南山手

提供: miniwiki
移動先:案内検索
ファイル:Former the archbishop hall of the Roman Catholic Archdiocese of Nagasaki01s3.jpg
南山手の景観を構成するうえでの重要な建造物である[1]大浦天主堂(左)と旧長崎大司教館(右)、旧羅典神学校(中央奥)

南山手(みなみやまて)は、長崎県長崎市の町名(郵便番号850-0931[2])、および地域の名称。

後者は近隣の松が枝町、小曽根町の一部を含む形で長崎市南山手伝統的建造物群保存地区として国指定の重要伝統的建造物群保存地区、長崎市指定の東山手・南山手地区景観形成重点地区・南山手ゾーンに選定されている[3]

概要

1858年(安政5年)、江戸幕府アメリカオランダロシアイギリスフランスとの間で通商条約(安政五カ国条約)が締結され、翌年長崎港函館横浜と共に開港場となった[3][4]。 南山手は、条約締結直後より外国居留地として造成が始められ[5]、主に住宅地として利用されていた[6]

地区の北側は大浦天主堂羅典神学校といった宗教施設が、南側は幕末から明治時代にかけて建てられた洋風住宅が残されている[7]。 前述のとおり、1991年(平成3年)4月30日に重要伝統的建造物群保存地区として選定された[3]

主な施設・建造物・名所

出典

参考文献

  • 『長崎居留地・大いなる遺産』 長崎市教育委員会、1989年。
  • 『長崎市の文化財』 長崎市教育委員会編集・発行、2009年、第10版。

外部リンク


座標: 東経129度52分8.86秒北緯32.7350889度 東経129.8691278度32.7350889; 129.8691278


テンプレート:重要伝統的建造物群保存地区