レーザーディスク
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レーザーディスク LaserDisc, LD | |
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メディアの種類 | 光ディスク |
記録容量 | |
フォーマット |
アナログ(映像・音声) デジタル(音声) |
回転速度 |
CAV:1800rpm CLV:1800 - 600rpm |
読み取り方法 |
632.8nm赤色He-Neレーザー(初期) 780nm赤外線半導体レーザー |
回転制御方式 | CAV、CLV |
策定 | フィリップス、MCA |
主な用途 | 映像、音楽、ゲーム等 |
ディスクの直径 | 30cm、20cm |
大きさ |
300×300×2.5mm 200×200×2.5mm 200×200×1.2mm(LDシングル) |
上位規格 |
Hi-Vision LD DVD |
下位規格 |
VHS ベータマックス |
関連規格 | VHD(競合規格) |
レーザーディスク(LaserDisc, LD)
映像信号と音声信号を超高密度で記録した円盤。専用のプレーヤで再生する。1960年以降,ヨーロッパ,アメリカ合衆国,アジアの多くのメーカーがさまざまな記録・再生方式を開発した。再生方式で大別すると,光学方式と静電容量方式(電気容量)の 2種になる。光学方式は,パイオニアの商標であるレーザーディスク LDの名で呼ばれた。ディスクにピットの長短の形で情報を記録し,レーザー光で照射して反射光の変化を電気信号に変えて読み取る。この方式の代表格は MCA/フィリップス方式である。静電容量方式には,原理的に音楽用レコードと同じくディスクの溝の変化をピックアップで読み取る CED方式と,ディスクに情報信号とは別に記録されているトラッキング信号によって溝なしでピックアップを案内する VHD方式とがある。光学方式,VHD方式とも,静止画,スローモーション,ランダムアクセスが可能。DVDやブルーレイディスクなど新しい記録媒体の普及に伴い,生産が縮小。2009年1月,唯一 LDの生産を継続していたパイオニアが生産・販売を終了すると発表した。