千歳線
千歳線(ちとせせん)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道路線(幹線)である。北海道(胆振管内)苫小牧市の沼ノ端駅から北海道(石狩管内)札幌市白石区の白石駅を結ぶ本線と、北海道(石狩管内)千歳市の南千歳駅から分岐して同市の新千歳空港駅に至る支線(空港線)からなる。
Contents
概要
沼ノ端駅で室蘭本線、南千歳駅で石勝線、白石駅で函館本線と接続する。
JR北海道の道内完結路線で唯一全線が電化されている路線である。札幌市から道南・道東へと至る主要幹線であると同時に、新千歳空港へのアクセス路線、札幌近郊の通勤輸送路線、札幌都市圏と道外への物流ルートとしての多彩な性格を併せ持つ。特に南千歳以北の区間は、北海道内では有数の過密ダイヤ路線である。また、本線区間では日本貨物鉄道(JR貨物)による貨物列車が運転される。
支線を含む全線が、室蘭本線の苫小牧駅 - 沼ノ端駅間と合わせてIC乗車カード「Kitaca」の利用エリアに含まれている。サッポロビール庭園駅、植苗駅では普通列車でも通過する列車が存在する。なお、美々駅は利用客の減少により2017年(平成29年)3月4日に廃止となった。
支線である南千歳駅 - 新千歳空港駅間は加算運賃区間のため、キロ数で計算した運賃に140円が加算される。
路線データ
- 管轄(事業種別)・区間(営業キロ)
- 軌間:1,067 mm(狭軌)
- 駅数:16駅(起終点駅含む)
- 電化区間:全線電化(交流20,000 V・50 Hz)
- 複線区間:沼ノ端駅 - 白石駅間
- 単線区間:南千歳駅 - 新千歳空港駅間
- 閉塞方式:自動閉塞式
- 最高速度(2014年8月30日現在)[報道 1][報道 2][報道 3][報道 4][報道 5][新聞 1]:
- 120 km/h(白石駅 - 沼ノ端駅間)
- 95 km/h(南千歳駅 - 新千歳空港駅間)
- 保安装置:ATS-DN
歴史
1926年(大正15年)8月21日、北海道鉄道の「札幌線」(さっぽろせん)として敷設された路線である[4]。連帯輸送面から見ると、札幌線は両端を国鉄室蘭本線・函館本線に制されたローカル線であったが[5]、室蘭本線が石炭輸送を重視して建設された経緯から太平洋岸から石狩炭田に近い追分・岩見沢へと伸びていた都合上、それまで存在しなかった苫小牧 - 札幌間の短絡ルートとしての機能を果たした[6][5]。札幌線開業時の沼ノ端駅 - 苗穂駅間は1日5往復で、客貨混合列車が主流だった[6]。所要時間は沼ノ端駅 - 苗穂駅間が2時間20分[6]、千歳駅 - 苗穂駅間は1時間30分だった[6]。
日胆地区の住民による運動が続けられた結果、1934年(昭和9年)10月1日から室蘭本線の苫小牧駅 - 沼ノ端駅間[6][5]、1940年(昭和15年)10月26日から函館本線の苗穂駅 - 札幌駅間にそれぞれ旅客列車が乗り入れを開始すると[6][5]、苫小牧駅 - 札幌駅間が1日4往復の直通運転となり、所要時間も苫小牧駅 - 札幌駅間が約1時間30分となった[6][5]。また、1935年(昭和10年)12月1日からは内燃気動車(ガソリンカー)501形(後の国鉄40350形)の運用を開始し、道内旅客列車無煙化の嚆矢(こうし)ともなった[5]。
太平洋戦争(大東亜戦争)中の1943年(昭和18年)8月1日、戦時輸送体制強化のため第十二航空艦隊司令部が置かれた千歳海軍航空隊基地を沿線にもつ札幌線は、戦争遂行上の兵員輸送や物資輸送のために[5]国によって戦時買収され、国鉄千歳線となった[6][1]。敗戦直後は、苫小牧駅 - 札幌駅間が1往復、苫小牧駅 - 苗穂駅間および苫小牧駅 - 千歳駅・恵庭駅間が数本のみであったが[7]、1950年(昭和25年)10月1日には、戦時中と同じ苫小牧駅 - 札幌駅間4往復体制に戻った[7]。1953年(昭和28年)12月からは全ての旅客列車・混合列車が札幌駅発着となった[7]。
戦前、札幌と函館方面を結ぶ路線としては、小樽・倶知安経由の函館本線が幹線として機能していた。これは、千歳線の路盤の軟弱さや[1]、急曲線を擁する北広島駅 - 苗穂駅間の線形の悪さが隘路となっていたためともいわれる[8]。しかし、函館本線は急勾配を擁する長万部駅 - 小樽駅間、いわゆる「山線」がネックとなっており、これに比べ平坦な室蘭本線の長万部駅 - 沼ノ端駅間とこれに接続する千歳線区間、いわゆる「海線」は、戦中・戦後を通じ輸送力増強の見地から改良を加えられてきた。
1950年代から優等列車の設定も行われ[7]、1960年代以降は30 km以上遠回りながら[注釈 1]、函館山線よりも高速運転に適する条件から、函館 - 札幌間のメインルートの地位を確立する。1961年(昭和36年)10月1日にはサンロクトオのダイヤ改正で特急「おおぞら」が運行を開始するなど[7]、輸送力増強が図られ続けた。なお、当初「おおぞら」は千歳線内は全駅通過[7]、苫小牧と札幌に停車していた。
1965年(昭和40年)9月22日の千歳駅 - 恵庭駅間を皮切りに、1969年(昭和44年)9月25日までに恵庭駅 - 北広島駅間、美々駅 - 千歳駅間、植苗駅 - 美々駅間、沼ノ端駅 - 植苗駅間で順次複線化が行われた[8]。1973年(昭和48年)9月9日には新札幌副都心開発計画に合わせて、線形が悪く輸送上のネックであった北広島駅 - 苗穂駅間の線路付け替えが行われ、全線複線化が完了[8]。1980年(昭和55年)10月1日には全線が電化(交流20,000 V・50 Hz)[8]と千歳空港駅(現在の南千歳駅)の開設[8]が行われ、札幌都市圏の重要な通勤路線や札幌市内から千歳飛行場(旧千歳空港)へのアクセスルートとして、列車の増発や所要時間短縮などの輸送力増強が進められた。
1981年(昭和56年)10月1日に石勝線が開業[8][10][新聞 2]。千歳空港駅(現・南千歳駅)で千歳線と接続し、札幌方面と新得・帯広・釧路方面を短絡するルートとなった。従来の根室本線優等列車の多くは札幌から函館本線を北上し、滝川から根室本線を南下して新得に至っていたが、それらほとんどが千歳線経由で石勝線に入って新得に向かうようになり、道東方面への幹線としての性格も併せ持つようになった。
1986年(昭和61年)11月1日に函館本線長万部駅 - 小樽駅間の山線から定期の優等列車(特急・急行)が全廃されて以降は、札幌方面と函館方面を結ぶ唯一の幹線ルートとして、特急「北斗」や寝台特急・夜行急行・高速貨物列車などが頻繁に運行され、線路の強化や高速化などが実施されている。
1987年(昭和62年)4月1日の国鉄分割民営化に伴い、当路線は北海道旅客鉄道(JR北海道)へと承継された。1992年(平成4年)7月1日には、同日に供用を開始した新千歳空港ターミナルビル[注釈 2]の地下へ乗り入れる単線の支線(空港線)が開業した[11][12][新聞 3]。
2017年(平成29年)5月15日のJR北海道の公式発表によると、輸送量増に対して新札幌駅・千歳駅の耐震基準が1970年(昭和45年)以前の適用基準であるため、また新札幌駅ではコンクリート片が落下する事象が発生しているため、2017年度から2021年度にかけて高架橋の耐震工事の実施が予定されている[報道 6]。
年表
北海道鉄道札幌線
- 1926年(大正15年)8月21日:北海道鉄道(2代)札幌線(さっぽろせん)として、沼ノ端駅 - 苗穂駅間 (62.6km[4]) が開業[13][11][14][15][16]。同区間に植苗駅(貨物駅・直営駅)[6][12]、美々駅(旅客駅・直営駅)[6][12]、千歳駅(一般駅・直営駅)[6][12]、恵庭駅(一般駅・直営駅)[6][12]、島松駅(一般駅・直営駅)[6][12]、北広島駅(一般駅・直営駅)[6][12]、上野幌駅(初代、旅客駅・直営駅)[6][17][12]、大谷地駅(貨物駅・直営駅)[6][18]、月寒駅(一般駅・直営駅)[注釈 3][6][18]、東札幌駅(一般駅・直営駅)[6][18]を新設。
- 1931年(昭和6年)7月25日:苗穂駅 - 東札幌駅間が電化(直流1,500 V)され、定山渓鉄道の気動車が苗穂駅への片乗り入れを開始[14][19][15][16]。
- 1934年(昭和9年)10月1日:室蘭本線の苫小牧駅 - 沼ノ端駅間に旅客列車乗り入れ開始[6][11]。
- 1935年(昭和10年)12月1日:苗穂駅 - 苫小牧駅間にて内燃気動車(ガソリンカー)501形(国鉄40350形)運行開始[6][11][14]。
- 1940年(昭和15年)10月26日:函館本線の苗穂駅 - 札幌駅間に旅客列車乗り入れ開始[6][11]。
国有鉄道(官設鉄道)
- 1943年(昭和18年)8月1日:北海道鉄道(2代)が鉄道省に買収され、国有化。沼ノ端駅 - 苗穂駅間が千歳線となる[13][11][14][15][16][新聞 4]。植苗駅、大谷地駅が一般駅となる。
- 1945年(昭和20年)
- 1946年(昭和21年)11月10日:上野駅 - 札幌駅間直通の連合軍専用列車が、千歳線経由に変更[7][11]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、公共企業体日本国有鉄道(国鉄)に移管。
- 1955年(昭和30年)6月1日:全線気動車化完了[11]。
- 1957年(昭和32年)
- 1958年(昭和33年)
- 1959年(昭和34年)
- 1960年(昭和35年)
- 1961年(昭和36年)
- 1964年:函館駅 - 釧路駅・網走駅間(室蘭本線・千歳線経由)の特急「おおとり」運行開始[23][24][25]。
- 1965年(昭和40年)
- 1966年(昭和41年)9月7日:恵庭駅 - 北広島駅間を複線化[22][27][15]。
- 1968年(昭和43年)
- 1969年(昭和44年)
- 1973年(昭和48年)
- 7月16日:新札幌駅(初代)を札幌貨物ターミナル駅に改称[16]。
