TNC放送会館

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TNC放送会館
TNC放送会館の位置
TNC放送会館
施設情報
所在地 福岡県福岡市早良区百道浜2-3-2
座標 北緯33度35分33.4秒
東経130度21分8.6秒
状態 完成
着工 1993年12月9日
竣工 1996年3月29日
開業 1996年4月1日
用途 放送局演奏所
オフィスビル
商業施設ほか
地上高
屋上 塔屋2階
高さ 100m
最上階 21階
各種諸元
階数 地上21階・地下2階
敷地面積 11,844,68 m²
建築面積 4,353 m²
延床面積 53,232 m²
構造形式 RC造、SRC造、S造
エレベーター数 9基(高層用4基、低層用3基、人荷用1基、リフト1基)
駐車台数 185台収容(自走式)
関連企業
設計 竹中工務店
施工 竹中工務店
所有者 TNC放送会館
テレビ西日本
管理運営 TNC放送会館

TNC放送会館(ティーエヌシーほうそうかいかん)は、福岡県福岡市早良区百道浜にある超高層ビル、ならびに同建物の管理を行う企業。

概要

シーサイドももちエリアにある超高層ビル群の一つで、福岡タワーの南に隣接している。地上21階建て・高さ100mで、すぐそばに建つ「M-TOWER」(地上20階建て・高さ100m)[注 1]と並んで福岡県で最も高いオフィスビルである[注 2]。その名の通り、主たるテナントはテレビ西日本(TNC)で、同局の放送局局舎(演奏所)となっているが、放送局施設が入居するのは4階から7階までの間で、8階から上は賃貸オフィスとなっている。

1階から3階は「パヴェリア」(Paveria = "Pave"(道を開く)・"Area"(拠点)・"Pavilion"(パビリオン)を組み合わせた造語[3])の愛称を持つ商業施設エリアとなっている。かつては低層棟(ホール棟)2階に多目的ホール「パヴェリアホール」[4]、3階にミニシアター「シネサロン・パヴェリア」[5]があり、パヴェリアホールでは格闘技イベントを中心とした各種イベントが行われていたが、どちらもオフィススペースに衣替えするために2007年3月31日をもって閉鎖となり、現在はTNC子会社の番組製作会社・ビデオステーション・キュー(VSQ)のオフィスとなっている[6]

なお、同じ街区内に隣接してRKB毎日放送の局舎(RKB放送会館、地上8階・地下1階、延床面積約25,400m2[7])もあるが、こちらは建物の大半を放送局舎として使用されており、放送局の施設規模としてはRKBよりもTNCのほうが小さい。

交通アクセス

鉄道駅の最寄りは地下鉄空港線西新駅だが、距離があるため交通アクセスとしては推奨しておらず、西鉄バスによるバスアクセスが主となる。天神地区・博多駅周辺(博多駅前・博多バスターミナル)から直通バスが多数運行されているほか、地下鉄空港線藤崎駅藤崎バス乗継ターミナル)からのバス路線もある。

バス停留所は以下の2箇所。

「福岡タワー(TNC放送会館)」バス停
  • TNC放送会館西側、パヴェリア入口前。北隣に位置する西鉄バス百道浜営業所の最寄りバス停となっており、ここが始発・終着となる路線が停車する。路線の詳細は同営業所の記事を参照。
  • 元々「福岡タワー南口(TNC放送会館)」を名乗っていたため、後述の「福岡タワー南口」バス停と紛らわしかったが、2014年10月1日に改称された。
「福岡タワー南口」バス停
  • TNC放送会館南側の福岡市道地行百道線沿いの路上。途中通過となる路線(藤崎発着便など)が停車する。

道路は福岡高速環状線 百道出入口からすぐ。


運営会社

運営会社である株式会社 TNC放送会館は、テレビ西日本と、ビルの建設を手がけた竹中工務店の合弁による不動産業で、TNC放送会館の運営とオフィススペースの賃貸業務を行っている。

現在の社長である野村美紀生はTNCの親会社である西日本新聞社出身の元TNC専務である[8]

関連項目

脚注

注記

  1. 福岡の精肉小売大手の明治屋産業の本社兼オフィスビルとして完成[1]、2010年に売却され現在はソフトバンクグループが所有[2]
  2. シーサイドももちエリア内の建築物としては、福岡タワー(高さ234m)、ヒルトン福岡シーホーク中央区地行浜、高さ143m)に次ぐ3番目の高さ。

出典

外部リンク

テンプレート:福岡県の超高層ビル