妙観講
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妙観講(みょうかんこう)は、日蓮正宗総本山大石寺境内の塔中にある理境坊所属の講中(信徒組織)であり、理境坊住職を指導教師とし、東京都杉並区に本部を置いている。
理境坊には理境坊法華講と妙観講の二つの講中が存在しているが、日蓮正宗の規定により基本的には居住地域ではなく折伏系統(入信に際しての紹介者との縁)によって所属寺院・坊が定められる。
妙観講は昭和52年12月に法道院所属の法華講員209名が理境坊に所属を移したことに始まり、昭和55年には第67世法主日顕の認可を受け、妙観講として独立した講組織となった。日蓮正宗から異流義として破門された顕正会・正信会・創価学会を辞めて入講した講員も多く、各地の理境坊出張所(松戸・佐久・名古屋・京都・富士宮)及び拠点(伊勢・大阪・新潟・志木・越谷・和歌山・九州)を中心に活動している。
近年ではネパール・インド方面への布教が進み、当該地に10ヶ所の理境坊事務所を開設し、日本人幹部も駐留して、活発な活動を展開している。
平成29年5月には、大石寺客殿前広場において、日蓮正宗第68世日如のもと多数の僧侶の臨席を得て、講員総数10万名を達成した記念総会を開催した。
所属寺院
指導教師
- 理境坊住職・小川只道(大石寺執事・理事)
本部
- 東京都杉並区西荻北5-4-3
講頭
- 大草一男(法華講大講頭)
講員数
- 公称100,000名