- 9月9日:北広島駅 - 白石駅 - 苗穂駅間(19.6km・複線)の新線(すべて複線)が開業[8][11][16]。上野幌駅が同区間に移転し(2代目)[6][22]、無人駅となる。上野幌駅(2代目) - 白石駅間に新札幌駅(2代目、旅客駅・直営駅)[11][12][新聞 5]を新設。白石駅 - 苗穂駅間 (3.6km) は函館本線との二重戸籍区間となり、苗穂駅 - 白石駅間が複々線化される。沼ノ端駅 - 植苗駅間を改キロ (-0.1km) 。札幌貨物ターミナル駅が貨物支線の終着駅から本線の途中駅となり、貨物輸送における函館本線・千歳線の接続駅となる。
- 9月10日:旧線のうち、北広島駅 - 月寒駅間 (16.1km) [11]および東札幌駅 - 苗穂駅間 (3.1km) が廃止され、同区間の西の里信号場(初代)、大谷地駅[6][11][18]を廃止。月寒駅 - 東札幌駅間 (2.7km) は白石駅での接続に変更され[20]、函館本線(貨物線)に編入[13][11]。
- 10月1日:苗穂駅における貨物の取り扱いが専用線発着の車扱貨物に限定。
- 1974年(昭和49年)10月1日:美々駅における荷物の取り扱いが終了。
- 1976年(昭和51年)10月1日:月寒駅 - 東札幌駅間が廃止[20]。月寒駅[6][8][11][18]を廃止。
- 1980年(昭和55年)
- 5月1日:千歳駅における貨物の取り扱いが終了し[8][28]、恵庭駅に移管[28]。これに伴い、千歳駅が旅客駅、恵庭駅が一般駅となる。
- 5月15日:沼ノ端駅における貨物の取り扱いが終了(旅客駅となる)。島松駅における貨物の取り扱いが専用線発着の車扱貨物に限定。植苗駅における荷物の取り扱いが終了。
- 7月10日:千歳市内の4.39 kmが高架化されるとともに千歳駅も高架上に移転。同区間の踏切6か所廃止[8][28][11][新聞 6]。
- 10月1日:全線(沼ノ端駅 - 苗穂駅間)が電化(交流20,000 V・50 Hz)[8][11]。美々駅 - 千歳駅間に千歳空港駅(旅客駅・直営駅)を新設[3][11][12][新聞 7]。室蘭駅 - 札幌駅 - 旭川駅間のエル特急「ライラック」運行開始[23][29][11]。
- 1981年(昭和56年)3月5日:沼ノ端駅 - 白石駅間と室蘭本線の沼ノ端駅 - 室蘭駅間に列車集中制御装置 (CTC) を導入[新聞 8]。
- 1982年(昭和57年)3月1日:恵庭駅 - 島松駅間に恵み野駅(旅客駅・直営駅)を新設[11][12][16][新聞 9][新聞 10]。
- 1984年(昭和59年)
- 1985年(昭和60年)3月14日:千歳駅、恵庭駅、白石駅における荷物の取り扱いが終了。
- 1986年(昭和61年)11月1日:新札幌駅(2代目) - 白石駅間に平和臨時乗降場(旅客のみ取り扱い)を新設[11][12][16]。函館本線(貨物支線)の白石駅 - 東札幌駅間廃止に伴い、東札幌駅[6][8][11][18]を廃止。苗穂駅における荷物の取り扱いが終了。
民営化以後
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)が第一種鉄道事業者として全線を承継[31][32][15][16]。同時に、日本貨物鉄道(JR貨物)が沼ノ端駅間 - 白石駅間の第二種鉄道事業者となる。経路の表示を白石駅 - 沼ノ端駅間 (56.6km) に変更。平和臨時乗降場が平和駅(旅客駅・無人駅)となる[16]。
- 1988年(昭和63年)11月3日:函館本線の琴似駅 - 苗穂駅間における連続立体交差事業が完成。これに伴い、札幌駅 - 苗穂駅間が4線・複々線化(函館本線・千歳線)。
- 1990年(平成2年)7月1日:長都駅 - 恵庭駅間にサッポロビール庭園駅(旅客駅・無人駅)を新設[11][12][新聞 11]。
- 1992年(平成4年)7月1日:南千歳駅 - 新千歳空港駅間 (2.6km) の支線が開業[11]。同区間に新千歳空港駅(旅客駅・直営駅)を新設[11][12][16]。千歳空港駅が南千歳駅に改称[11][33][16][新聞 3]。
- 1994年(平成6年)
- 1997年(平成9年)3月頃:島松駅への貨物列車の発着が終了。
- 1998年(平成10年)
- 4月1日:上野幌駅が業務委託駅となる。
- 7月1日:平和駅が業務委託駅となる。
- 2000年(平成12年):沼ノ端駅における駅業務の簡易委託が終了(無人駅となる)。
- 2002年(平成14年)
- 2007年(平成19年)10月1日:全線で駅ナンバリングを実施[報道 7]。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)3月14日:全線でIC乗車券「Kitaca」と「Suica」との相互利用開始[報道 13][報道 14]。
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)8月30日:特急「スーパーとかち」、快速「エアポート」の最高速度を120 km/hに減速。これに伴い、南千歳駅 - 白石駅間の最高速度が120 km/hとなる[報道 2][報道 5]。
- 2017年(平成29年)3月4日:美々駅が廃止され、美々信号場となる。
