大沢清輝
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大沢 清輝(おおさわ きよてる、1917年3月27日 - 2005年12月21日)は、日本の天文学者。萩原雄祐の門下生で[1]、日本における観測天体物理学の開拓者の1人である[2]。東京府(現・東京都)出身。
略歴
- 1939年:東京帝国大学理学部天文学科卒業、東大附属東京天文台に入る。
- 1951年:理学博士号を取得する。
- 1953年:渡米しシカゴ大学ヤーキス天文台及びカリフォルニア大学リック天文台の客員研究員となる。
- 1956年:帰国し東京天文台教授に就任[2]。
- 1959年:再び渡米しプリンストン高等研究所において恒星のモデル大気の理論を習得する。のち帰国。
- 1973年:東京天文台長に就任[2]。
- 1977年:東大を定年退官し[2]、千葉大学教養部教授となる。
- 1982年:千葉大を定年退官。紫綬褒章を受章[2]。
- 1988年:勲二等瑞宝章を受章[2]。
著書
単著
- 『日食・微粒子日食』(恒星社厚生閣 天文學叢書2 1948年)
- 『天文台と観測器械・天体分光器(恒星社厚生閣 新天文学講座11 新版 1964年)
- 『天体の物理観測・天体光電測光』(恒星社厚生閣 新天文学講座14 新版 1964年)
- 『恒星の世界・星のスペクトルと大気』(恒星社厚生閣 新天文学講座6 新版 1965年)
- 『天文学文献抄 第7冊』(東京天文台編 1973年)
- 『天文学』(東京教学社 1974年、1981年新版発行)
- 『星の色』(地人書館 地人選書 1984年)
- 『宇宙と星の基礎知識・星にはどんな種類がありますか』(講談社 1989年)
共著
解説
- 『パロマ天体写真集』(地人書館 1977年)
脚注・出典
典拠レコード: