ランバン
「ランバン 」(LANVIN) は、フランス発のファッションブランド[1]。ジャンヌ・ランバン(1867年1月1日 - 1946年7月6日[2])によって1889年のフランス・パリで創業されたブランドで、婦人・紳士向け既製服、香水、ならびにアクセサリーなどを展開[3]。「バーバリー」などと並んで、現代服飾ブランドとしては最も歴史の長い部類に入るとされている。
2011年現在、デザインディレクターはアルベール・エルバスが務めており、さらにメンズウェアにおいてはルカ・オッセンドライバーと共同でデザインチームの指揮をとっている。
歴史
1889年にパリのフォーブル・サントノーレ22番地にジャンヌ・ランバンが開業した帽子店を起源とする。ジャンヌが娘のために作ったドレスが話題を呼び、ランバンは親子服、さらにレディースファッションのブランドへと成長した。1920年代からメンズウェアの展開も開始されている。
日本での展開
メインブランド「LANVIN」のほか、日本のアパレル企業とのライセンス契約により日本向けラインとして「LANVIN en Bleu」や「LANVIN COLLECTION」なども展開している。現在、ランバンがライセンスしているのは日本と韓国のみで、ランバンのCEOにあたるティエリ・アンドレッタは数年のうちに契約を終了し全てのライセンスビジネスをやめたいと発言しているが[4]、その一方で、イタリアの眼鏡メーカー「デリーゴ」、日本のクラウン製靴と相次いで新たにライセンス契約を締結している[5][6]。
メインブランド商品については自社の日本法人が輸入取り扱いを担当するが、香水・コスメ類はブルーベル・ジャパンがライセンスを受けて生産・販売している。また、日本向けラインはラメール、ジョイックスコーポレーション、デサントなど国内企業が取り扱っている。
出典
- ↑ 『ランバンについて - About LANVIN』 2009年1月6日 Fashionsnap.com
- ↑ 『1月1日はジャンヌ・ランバンの誕生日です』 2014年1月1日 FASHION HEADLINE
- ↑ 『ランバンとは > ランバン【LANVIN】』 2010年 講談社『世界の一流ブランドがわかる事典』 コトバンク
- ↑ "FT Business of Luxury: Licensing vs Collaboration" Financial Times 2011年7月
- ↑ 「LANVIN(ランバン)、アイウェア・ライセンス契約を締結」 Fashionsnap
- ↑ 「ランバン」ファショコン通信
外部リンク
- 『LANVIN JAPAN (@LANVIN_JAPAN)』 「ランバン・ジャパン」公式ツイッター
- 『LANVIN (@LANVINofficial)』 公式ツイッター (英語)
- 『LANVIN (@lanvinofficial)』 公式インスタグラム (英語)
- ランバン 歴代デザイナー