運行形態
広域輸送
函館本線・室蘭本線とともに函館駅 - 札幌駅間を結ぶ幹線の一部で、特急「スーパー北斗」が1日12往復運転されており、これらを補完する形で札幌駅 - 室蘭駅間の特急「すずらん」が運転されている。またJR貨物の運行する貨物列車も多数運転されている。
また、札幌駅 - 南千歳駅間は石勝線・根室本線を経由して帯広・釧路方面を結ぶルートの一部で、特急「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」が運転される。
函館・釧路方面の列車と新千歳空港方面の列車を乗り継ぐ場合、一部を除き南千歳駅では同一ホームでの乗り換えとなっている。
使用されている車両は以下の通り(※:臨時列車)。
- 電車
- 785系 - 特急「すずらん」
- 789系1000番台 - 特急「すずらん」
- 気動車
地域輸送
地域輸送に関しては函館本線と一体的な運行が行われており、半数以上の普通・快速列車が札幌駅より先の小樽方面に直通する。
空港連絡輸送として、新千歳空港駅から札幌・小樽方面への快速「エアポート」が15分間隔で運転されている。 普通列車は函館本線小樽駅・ほしみ駅・手稲駅・札幌駅から当線を経て千歳駅・苫小牧駅までの運行が基本である。日中は1時間に2本以上運転されており、そのうち1本程度が苫小牧駅まで運行し、残りは千歳駅での折り返しとなる。なお線路名称上の終端駅である沼ノ端駅および白石駅を発着とする系統はない。
2012年(平成24年)10月27日のダイヤ改正で、1日2往復(「エアポート」1往復、普通列車1往復)のみ札沼線(学園都市線)直通の列車も設定された[報道 16]。
大半の普通列車は北広島駅で快速と相互に接続する。列車待避のできる駅・信号場は美々信号場・南千歳駅・千歳駅・サッポロビール庭園駅・島松駅・北広島駅・西の里信号場(冬期間除く)・上野幌駅・白石駅(ただし白石駅は札幌方面のみ待避可能)。
朝・夜の時間帯に限り、新千歳空港駅発着の普通列車も設定される。普通列車として新千歳空港駅まで向かい普通列車として折り返す列車のほか、朝には札幌駅から新千歳空港駅までを「エアポート」、折り返しの新千歳空港駅から札幌駅までを普通列車として運行する列車が設定されている。逆に夜間は札幌駅から新千歳空港駅までを普通列車、折り返しの新千歳空港駅から札幌駅までを「エアポート」として運行する列車が設定されている。
千歳駅発着で南千歳駅から石勝線の追分駅・夕張駅まで直通する普通列車がある。この列車は気動車でワンマン運転を実施している。なお、これらの石勝線直通のワンマン列車も千歳線内では全ドアより乗降できる。
2016年(平成28年)3月26日改正ダイヤの日中の各区間における1時間あたりの平均的運転本数は以下の通り。
種別\駅名 | 札幌 | … | 千歳 | … | 南千歳 | … | 新千歳空港 | … | 苫小牧 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
運行本数 | 特急「(スーパー)北斗」 特急「すずらん」 |
1-2本 | =直通= | 1-2本 | ||||||||||
特急「スーパーとかち」 特急「スーパーおおぞら」 |
0.5本 | 石勝線直通 | ||||||||||||
快速「エアポート」 | 4本 | |||||||||||||
普通 | 1本 | =直通= | 1本 | |||||||||||
2本 | ||||||||||||||
0-1本 | 石勝線直通 |
使用される車両は以下の通り。
- 電車
- 気動車
寝台特急以外の臨時列車
千歳線には臨時列車も数本運転されている。過去に運転された列車は以下の通り
- 優駿浪漫 - 使用される車両は不定で、2007年時点ではニセコエクスプレス車両が使用されている。最短車両数はキハ40の1両だったこともあり、札幌駅発着の列車では異例であった。
- ヘルシーウォーキング号
- 道南さくらエクスプレス - 2011年のゴールデンウィークにノースレインボーエクスプレス車両で運転。
駅一覧
便宜上、末端部で全列車が乗り入れる室蘭本線苫小牧駅 - 沼ノ端駅間、函館本線白石駅 - 札幌駅間も合わせて掲載。また全区間において駅ナンバリングが設定されているが、駅ナンバリング順ではなく、沼ノ端駅から下り方向に記述。駅ナンバリングの詳細については「北海道旅客鉄道の駅ナンバリング」を参照。
路線名 | 電化/非電化 | 駅番号 | 駅名 | 駅間 営業 キロ |
沼ノ端 からの 営業 キロ |
普通 | 快速エアポート | 接続路線・備考 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
※ | 交流電化 | H18 | 苫小牧駅 | - | 8.8 | ● | 北海道旅客鉄道:室蘭本線(東室蘭方面)・日高本線 | 胆振管内 | 苫小牧市 | ||
(貨)苫小牧貨物駅 | 3.4 | 5.4 | | | ||||||||
H17 | 沼ノ端駅 | 苫小牧 から 8.8 |
