喜 (仏教)
提供: miniwiki
2018/8/27/ (月) 01:13時点における2402:6b00:5609:ef00:85d3:174c:1e46:8b1f (トーク)による版
喜(き、巴: テンプレート:Lang-pi ムディター, 英語: empathetic joy)とは、仏教の概念で人々(生きとし生けるもの)の喜びにみずからも喜ぶ心を持つこと[1]。
四無量心(四梵住)としてまとめられる4つ徳目「慈・悲・喜・捨」(じ・ひ・き・しゃ)の3つ目。
慈愛の瞑想
上座部仏教(テーラワーダ仏教)圏では、ウィパッサナーの基礎として、慈愛の瞑想(mettā bhāvanā, 慈悲の瞑想とも)と呼ばれる瞑想が行われる[2]。これは名称としては「慈(慈愛)」(メッター)のみが前面に出て来るが、内容的には四無量心の「慈・悲・喜・捨」全ての要素が含まれており[3]、「喜」の要素も含まれている。
脚注
- ↑ 四無量心とは - ブリタニカ国際大百科事典
- ↑ ウ・ジョーティカ 『自由への旅』 魚川祐司訳、新潮社、2016年12月、pp.121-124。
- ↑ 慈悲喜捨の冥想 - 日本テーラワーダ仏教協会