伊藤万理華

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テンプレート:女性アイドル 伊藤 万理華（いとう まりか、1996年2月20日 - ）は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループ乃木坂46の元メンバーである[1]。大阪府生まれ、神奈川県出身[注 1]。身長156cm[3]。血液型O型[1]。

略歴

4歳の時、バレエを始め[4]、小学生時代はダンス部の部長を務めた[5]。小学校を卒業後、部活動はせず、バレエに専念した[6]。

中学生の頃、芸能事務所『フロスツゥー』に所属し[7]、モデルを目指し[8]、様々なオーディションを受験した[9]。高校1年生の夏[10]、それまでバレエを習いながら[8]、モデル活動をしてきたが[11]、身長が足りないことでファッションモデルになりきれず[12]、なかなか人生の目標が定まらなかったため[8]、最後の挑戦として乃木坂46の1期生オーディションを受験した[9]。

2011年8月21日、乃木坂46の1期生オーディションに合格、オーディションではaikoの「カブトムシ」を歌った[13]。合格後、学校は転校せずに普通科の高等学校を通い続けた[14]。2011年11月14日、乃木坂46公式ブログを開始した[15]。

2012年2月22日、乃木坂46の1stシングル「ぐるぐるカーテン」のカップリング曲「左胸の勇気」「会いたかったかもしれない」でCDデビューした[16]。2012年5月2日、乃木坂46の2ndシングル「おいでシャンプー」のカップリング曲「狼に口笛を」で初のセンターを務めた[17]。2012年8月22日、乃木坂46の3rdシングル「走れ!Bicycle」で初の選抜メンバーに選ばれた[18]。

2013年3月13日、乃木坂46の5thシングル「君の名は希望」の特典映像に初のソロ曲「まりっか'17」が収録された[19]。特典映像では親戚から貰ったピンク色のビーツ・エレクトロニクスのヘッドフォンが使用され[20]、乃木坂46 Official YouTube Channelにおける個人ムービーの再生回数で1位を獲得した[21]。

2014年3月、高等学校を卒業後[22]、芸術系の大学へ進学した[10]。

2015年3月12日、ファッション誌『CUTiE』で「万理華の脳内」の連載を開始した[23]。2015年6月、映画『アイズ』で初の主演を務めた[24]。2015年6月5日、グラフィックデザイン専門誌『月刊MdN』で「MARIKA MEETS CREATORS」の連載を開始した[25]。

2016年1月8日、乃木神社で成人式を迎えた[26]。

2017年9月4日、『乃木坂工事中』（テレビ愛知）の放送にて、乃木坂46の19thシングル『いつかできるから今日できる』で井上小百合とともに初めて福神を務めることが発表された[27]（選抜回数11度目での初福神は乃木坂46史上井上小百合（14度目）に続き2番目に多い）。

2017年10月2日、自身の公式ブログで、年内での乃木坂46からの卒業を発表した[28][29]（同年12月23日の握手会（仙台）をもって卒業予定[30]）。初の個展「伊藤万理華の脳内博覧会」開催（2017年10月5日 - 15日・東京、10月21日 - 12月3日・京都、11月17日 - 12月3日・福岡）[31]を機としての決意だとしている。

2017年12月23日、この日仙台で行われた個別握手会をもって乃木坂46を卒業。

2018年1月31日、乃木坂46公式ブログが閉鎖された[32]。2018年2月20日、自身の誕生日に1st写真集『エトランゼ』を発売[33][34]。2018年3月23日から25日にかけて配信された「NOGIZAKA46 6th Anniversary 乃木坂46時間TV」に出演し、乃木坂46卒業後、初めてメンバーとの共演を果たした[35]。

人物

愛称は、まりっか[1]、まりか[36]、まりちゃ、ベビたん[37]。キャッチ・フレーズは「乃木坂46のベビーフェイス担当、伊藤万理華」である[38]。伊藤万理華の「万理華」は万（花満開）、理（賢く）、華（華やかで美しく）という意味を込め[39]、祖父から名づけられた[40]。兄がいる[38]。父親はグラフィックデザイナー、母親はファッションデザイナー[41]。

嗜好

好きな食べ物は梅、茄子、ビーフジャーキー、ミョウガ[37]。好きなつまみはチャンジャをクリームチーズにのせたやつ[42]。将来の目標は女優[37]、ファッション関連の仕事[43]、個展[44]。憧れの人物は宮崎あおい[45]、ikumi、菊池亜希子[46]。爬虫類が好き[47]。

よく聴く音楽はクラシック、ジャズ[注 2]、ロック[38]。よく聴くアーティストは空想委員会[49]、相対性理論[50]、東京事変、APOGEE[注 3]、ASIAN KUNG-FU GENERATION、Galileo Galilei[51]。おすすめの曲はLenka「Heart Skips A Beat」、APOGEE「Star Honey」、J.A.M「産業革命」、Galileo Galilei「SIREN」、椎名林檎「カーネーション」[52]。

趣味

趣味は苔や鉱石の観察・収集[53]、ダンス、ファッションコーディネイト[7]、古着屋・雑貨屋めぐり、抹茶スイーツを食べること[注 4]、豆乳を飲むこと[37]。

苔はふんわりした苔を好み、とくにホソウリゴケやギンゴケを好む[55]。苔を好きになった理由は、自然が好きで緑色に興味を惹かれたからである[55]。

鉱石は人工的に削られた鉱石ではなく、他の石が付着しているような原石のままの鉱石を好み、鉱石のなかに小宇宙をみている[46]。

ファッションコーディネイトは菊池亜希子、デザイナーのeriを参考にしている[41]。小学生の頃から母のお下がりを着て育ち[56]、中学生の頃から『装苑』を読み始めた[46]。カーキや紫のような渋く、くすんだ色を好む[46]。ファッションで参考にしている雑誌は装苑、花椿、Rookie、マッシュ[39]。

特技

特技は絵を描くこと[7]、クラシックバレエ[注 5]、ダンス、書道[注 6] 、変顔[37]。

絵を描くことは、子どもの頃から好きで将来の夢は漫画家[8]、バレリーナ、ファッションデザイナーだった[39]。自作の漫画もある[58]。好きな漫画は『たいようのいえ』、『となりの怪物くん』、『アオハライド』、『花と落雷』[59]。好きなアニメは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『坂道のアポロン』[60]。得意科目は体育、美術で[61]、中学生時代は美術の成績が5だった[62]。芸術ではシュルレアリスムを好む[49]。

ダンスはクラシックバレエ、ジャズダンス、ヒップホップの経験がある[45]。

乃木坂46

乃木坂46では「狼に口笛を」、「生まれたままで」、「ここにいる理由」などのカップリング曲でセンターを務めた[63]。乃木坂46では個人として全員が活躍し、グループとして集まることが理想[64]。

伊藤万理華・井上小百合・中元日芽香で「温泉トリオ (湯けむり3姉妹)」[注 7]、伊藤寧々・伊藤万理華で「伊藤ちゃんず」という非公式ユニットを結成した[67]。「伊藤ちゃんず」は結成当初「W伊藤」という名称だったが、伊藤万理華が「伊藤ちゃんず」という名称に変更した[68]。

乃木坂46で好きな振付は「バレッタ」[69]。好きなミュージック・ビデオは「シャキイズム」、「あらかじめ語られるロマンス」、「きっかけ」[70]。

作品

シングル

乃木坂46

まゆ坂46

坂道AKB

アルバム

乃木坂46

映像作品

出演

乃木坂46メンバー複数による出演については「乃木坂46の出演一覧」を参照

テレビドラマ

映画

舞台

イベント

書籍

乃木坂46の書籍については「乃木坂46#書籍」を参照

写真集

雑誌連載

  • CUTiE（2015年3月12日 - 8月11日、宝島社） - 万理華の脳内[83]。
  • 月刊MdN（2015年6月5日 - 、エムディエヌコーポレーション） - MARIKA MEETS CREATORS[84]。

小説

  • 羽ばたくシガイ（2014年4月15日 - 、IZURU KUMASAKA） - 作・熊坂出、絵・伊藤万理華[85]。
  • さらばアンサツシャ（2014年 - 、IZURU KUMASAKA） - 作・熊坂出、絵・伊藤万理華[86]。
  • 神隠しのボレロ（2014年 - 、IZURU KUMASAKA） - 作・熊坂出、絵・伊藤万理華[86]。