0.0 | ● | 北海道旅客鉄道:室蘭本線(岩見沢方面) | ||||||
千歳線 | |||||||||||
H16 | 植苗駅 | 6.4 | 6.4 | ▲ | |||||||
(H15) | 美々信号場 | - | 13.9 | | | 石狩管内 | 千歳市 | |||||
AP15 | 新千歳空港駅 | 南千歳 まで 2.6 |
- | ○ | ● | (札幌まで46.6km、沼ノ端から21.0km) | |||||
H14 | 南千歳駅 | 植苗 から 12.0 |
18.4 | ● | ● | 北海道旅客鉄道:石勝線 | |||||
H13 | 千歳駅 | 3.0 | 21.4 | ● | ● | ||||||
H12 | 長都駅 | 3.5 | 24.9 | ● | | | ||||||
H11 | サッポロビール庭園駅 | 2.2 | 27.1 | ▲ | | | 恵庭市 | |||||
H10 | 恵庭駅 | 2.3 | 29.4 | ● | ● | ||||||
H09 | 恵み野駅 | 2.5 | 31.9 | ● | | | ||||||
H08 | 島松駅◇ | 2.2 | 34.1 | ● | | | ||||||
H07 | 北広島駅 | 6.5 | 40.6 | ● | ● | 北広島市 | |||||
西の里信号場 | - | 44.4 | | | | | (冬期間は副本線閉鎖) | ||||||
H06 | 札 上野幌駅 | 8.0 | 48.6 | ● | | | 札幌市 | 厚別区 | ||||
H05 | 札 新札幌駅 | 2.9 | 51.5 | ● | ● | 札幌市営地下鉄:■ 東西線 …新さっぽろ駅 (T19) | |||||
(貨)札幌貨物ターミナル駅 | 2.1 | 53.6 | | | | | 白石区 | ||||||
H04 | 札 平和駅 | 新札幌 から 2.9 |
54.4 | ● | | | ||||||
H03 | 札 白石駅 | 2.2 | 56.6 | ● | ▲ | 北海道旅客鉄道:函館本線(岩見沢方面) | |||||
函館本線 | |||||||||||
H02 | 札 苗穂駅◇ | 3.6 | 60.2 | ● | | | 中央区 | |||||
01 | 札 札幌駅 | 2.2 | 62.4 | ● | ● | 北海道旅客鉄道:函館本線(小樽方面)[* 1]・札沼線(学園都市線)[* 2] 札幌市営地下鉄:■ 南北線・■ 東豊線 …さっぽろ駅 (N06・H07) |
北区[* 3] |
廃止区間
所在地の名称は廃止時点のもの。全駅北海道(石狩管内)に所在。
- 苗穂駅 - 東札幌駅間 (3.1km) - 1973年(昭和48年)9月10日廃止[11]。
- 東札幌駅 - 月寒駅間 (2.7km) - 1973年(昭和48年)9月10日函館本線(貨物線)に編入後[11]、1976年(昭和51年)10月1日廃止[20]。
- 月寒駅 - 北広島駅間 (16.1km) - 1973年(昭和48年)9月10日廃止[11]。
駅名 | 駅間 営業 キロ |
営業 キロ |
接続路線・備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|
苗穂駅 | - | 0.0 | 日本国有鉄道:函館本線 札幌市電:苗穂線(苗穂駅前停留場) - 1971年10月1日廃止 |
札幌市 | 中央区 |
東札幌駅 | 3.1 | 3.1 | 日本国有鉄道:函館本線(貨物支線・白石方面) - 1986年11月1日廃止 定山渓鉄道:定山渓鉄道線 - 1969年11月1日廃止 |
白石区 | |
月寒駅 | 2.7 | 5.8 | |||
大谷地駅 | 3.1 | 8.9 | |||
上野幌駅(初代) | 3.5 | 12.4 | 白石区 (現在の厚別区) | ||
西の里信号場(初代) | 5.2 | 17.6 | 札幌郡 | 広島町 (現在の北広島市) | |
北広島駅 | 4.3 | 21.9 | 日本国有鉄道:千歳線(沼ノ端方面) |
- 北広島駅 - 東札幌駅間の廃線跡は、現在、北海道道1148号札幌恵庭自転車道線(白石サイクリングロード・エルフィンロード)となっている[8]。
過去の接続路線
- 沼ノ端駅:富内線(旧線) - 1943年(昭和18年)11月1日休止(実質廃止)
- 千歳駅:
区間別の利用状況
新千歳空港の利用増加により、輸送密度、営業収益ともに増加基調にある。
輸送密度
区間ごとの輸送密度は以下の通り。なお、沼ノ端駅 - 白石駅間のデータについては、実質的に一体化した運用を行っている室蘭本線(苫小牧駅 - 沼ノ端駅間)と合算したものが公表されている。
年度 | 輸送密度(人/キロ/日) | |
---|---|---|
苫小牧駅 - 白石駅間 |
南千歳駅 - 新千歳空港駅間 | |
2012年(平成24年)度[報道 17] | 43,885 | 27,158 |
2013年(平成25年)度[報道 17] | 44,312 | 28,281 |
2014年(平成26年)度[報道 18][報道 19] | 43,974 | 29,074 |
