行っている。
脚注
- ↑ みーたん栃木県 とちぎのキャラクター
- ↑ ミュージアム割引制度栃木県
出典
- 「中央公園・博物館概要」 (1984.9.1栃木県公園事務所・栃木県立博物館発行 ISBN 4-924622-25-7)
外部リンク
典拠レコード: