三瓶温泉
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三瓶温泉(さんべおんせん)は、島根県大田市(旧国石見国)にある温泉。
泉質
- 含塩化土類食塩泉
- 自噴泉であり、湯元旅館は加熱や加水なしで、飲用可能である。鉄分が多いため酸化した鉄の湯の花が多く、膨大な赤湯がかけ流されている。多くの旅館等は泉温が低いため加熱する必要があり、管理上鉄分等の付着物をろ過し、循環し使用している。
温泉街
三瓶山の南麓に点在する温泉地の総称である。湯元旅館の下流に共同浴場の周りに旅館などが集まっているが、規模の大きな温泉街は構成していない。他元かんぽの宿と国民宿舎2軒の旅館のほか、ペンションがある。三瓶山は高原リゾートとしても人気があるが、温泉地一帯は相変わらず昔ながらの湯治場の雰囲気を守っている。薬師湯は共同浴場。秋から冬にかけては、霧海が見られ、壮観である。
歴史
昔は志学温泉と呼ばれていた。また、昔は炭酸泉も湧出しており、ラムネを製造していたが、昭和38年の雪崩で埋没してしまった。今日の源泉はそれ以降のもので、山を少し入っていった所にある。
昭和34年5月4日 - 厚生省告示第115号により、国民保養温泉地に指定。この際に温泉名も志学温泉から三瓶温泉となった。