43,433 | ||
2015年(平成27年)度[報道 20][報道 21] | 45,345 | 30,670 |
44,812 | ||
2016年(平成28年)度[報道 22] | 45,599 | 31,507 |
44,852 |
収支・営業係数
区間ごとの収支(営業収益、営業費用、営業損益)と営業係数は以下の通り。いずれも管理費を含めた金額である(▲はマイナスを意味する)。なお、資料では沼ノ端駅 - 白石駅間と南千歳駅 - 新千歳空港駅間のほか、札幌圏の各線[注釈 5]と合算したデータが公表されている。
年度 | 収支(百万円) | 営業 係数 (円) |
備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
営業 収益 |
営業 費用 |
営業 損益 | |||
2014年(平成26年)度[報道 19] | 39,721 | 42,383 | ▲2,662 | 107 | |
2015年(平成27年)度[報道 21] | 40,619 | 42,794 | ▲2,175 | 105 | |
2016年(平成28年)度[報道 23] | 40,688 | 46,136 | ▲5,467 | 113 | 修繕費[注釈 6]・減価償却費[注釈 7]増加により営業費用増加。 |
加算運賃収入
南千歳駅 - 新千歳空港間の年間の加算運賃収入は以下の通り。
年度 | 加算運賃収入 | 備考 |
---|---|---|
2010年(平成22年)度 | 10億3300万円[34] | |
2011年(平成23年)度 | 10億8200万円[34] | |
2012年(平成24年)度 | 11億7800万円[34] | |
2013年(平成25年)度 | 12億2800万円[34] | |
2014年(平成26年)度 | 12億2300万円[34] | |
2015年(平成27年)度 | 12億8900万円[35] |
将来に向けての構想
2016年(平成28年)現在、JR北海道は千歳線を走行する快速「エアポート」の本数を現行の1時間4本(15分間隔)から1時間5本(12分間隔)に増発する方針を示しており、それに関連して札幌貨物ターミナル駅から本線への連絡線の立体交差化を検討している。これは、札幌貨物ターミナル駅からの貨物列車が頻繁に本線へ進入するうえ、千歳方面への貨物列車が短区間ながら札幌方面の線路を走行するため、現行の配線では列車の増発が困難であることが理由として挙げられる。また、現在6両編成で運転されている「エアポート」の車両を増結する方法も検討されたが、停車駅のホーム改良が大規模になるため、見送られることになった[新聞 12]。
プロ野球・北海道日本ハムファイターズが札幌ドームに代わる新たな本拠地球場の建設を検討していることに関連し、北広島市がまとめた「ボールパーク構想」として、北広島駅から約1.5 km離れた位置に計画されている「きたひろしま総合運動公園」用地にファイターズの新球場を誘致すること、新球場への交通アクセスの利便性向上として千歳線に新駅を設置することをJR北海道に求めること、などの案が検討されている[新聞 13][新聞 14]。
新千歳空港駅と周辺の大規模改修を行い、駅を千歳線の本線に組み込む形で苫小牧側に貫通させ複線化して石勝線を接続することが検討されている。実現すれば利便性が向上しJR北海道の増収効果も期待されており、早ければ2022年の完成を目指している[新聞 15]。
脚注
注釈
- ↑ 2013年(平成25年)現在の札幌駅 - 函館駅間の営業距離は、海線経由が318.7 km[9]に対し、山線経由が286.3 kmと、32.4 kmの差がある。
- ↑ 新千歳空港自体は1988年(昭和63年)7月20日に開港していた。
- ↑ 読みは「つきさっぷ」。
- ↑ 2006年(平成18年)4月27日時点では開始予定時期を2009年(平成21年)度初と発表していたが[報道 8]、2007年(平成19年)6月13日の発表で2008年(平成20年)秋に前倒しされた[報道 9]。
- ↑ 室蘭本線(苫小牧駅 - 沼ノ端駅間)、函館本線(小樽駅 - 札幌駅 - 岩見沢駅間)、札沼線(桑園駅 - 北海道医療大学駅間)
- ↑ 高架橋耐震対策、電車線取り替えによる。
- ↑ 733系電車の増備による。
出典
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 「5.戦時買収」「6.千歳市内における引き込み線」
- ↑ 2.0 2.1 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』24号(石勝線・千歳線・札沼線) 17頁
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 『停車場変遷大事典』 国鉄・JR編
- ↑ 4.0 4.1 「1.北海道鉱業鉄道から北海道鉄道へ」「2.新聞の記事に見る全通、認可、開業の日」
