千歳市
提供: miniwiki
千歳市(ちとせし)
北海道南西部,石狩川の支流千歳川の中流域を占める市。1958年市制。地名はかつてこの地に多く生息した野生のツルにちなむ。明治2(1869)年高知県人が入植したのが始まり。1964年道央新産業都市建設区域の一つに指定され,新設の工業団地に食品,家具,装備品製造業などの工場が進出。陸上自衛隊と航空自衛隊の基地が広域を占める。千歳川流域にはサケ,マスの人工孵化場や発電所がある。支笏湖西方の千歳金山では金,銀を採掘したが,1986年閉山。支笏湖周辺は 1949年支笏洞爺国立公園に指定され,支笏湖(水深約 360m),樽前山(1041m),恵庭岳(1320m),丸駒温泉などの観光地,スポーツ施設が多い。千歳川沿いにあるウサクマイ遺跡群,キウス周堤墓群はともに国指定史跡。1988年7月新千歳空港が開港した。JR千歳線と石勝線が分岐,国道36号線,234号線,337号線,453号線などが通り,道央自動車道の千歳インターチェンジがある。
外部リンク
行政
産業
観光