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テンプレート:Infobox Jリーグ この項目では、1999年シーズンの日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)について述べる。
Contents
概要
JリーグがJリーグ ディビジョン1(J1)とJリーグ ディビジョン2(J2)2部制となって行われる初めてのシーズンであり、成績による「入れ替え」が初めて導入されたシーズンでもある。入れ替えは自動昇降格枠が2枠設定され、J1の年間順位の下位2チームとJ2の上位2チームが自動入れ替えとされた。
J1
前年のJリーグ18チームから、横浜マリノスと合併した横浜フリューゲルス(横浜F・マリノスとして参加)、ならびにJ1参入決定戦の結果によりJ2参入となったコンサドーレ札幌を除いた16チームにより争われた。
前年同様2ステージ制を導入し、優勝は前後期の優勝チーム同士によるチャンピオンシップにより決定した。
J1年間総合順位
上位2チームはJリーグチャンピオンシップの結果により順位が確定する。2位までは各ステージの優勝チームとなるため、年間勝ち点の順位と一致しないケースが生じる(磐田は年間勝ち点では6番目に相当する)。 テンプレート:Fb cl header テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl3 qr テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl2 team テンプレート:Fb cl3 qr テンプレート:Fb cl2 team |}
Jリーグチャンピオンシップ
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J2
J2初年度となった今シーズンは、J1参入決定戦でJ1参入を果たせなかったコンサドーレ札幌と川崎フロンターレ、1998年のJFLからJ2参入を希望した8チームの計10チームにより争われた。
J1と異なり通年制(4回戦総当たり)で行われ、上位2クラブがJ1へ自動昇格することになった。
J2順位表
順位 | クラブ名 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 川崎フロンターレ | 73 | 25 | 3 | 8 | 69 | 34 | +35 | J1自動昇格 |
2 | FC東京 | 64 | 21 | 3 | 12 | 51 | 35 | +16 | |
3 | 大分トリニータ | 63 | 21 | 3 | 12 | 62 | 42 | +20 | |
4 | アルビレックス新潟 | 58 | 20 | 2 | 14 | 46 | 40 | +6 | |
5 | コンサドーレ札幌 | 55 | 17 | 6 | 13 | 54 | 35 | +19 | |
6 | 大宮アルディージャ | 51 | 18 | 1 | 17 | 47 | 44 | +3 | |
7 | モンテディオ山形 | 48 | 15 | 4 | 17 | 47 | 53 | -6 | |
8 | サガン鳥栖 | 37 | 12 | 2 | 22 | 52 | 64 | -12 | |
9 | ベガルタ仙台 | 31 | 10 | 4 | 22 | 30 | 58 | -28 | |
10 | ヴァンフォーレ甲府 | 18 | 5 | 4 | 27 | 32 | 85 | -53 |
入れ替え
J1→J2
J1リーグ年間総合15位の浦和レッドダイヤモンズ、同16位のベルマーレ平塚がJ2へ自動降格した。
J2→J1
J2リーグ優勝の川崎フロンターレ、同2位のFC東京がJ1へ自動昇格した。
表彰
賞 | 受賞者 |
---|---|
最優秀選手賞 | アレックス(清水エスパルス) |
得点王 | 黄善洪(セレッソ大阪) |
新人王 | 中澤佑二(ヴェルディ川崎) |
最優秀監督賞 | スティーブ・ペリマン(清水エスパルス) |
優勝監督賞 | 桑原隆(ジュビロ磐田) |
優秀主審賞 | レスリー・モットラム |
優秀副審賞 | 山口森久 |
功労選手賞 | 柱谷哲二 |
Join賞 | 浦和レッズ、浦和市、レッズファン・サポーター |
ベストイレブン
ポジション | 選手名 | 受賞回数 | 所属クラブ |
---|---|---|---|
GK | 真田雅則 | 初 | 清水エスパルス |
DF | 中澤佑二 | 初 | ヴェルディ川崎 |
DF | 斉藤俊秀 | 初 | 清水エスパルス |
DF | 森岡隆三 | 初 | 清水エスパルス |
MF | 中村俊輔 | 初 | 横浜F・マリノス |
MF | アレックス | 初 | 清水エスパルス |
MF | 伊東輝悦 | 初 | 清水エスパルス |
MF | 澤登正朗 | 初 | 清水エスパルス |
MF | 福西崇史 | 初 | ジュビロ磐田 |
FW | ユーゴスラビアの旗 ドラガン・ストイコビッチ | 3 | 名古屋グランパスエイト |
FW | 黄善洪 | 初 | セレッソ大阪 |
記録
- J1リーグ通算6,000ゴール
- 鈴木秀人(ジュビロ磐田 1999年11月7日 - 2ndステージ第12節vsサンフレッチェ広島・ジュビロ磐田スタジアム)
- J2リーグ初ゴール
- 岡元勇人(FC東京 1999年3月14日 - 第1節vsサガン鳥栖・国立西が丘サッカー場)
- J1リーグ連勝記録、連続無敗記録
- 16連勝、16試合(鹿島アントラーズ、延長Vゴール勝ち3試合含む、1998年2ndステージ第5節vsアビスパ福岡 - 1999年1stステージ第3節vsサンフレッチェ広島)
その他
- 第1回日本フットボールリーグの成績により、Jリーグ正会員加盟を申請した水戸ホーリーホック(リーグ戦3位)が2000年度からのJ2入会を認められた。(本来はJFLで原則2位以内がJ2昇格の成績上の条件であるが、1位の横浜FCがJFL準会員であったため、正会員で2位の成績を考慮したものである)