「武蔵ヒートベアーズ」の版間の差分
ja>Unamu (→開催球場: 2018年の開催球場を加筆。) |
細 (1版 をインポートしました) |
(相違点なし)
|
2018/8/11/ (土) 20:22時点における最新版
チーム名 | 武蔵ヒートベアーズ |
---|---|
会社名 | 株式会社埼玉県民球団 |
加盟団体 | ベースボール・チャレンジ・リーグ(東地区) |
創設年度 | 2013年 |
チーム名の遍歴 |
|
本拠地 | 熊谷さくら運動公園野球場 |
収容人員 | 24,500人 |
武蔵ヒートベアーズ(むさしヒートベアーズ、英語:MUSASHI HEAT BEARS)はプロ野球独立リーグ・ベースボール・チャレンジ・リーグに所属する、埼玉県のプロ野球球団である。2015年よりリーグに加盟した。
概要
球団名の「武蔵」は埼玉県がかつての武蔵国に存在することから、「ヒート」は暑いことで有名な地域であることから、「ベアーズ」は、強くたくましく反面愛嬌と愛くるしさのある熊と、本拠地のある熊谷市からとられている。リーグで都道府県名ではなく令制国名を名乗る球団は信濃グランセローズに次いで2チーム目となる。リーグの東地区に所属している。
NPB球団が存在する都道府県に立地する球団は、リーグでは当球団が唯一である。
開催球場
本拠地球場は熊谷市のさくら運動公園野球場で[1]、埼玉県北地域を中心に活動する。リーグで特定の本拠地を設定する球団は、2014年に本拠地を定めた群馬ダイヤモンドペガサスに次ぐ事例である。2015年の公式戦38試合中、さくら運動公園では18試合が実施され最多ながら、鴻巣市の上谷総合公園フラワースタジアムでも13試合が実施され、過半数とはなっていなかった。2016年は公式戦37試合中さくら運動公園が21試合となり(フラワースタジアムは9試合)、過半数となった。上記以外の球場では本庄総合公園市民球場が2015年から[2]、越谷市民球場と小鹿野町総合運動公園野球場が2016年から公式戦を開催している。2015年は埼玉県営大宮公園野球場でも試合をおこなったが、2016年は開催がなかった。
2017年は、新たに上尾市民球場で8試合(うち2試合はNPB3軍との交流戦)が実施されたほか、大宮球場でも2年ぶりに2試合(うち1試合はNPB3軍との交流戦)が開催された[3]。熊谷での開催は36試合中10試合となり、依然最多(次点はフラワースタジアムの9試合)ながら再び過半数を割り込んだ[3]。
2018年の開催日程では、本庄・越谷の各球場での開催がなくなる一方、新たに北本総合公園野球場で3試合が予定されている[4] 。試合数は熊谷が36試合中12試合で最多、続いて上尾が11試合でフラワースタジアム(8試合)を初めて上回っている[4]。
歴史
9月に埼玉県に本社を置くLPガス容器の耐圧検査を専門とするイースト ジャパン アップに設立準備部門が設置され、埼玉県を本拠地とした球団設立に向けて準備が進められ、12月6日に2015年シーズンからの参入を目標とした新球団設立がベースボール・チャレンジ・リーグ(BCリーグ)に準加入として承認された[5]。
6月24日に行われたBCリーグの代表者会議で、福島県を本拠地とする福島ホープス[6]と共に2015年シーズンからの新規参入が正式承認された[7]。ゼネラルマネージャー(GM)は元NPB千葉ロッテマリーンズ、大阪近鉄バファローズなど、BCリーグでは群馬ダイヤモンドペガサスの監督をつとめた五十嵐章人。アドバイザー兼地域貢献事業担当運営室長に地元出身の元阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスなどの星野おさむ。9月には宣伝本部長にパンチ佐藤が就任した[8]。10月27日にアドバイザーの星野が初代監督に[9]、11月26日に地元出身で元埼玉西武ライオンズ、読売ジャイアンツなどの石井義人が打撃コーチに[10]就任することが発表された。
4月11日に球団初の公式戦を行い、群馬ダイヤモンドペガサスに0-7で敗れる[11]。翌12日の群馬戦で4-2で勝利し、球団初勝利を挙げる。4月18日、熊谷さくら運動公園野球場で球団初のホームゲームを行い、福島ホープスに6-2で勝利した。5月8日、星野おさむ監督が一身上の都合を理由に監督を退任。小林宏之投手コーチが監督代行に就任し、ゼネラルマネージャーの五十嵐章人がヘッドコーチに就任した。
シーズン終了後の10月1日、宣伝本部長のパンチ佐藤が、契約満了により退任[12]。