- ↑ 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 5.6 5.7 5.8 守屋憲治(千歳市史編集委員会専門部員) (2013年3月28日). “千歳線長都駅史 (PDF)” (日本語). 千歳市. 2015年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2015閲覧.
- ↑ 6.00 6.01 6.02 6.03 6.04 6.05 6.06 6.07 6.08 6.09 6.10 6.11 6.12 6.13 6.14 6.15 6.16 6.17 6.18 6.19 6.20 6.21 6.22 6.23 6.24 「3.札幌線の停車場」「4.戦前・戦中の動力車等」
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 7.5 7.6 7.7 「7.RTO(railroad transportation office)の時代」「8.国鉄白紙改正」
- ↑ 8.00 8.01 8.02 8.03 8.04 8.05 8.06 8.07 8.08 8.09 8.10 8.11 8.12 「9.複線化と線路移設」「10.鉄空一貫(まとめとして)」
- ↑ “札幌→函館” (日本語). ジョルダン(乗換案内). 2015年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2015閲覧.
- ↑ 『写真で見る北海道の鉄道』上巻(国鉄・JR線) 82-83頁
- ↑ 11.00 11.01 11.02 11.03 11.04 11.05 11.06 11.07 11.08 11.09 11.10 11.11 11.12 11.13 11.14 11.15 11.16 11.17 11.18 11.19 11.20 11.21 11.22 11.23 11.24 11.25 11.26 11.27 11.28 11.29 11.30 11.31 11.32 11.33 11.34 11.35 『写真で見る北海道の鉄道』上巻(国鉄・JR線) 122-123頁
- ↑ 12.00 12.01 12.02 12.03 12.04 12.05 12.06 12.07 12.08 12.09 12.10 12.11 12.12 12.13 12.14 『写真で見る北海道の鉄道』上巻(国鉄・JR線) 312頁
- ↑ 13.0 13.1 13.2 13.3 『北海道鉄道百年史』 下巻 第5編資料/1年表
- ↑ 14.0 14.1 14.2 14.3 『写真で見る北海道の鉄道』下巻(SL・青函連絡船他) 248頁
- ↑ 15.0 15.1 15.2 15.3 15.4 15.5 15.6 15.7 15.8 15.9 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』24号(石勝線・千歳線・札沼線) 20頁
- ↑ 16.00 16.01 16.02 16.03 16.04 16.05 16.06 16.07 16.08 16.09 16.10 16.11 16.12 16.13 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』24号(石勝線・千歳線・札沼線) 21頁
- ↑ 『恵庭市史』 1026頁
- ↑ 18.0 18.1 18.2 18.3 18.4 18.5 『写真で見る北海道の鉄道』上巻(国鉄・JR線) 315頁
- ↑ 19.0 19.1 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』24号(石勝線・千歳線・札沼線) 19頁
- ↑ 20.0 20.1 20.2 20.3 20.4 『写真で見る北海道の鉄道』上巻(国鉄・JR線) 36-37頁
- ↑ 『写真で見る北海道の鉄道』上巻(国鉄・JR線) 148-149頁
- ↑ 22.0 22.1 22.2 22.3 『北海道鉄道百年史』下巻 62頁
- ↑ 23.0 23.1 23.2 23.3 『写真で見る北海道の鉄道』上巻(国鉄・JR線) 38-39頁
- ↑ 『写真で見る北海道の鉄道』上巻(国鉄・JR線) 74-75頁
- ↑ 『写真で見る北海道の鉄道』上巻(国鉄・JR線) 100-101頁
- ↑ 26.0 26.1 26.2 26.3 『北海道鉄道百年史』下巻 63頁
- ↑ 『札幌工事局七十年史』 284頁
- ↑ 28.0 28.1 28.2 『北海道鉄道百年史』下巻 98頁
- ↑ 『写真で見る北海道の鉄道』上巻(国鉄・JR線) 60-61頁
- ↑ 『苫小牧市史』追補編
- ↑ 『交通年鑑 昭和63年版』
- ↑ 『民営化の効果と現実 NTTとJR』
- ↑ 『写真で見る北海道の鉄道』上巻(国鉄・JR線) 319頁
- ↑ 34.0 34.1 34.2 34.3 34.4 “千歳線南千歳・新千歳空港間の加算運賃について (PDF)”. 北海道旅客鉄道. . 2016閲覧.