脚注

注釈

  1. ↑ 1996年2月20日、大阪府で生まれた後に神奈川県へ転居したため、出生は大阪府だが出身は神奈川県である[2]。
  2. ↑ ジャズは上原ひろみを好む[48]。
  3. ↑ APOGEEは兄に教えてもらった[41]。
  4. ↑ 好きなスイーツはチーズケーキ、ミルクレープ、あんみつ、抹茶味のスイーツ[54]。
  5. ↑ クラシックバレエの経験は4歳から15歳まである[39]。
  6. ↑ 書道は習字の先生である祖母に習っていた[57]。
  7. ↑ 「温泉トリオ」と表記する場合もあれば[65]、「湯けむり3姉妹」と表記する場合もある[66]。

出典

  1. ↑ 1.0 1.1 1.2 “伊藤 万理華（いとう まりか） - 乃木坂と、まなぶ 〜 乃木坂46×朝日新聞”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2013年3月11日). http://www.asahi.com/edu/nogizaka46/profile/itoumarika.html . 2013閲覧. 
  2. ↑ 伊藤万理華 (2012年3月22日). “99回目*marika”. 乃木坂46 伊藤万理華 公式ブログ. 乃木坂46運営委員会. . 2012閲覧.
  3. ↑ “伊藤 万理華”. メンバー紹介. 乃木坂46LLC. . 2017閲覧.
  4. ↑ 「伊藤万理華 ONE AND ONLY」『OVERTURE』No.002、徳間書店、2015-03-19。ISBN 978-4-19-710401-7。
  5. ↑ 伊藤万理華 (2012年3月9日). “91回目*marika”. 乃木坂46 伊藤万理華 公式ブログ. 乃木坂46運営委員会. . 2012閲覧.
  6. ↑ 伊藤万理華 (2015年7月20日). “焼き込み好み。654回目”. 乃木坂46 伊藤万理華 公式ブログ. 乃木坂46LLC. . 2015閲覧.
  7. ↑ 7.0 7.1 7.2 “伊藤万理華”. タレント・オフィス flos two. フロスツゥー. 2010年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2010閲覧.
  8. ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 伊藤万理華 (2012年8月21日). “一周年*marika”. 乃木坂46 伊藤万理華 公式ブログ. 乃木坂46運営委員会. . 2012閲覧.
  9. ↑ 9.0 9.1 「秋の乃木坂46集中講座その3-あなたなら誰を推す? 乃木坂46 1期生32人パーフェクトファイル」『EX大衆』2013年11月号、双葉社、2013-10-15、月刊版。
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  12. ↑ 篠本634 「乃木坂46物語 Another Story 「アンダーライブ前夜〜夜明け前の闇の中で〜」」『乃木坂46×週刊プレイボーイ2015』2015年10月15日号、集英社、2015-09-17、増刊号。
  13. ↑ “「乃木坂46」なりたい人集まれ〜公募開始”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2011年6月29日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20110629-797108.html . 2011閲覧. 
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  17. ↑ 乃木坂46 「狼に口笛を」『おいでシャンプー』Type-B、Sony Music Records、2012-02-22。
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  19. ↑ 「“個人PVの女王”伊藤万理華 全作品を振り返る」『EX大衆』2014年2月号、双葉社、2014-01-15、月刊版。
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  21. ↑ 「打倒AKB、やれんのか? 乃木坂の乱! vol.21-伊藤万理華 17歳のジレンマ」『BUBKA』2013年9月号、BUBKA編集部、白夜書房、2013-07-31、月刊版。
  22. ↑ “乃木坂46･伊藤万理華、小説の表紙デザイン担当! きっかけは「乃木坂の4人」”. マイナビニュース (マイナビ). (2014年4月14日). http://news.mynavi.jp/news/2014/04/14/276/ . 2014閲覧. 
  23. ↑ “まさに“乃木坂尽くし” ラブリーウイルスで 「CUTiE」を席巻”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2015年3月12日). オリジナルの2015年3月15日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150315014924/http://mdpr.jp/review/detail/1473364 . 2015閲覧. 
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  83. ↑ 「万理華の脳内」『CUTiE』2015年4月号、宝島社、2015-03-12。
    「CUTiE休刊のお知らせ」『CUTiE』2015年9月号、宝島社、2015-08-11。
  84. ↑ 「MARIKA MEETS CREATORS」『月刊MdN』2015年7月号、MdN編集部、エムディエヌコーポレーション、2015-06-05、vol.255。
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外部リンク



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