10月22日、2015年度新人選手選択会議にて、巨人からは小林大誠、田島洸成、大竹秀義、矢島陽平が、中日からは三ツ間卓也がいずれも育成ドラフトで指名された。
11月4日、監督代行の小林宏之が正式な監督に就任することが発表される[13]。12月17日には袴田英利のヘッドコーチ就任が発表された[14]。
シーズン終了後の11月10日、小林宏之の監督退任が発表された[15]。11月15日、後任監督として、選手兼任コーチだった角晃多が現役を引退して就任することが発表された[16]。リーグでは初の20代の監督となる[17]。12月7日には、元東北楽天ゴールデンイーグルスの片山博視が選手兼任の投手コーチに就任することを発表[18]。
成績
シーズン
年度 | 期 | 監督 | 順位 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | ゲーム差 | 打率 | 防御率 | 本塁打 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | 前 | 星野おさむ・ 小林宏之(代行) |
2 | 37 | 21 | 14 | 2 | .600 | 2.5 | .249(6位) | 3.45(2位) | 11(8位) |
後 | 4 | 36 | 14 | 17 | 5 | .452 | 5.0 | |||||
2016 | 前 | 小林宏之 | 4 | 36 | 12 | 22 | 2 | .353 | 6.5 | .247(8位) | 4.56(8位) | 20(8位) |
後 | 4 | 36 | 10 | 19 | 7 | .345 | 10.5 | |||||
2017 | 前 | 3 | 35 | 15 | 17 | 3 | .469 | 5.0 | .247(9位) | 4.20(6位) | 31(8位) | |
後 | 5 | 36 | 12 | 23 | 1 | .343 | 12.0 |
- 順位は地区(東地区)での順位、打率・防御率・本塁打はBCリーグ総合での順位。
選手・スタッフ
- 参照: 武蔵ヒートベアーズの選手一覧
マスコットキャラクター
熊の男の子の「MB」(エンビー)と、チアリーダーの「MBna」(エンビーナ)である。
脚注
- ↑ 武蔵ヒートベアーズを応援しよう - 熊谷市ウェブサイト
- ↑ 当球場では2009年から2011年まで、群馬ダイヤモンドペガサス主催の公式戦が開催されていた。
- ↑ 3.0 3.1 リーグ公式ウェブサイトの2017年前期日程および2017年後期日程による。
- ↑ 4.0 4.1 2018年度ルートインBCリーグ公式戦日程の発表について - ベースボール・チャレンジ・リーグ(2018年3月8日。ページからリンクされている「公式戦日程一覧 (PDF) 」および「公式戦開催球場一覧 (PDF) 」も参照)
- ↑ 会社概要武蔵ヒートベアーズ球団公式サイト
- ↑ 名称は同年7月に決定
- ↑ 埼玉県民球団・熊谷の武蔵ヒートベアーズ、BCリーグ正式加盟47NEWS2014年6月25日配信
- ↑ パンチ佐藤さん、新球団武蔵HB宣伝本部長に 熊谷市長を表敬埼玉新聞2014年9月9日配信。
- ↑ 武蔵ヒートベアーズ 初代監督就任のお知らせ - BCリーグニュースリリース(2014年10月27日)
- ↑ 武蔵ヒートベアーズ 打撃コーチ就任のお知らせ - BCリーグニュースリリース(2014年11月26日)
- ↑ 4月11日(土)/ 群馬-武蔵| 敷島 - BCリーグ(2015年4月11日)
- ↑ パンチ佐藤 宣伝本部長 退任のお知らせ - 武蔵ヒートベアーズ(2015年10月1日)
- ↑ 武蔵ヒートベアーズ 新監督就任のお知らせ (PDF) - BCリーグニュースリリース(2015年11月4日)
- ↑ 袴田英利氏、ヘッドコーチ就任のお知らせ (PDF) - BCリーグニュースリリース(2015年12月17日)
- ↑ 監督小林宏之 退任のお知らせ - ベースボール・チャレンジ・リーグ ニュースリリース(2017年11月10日)
- ↑ 武蔵ヒートベアーズ新監督就任のお知らせ (PDF) - 武蔵ヒートベアーズ(2017年11月15日、熊谷市ウェブサイト)
- ↑ “勝ち・順位にこだわり ヒートベアーズ、角監督が就任”. 産経新聞. (2017年12月1日) . 2017閲覧.
- ↑ 投手コーチ就任のお知らせ (PDF) - 埼玉県民球団(2017年12月7日)