- ↑ “千歳線南千歳・新千歳空港間の加算運賃について (PDF)”. 北海道旅客鉄道. . 2016閲覧.
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- ↑ “平成28年度決算について (PDF)”. 北海道旅客鉄道 (2017年5月9日). . 2017閲覧.
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新聞記事
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参考文献
資料
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- 『苫小牧市史』追補編、苫小牧市、2001-03。
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書籍
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- 石野哲(編集長) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 JTBパブリッシング、1998-09-19。ISBN 4-533-02980-9。ISBN 978-4-533-02980-6。
- 矢野直美(著) 『北海道列車の旅 全線ガイド』 北海道新聞社、2001-08。ISBN 4-89453-161-5。ISBN 978-4-89453-161-1。
- 田中和夫(監修) 『写真で見る北海道の鉄道』上巻 国鉄・JR線、北海道新聞社(編集)、2002-07-15、4-45頁・62-83頁・94-105頁・114-123頁・311-319頁。ISBN 4-89453-220-4。ISBN 978-4-89453-220-5。
- 田中和夫(監修) 『写真で見る北海道の鉄道』下巻 SL・青函連絡船他、北海道新聞社(編集)、2002-12-05、245-249。ISBN 4-89453-237-9。ISBN 978-4-89453-237-3。
- 今尾恵介(監修) 『日本鉄道旅行地図帳―全線・全駅・全廃線―』1号・北海道、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2008-05-17。ISBN 4-10-790019-3。ISBN 978-4-10-790019-7。
- 今尾恵介・原武史(監修) 『日本鉄道旅行歴史地図帳―全線・全駅・全優等列車―』1号・北海道、日本鉄道旅行地図帳編集部(編集)、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2010-05-18。ISBN 4-10-790035-5。ISBN 978-4-10-790035-7。
雑誌
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関連項目
外部リンク
- 北海道旅客鉄道
- “北海道マップ(札幌近郊エリア拡大マップ)” (日本語). 鉄道に関する情報(バリアフリー情報). 北海道旅客鉄道. 2016年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2016閲覧.
- “北海道マップ(道央エリア拡大マップ)” (日本語). 鉄道に関する情報(バリアフリー情報). 北海道旅客鉄道. 2016年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2016閲覧.
- 千歳市
- 守屋憲治(千歳市選挙管理委員会事務局長). “小さな私鉄の大きな変身 ― 千歳線八十年の歩みを振り返る ―” (日本語). 1-2. 千歳市. 2008年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2008閲覧.
- 守屋憲治(千歳市選挙管理委員会事務局長). “小さな私鉄の大きな変身 ― 千歳線八十年の歩みを振り返る ―” (日本語). 3-4. 千歳市. 2008年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2008閲覧.
- 守屋憲治(千歳市選挙管理委員会事務局長). “小さな私鉄の大きな変身 ― 千歳線八十年の歩みを振り返る ―” (日本語). 5-6. 千歳市. 2008年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2008閲覧.
- 守屋憲治(千歳市選挙管理委員会事務局長). “小さな私鉄の大きな変身 ― 千歳線八十年の歩みを振り返る ―” (日本語). 7-8. 千歳市. 2008年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2008閲覧.
- 守屋憲治(千歳市選挙管理委員会事務局長). “小さな私鉄の大きな変身 ― 千歳線八十年の歩みを振り返る ―” (日本語). 9-10. 千歳市. 2008年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2008閲覧.