旧日本銀行広島支店
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旧日本銀行広島支店 | |
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情報 | |
旧用途 | 日本銀行営業所 |
設計者 | 長野宇平治・日銀臨時建築部 |
施工 | 清水組 |
建築主 | 日本銀行 |
管理運営 | 広島市 |
構造形式 | SRC構造(RC構造とも) |
敷地面積 | 1,554 m² |
延床面積 | 3,214 m² (容積率207%) |
階数 | 地上3階地下1階 |
竣工 | 1936年(昭和11年)8月 |
所在地 |
〒730-0036 広島市中区袋町5番21号 |
座標 | 東経132度27分24.4秒北緯34.391472度 東経132.456778度 |
文化財指定 | 広島市指定重要文化財 |
指定日 | 2000年7月25日 |
旧日本銀行広島支店(きゅうにっぽんぎんこうひろしましてん)
現存する被爆建物の一つであり、広島市指定重要文化財。遺構として一般公開されており、芸術文化活動拠点としても利用されている。施設は日銀が所有し、広島市が運営管理している。
概要
かつて水主町にあった日銀営業所を業務拡大に伴い、1936年(昭和11年)9月にこの地に移転。1992年(平成4年)3月中区基町に移転するまで使用された。
1945年広島市への原子爆弾投下で倒壊を免れた被爆建物の一つ。日銀支店ということから堅牢に造られていたため、爆心地から380mという近距離であったが被災にも耐えている[1]。広島に現存する被爆建物の中でも抜群に保存状態がよい[1]。
2000年(平成12年)7月、市指定重要文化財に指定、日銀から市へ無償貸与された。国の重要文化財に指定されれば日銀から市に無償譲与されることが決定している。2001年以降、市によってギャラリーとして暫定使用しながら、国の重要文化財指定を目指して被爆の跡を残しつつ竣工当時の姿に復元および耐震工事を進めている状況である[2]。
常時開館しており屋内を見学できる。また広島市民局文化スポーツ部文化振興課に申し込めば芸術文化活動会場としても使用できる。2016年から試験運用として、広島平和記念公園周辺の公衆無線LANポイントに英語言語仕様でアクセスするとこの建物の英語版解説が自動配信されている[3]
西側が鯉城通りで袋町停留場そばにある。東隣に頼山陽史跡資料館がある。
脚注
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」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ “英語解説を自動配信 被爆建物の旧日銀広島支店 平和公園で広島市”. 中国新聞 (2016年7月25日). . 2017閲覧.