薩摩硫黄島飛行場
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三島村薩摩硫黄島飛行場(みしまむらさつまいおうじまひこうじょう)は鹿児島県鹿児島郡三島村(硫黄島)にあり、三島村が設置管理者となっている非公共用飛行場。
概要
滑走路が600mであるため機材の制限が多く、小型機の利用が中心である。
新日本航空が鹿児島空港からセスナ 172Pのパイロット1名による定期便(予約制で「特別便」と呼称されている)を、毎週2便(月・水)運航している[1]。1機が定員3名(1名は操縦席)、運航日前日正午までに乗客の予約がない場合には運航は中止されるなどチャーター便やエアタクシーのような柔軟な運航が行われている。それ以外の日時については、鹿児島空港からの予約制によるチャーター便も可能。日本では珍しくなったブリテン・ノーマン アイランダーBN2P型(定員9名)も就航している。
かつては枕崎飛行場との間にチャーター便が運航されていた[2]が、運航会社が休業し、のちに枕崎飛行場も廃止された。
歴史
- 1973年 - ヤマハリゾートが開設。
- 1994年4月1日 - ヤマハリゾートから三島村に移管され、日本で最初の村営飛行場となった。
- 2014年8月6日 - 新日本航空(NJA)により週一便(毎週水曜日)で定期チャーター便の運航が始まる。
- 2015年4月13日 - 新日本航空(NJA)の鹿児島空港線が、週二便(毎週月・水曜日)となる。[3]
就航路線
出来事
- 1997年11月6日正午頃、東和航空の枕崎飛行場行きセスナ 172チャーター便が離陸直後に墜落。同機は大破したが、機長と乗客の計2名は無事だった。高度30mに到達した際に乗客が操縦桿を押し下げ操縦不能になったことが原因と推定されている。[5]
- 2012年11月25日午前11時頃、屋久島空港から飛来した個人所有のFA-200が着陸に失敗、滑走路をオーバーランして仰向けになる事故が発生。4人が乗っていたが死者、重傷者はなし[6]。
脚注・出典
関連項目
外部リンク
- 三島村薩摩硫黄島飛行場待合所 - やさしい鹿児島スイスイなび(鹿児島県障害福祉課)
- 三島村(公式サイト)
- 新日本航空(新日本航空・薩摩硫黄島のページ)