「アロス・コン・レチェ」の版間の差分
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アロス・コン・レーチェ (スペイン語:arroz con leche)は、米と牛乳で作ったデザート。スペインや中南米の各国でよく食べられている。
Contents
作り方
材料は、米、牛乳、砂糖。シナモンやレモンの皮などを香り付けに使う事が多い。
- 米を5-6倍程度の量の牛乳と共に鍋に入れる。好みでレモンの皮などの香り付けの材料も入れる。
- これを火にかけ、沸騰したらごく弱火にして20分程度煮込む。
- 米が柔らかくドロドロになったら、砂糖を加える。
- 小鉢、マグカップなどの器に盛り、シナモンなどの香辛料を好みでふりかける。
これを冷蔵庫などで冷やして食べる事が多いが、温かいまま食べることもある。
バリエーションなど
上記のアロス・コン・レーチェに、卵の黄身を加えたものは、「アロス・エンペラトリス」(arroz emperatriz : スペイン語で「皇后の米」の意)と呼ばれる。
メキシコでは、始めから牛乳で米を煮るのではなく、水で煮た米にコンデンスミルクや牛乳を加えて作る事も多い。
干しブドウなどの乾燥果物を入れる事もある。大人向けにはブランデーやポートワインなどを入れる事もある。
同様の料理は世界各国にあり、例えば英語圏では「ライスプディング」、ポルトガルではアローシュ・ドース、ドイツでは「ミルヒライス」と呼ばれている。
童謡
アロス・コン・レーチェは、スペイン語圏の各国で子供のおやつとして人気が高い。また、「アロス・コン・レーチェ」という名前の童謡が広く親しまれている。
- Arroz con leche, アロス・コン・レーチェ、
- me quiero casar 結婚したいな
- con una señorita de San Nicolás サン・ニコラスのお嬢さんと
- que sepa coser 裁縫ができて
- que sepa bordar 刺繍ができて
- que sepa abrir la puerta ドアを開けて
- para ir a jugar. 遊びに行ってくれる子と。
- Con ésta sí. これで「はい」。
- con éste no, これで「いいえ」、
- con esta señorita このお嬢さんと
- me caso yo. 結婚しよう。
- Cásate conmigo que yo te daré 結婚してくれたら
- zapatos y medias color café. 茶色の靴と靴下をあげる。
この歌詞は、地域によって多少異なっている。特に「サン・ニコラス」の部分はそれぞれの土地にちなんだ名前で歌われる。しかし、いずれも子供の好きなものの一つとして歌の冒頭にアロス・コン・レーチェが登場する。
外部リンク
ast:Arroz con lleche ca:Arròs amb llet es:Arroz con leche it:Risolatte