アイヌ
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総人口 | |
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不明。2013年(平成25年)北海道内で調査に応じた者のみで16,786人[1] | |
居住地域 | |
日本(北海道、東京都他) ロシア(樺太) | |
言語 | |
日本語、アイヌ語、ロシア語 | |
宗教 | |
自然崇拝・一部は神道・仏教・ロシア正教会 の信仰 | |
関連する民族 | |
大和民族、琉球民族 | |
アイヌ
主として北海道に居住する少数民族。かつては北海道,サハリン(樺太),千島に住み,それぞれ北海道アイヌ,樺太アイヌ,千島アイヌと呼ばれた。言語学的には孤立した地位を占める。形質状の特徴からコーカソイドに属すると考えられたこともあったが,今日ではモンゴロイドの枠内に入るという説が確定している。文化的には北方ユーラシアの狩猟民文化とのつながりが強い。以前は狩猟,漁労を主たる生業とし,同一祖先から分かれた血縁集団が集まってコタンと呼ぶ集落を形成,森羅万象にカムイ(神)が宿るとする信仰を有していたが,同化政策の結果,アイヌ民族の文化と社会は大きな変化を余儀なくされた。アイヌはほとんどが日本国内に居住し,人口は 2万人あまりとされるが,正確な数は不明。熊祭(イヨマンテ)やユーカラは広く知られる。2009年アイヌ古式舞踊(アイヌ舞踊)が世界無形遺産に登録された。
外部リンク