世界の果てまでイッテQ!

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謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテQ!』(なぞときぼうけんバラエティー せかいのはてまでイッテキュー)

日本テレビ系列2007年2月4日から毎週日曜日 19:58 - 20:54(JST)に放送されているバラエティ番組紀行番組である。

新聞のラテ欄(番組表)では1行の文字数の都合により『世界の果てイッテQ!』と表記されている。略称は『イッテQ!』。

概要

2005年10月3日から2006年3月27日まで深夜に放送されていた『クイズ発見バラエティー イッテQ!』が前身。2006年に2度放送された同番組の特番の好評を受け、約1年を置いてゴールデンタイム進出となった。

「出演者が(クイズの答えを探して)ロケを敢行する」という番組の大まかな構成は変わらないが、クイズの要素を廃し、ロケのエリアを地球全土に拡大した点が最大の特徴である。番組名の「Q」はクイズ要素の名残りと言える。

司会は深夜時代に引き続き内村光良ウッチャンナンチャン)が務める。内村にとっては、2005年3月に終了した『ワールド☆レコーズ』以来1年11ヶ月ぶり、また新たにレギュラー司会に加わったオセロは、前番組の『ウタワラ[注釈 1]より続投となる。

放送が始まると、番組の視聴率は12%前後と安定。2007年5月6日にはレギュラー放送開始後初の2時間スペシャル『世界の果てまでイッテQ! 早くも地球5周目突入スペシャル』が放送され、同時間帯2位の視聴率15.7%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。以下略)。さらに同年11月25日には初めて視聴率が同時間帯トップの16.8%を記録した。平均視聴率は2009年以降は16%前後、2013年以降は19%前後に上昇するなど、同時間帯の民放トップである。現在はNHK大河ドラマを上回る視聴率を度々獲得している。現在の最高視聴率は、2010年2月21日に記録した22.6%[1]

提供クレジットは、同じスタッフ陣で構成されている『世界一受けたい授業』などと同様、カラー表示のものが使用されている(プロ野球中継、『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』以外の特番も、原則としてこのカラー表示を採用)。また、開始当初から2010年3月まではリアルタイム字幕放送を実施していたが、同年4月18日放送分から通常の字幕放送に切り替えた。文字の色は司会の内村が黄色で、その回の企画を担当する人1人目が水色、2人目が緑色で、その他は白色である。

本番組は放送開始以来、レギュラー放送の日時は一貫して変更されてない[注釈 2]。なお、特番として19時にスタートする場合は、19時の30秒前(18時59分30秒)から当日の見どころを紹介するVTRが流れる(通常編成時の『ザ!鉄腕!DASH!!』と同様)。

2012年12月30日には、19時から23時(21時42分から21時48分はミニ枠挿入のため一時中断)には、過去最長となる4時間の拡大版が放送され、初の生放送を行った。また、2013年以降の番組改編期には『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり 日テレ系人気番組No.1決定戦』と題した他番組との合同特番が放送されている。

2014年には初めてDVD化され、8月27日に発売された。2015年には人類(バラエティ番組)で初となる、「宇宙空間での番組(VTR)上映」を果たした。

2016年10月16日19:00 - 20:54には『ザ!鉄腕!DASH!!』とコラボレーションを行い、『DASH×イッテQ!はじめての交換留学2時間SP』が放送された。2018年3月25日19:00 - 20:54には第2弾となる『DASH×イッテQ!交換留学2時間SP』が放送された。


脚注

注釈

  1. 『ウタワラ』は松嶋のみコーナー出演。2人揃っての出演は2005年4月 - 6月に同枠で放送した『A』以来となる。
  2. 日本テレビ系列の日曜20時台の番組では、1998年10月の『特命リサーチ200X』以来19時58分スタートで固定されている(2018年7月現在)。

出典

外部リンク