「スカパー!プレミアムサービス」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2010年1月}}
 
{{Cleanup|date=2010年1月}}
 
{{右|[[ファイル:Sukapa-Card.jpg|thumb|right|200px|以前のスカパーカード]]
 
[[ファイル:スカパーCARD.JPG|thumb|right|200px|以前のスカパーカード]]
 
[[ファイル:スカパーCARD2.JPG|thumb|right|200px|以前のスカパーカード]]
 
[[ファイル:スカパーCARD3.JPG|thumb|right|200px|以前のスカパーカード]]
 
[[ファイル:Sphd.jpg|thumb|right|200px|スカパー!HD専用カード]]
 
[[ファイル:Sukapa-Premium-Card.jpg|thumb|right|200px|スカパー!プレミアム専用カード]]}}
 
 
'''スカパー!プレミアムサービス'''(英称:{{lang|en|SKY PerfecTV! Premium Service}})は、[[スカパーJSAT]]株式会社が運営する[[日本における衛星放送|衛星一般放送]](東経124度・128度CSデジタル放送)の[[有料放送管理事業者|プラットフォーム(有料放送管理サービス)]]である。
 
'''スカパー!プレミアムサービス'''(英称:{{lang|en|SKY PerfecTV! Premium Service}})は、[[スカパーJSAT]]株式会社が運営する[[日本における衛星放送|衛星一般放送]](東経124度・128度CSデジタル放送)の[[有料放送管理事業者|プラットフォーム(有料放送管理サービス)]]である。
  
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「スカパー!プレミアムサービス」のICカードにはチューナー機器情報が含まれているため、型番が異なるチューナーでの使用はできず、その旨のメッセージが表示される(対して、スカパー!で用いるB-CASカードは互換性があり<ref>B-CASカードとminiB-CASカードの物理的な違いを除く。</ref>、対応機器なら挿し替えても使える)。
 
「スカパー!プレミアムサービス」のICカードにはチューナー機器情報が含まれているため、型番が異なるチューナーでの使用はできず、その旨のメッセージが表示される(対して、スカパー!で用いるB-CASカードは互換性があり<ref>B-CASカードとminiB-CASカードの物理的な違いを除く。</ref>、対応機器なら挿し替えても使える)。
 
== 沿革 ==
 
* [[1996年]]([[平成]]8年)[[9月30日]] - 日本デジタル放送サービス(のちスカイパーフェクト・コミュニケーションズ、現・スカパーJSAT)、通信衛星JCSAT-3を使用する「パーフェクTV!」を開始。日本における[[デジタル放送の一覧|デジタル放送]]の草分けである。
 
* [[1997年]](平成9年)12月 - 同じJCSAT衛星を利用していてチューナーが共有できるという観点から業務提携を結んでいたジェイ・スカイ・ビー([[JスカイB]])と対等合併に合意(存続会社は日本デジタル放送サービス)。
 
* [[1998年]](平成10年)[[4月25日]] - JスカイBとの合併(同年[[5月1日]])に先立ち、プラットフォーム名を「スカイパーフェクTV!」に変更。通信衛星JCSAT-4(のち国外売却し現在の呼称は[[インテルサット|Intelsat]] 26)を使用する「スカイサービス」が始まる。旧パーフェクTV!は「パーフェクTV」サービスとなる。
 
* [[1999年]](平成11年) - スカイサービスの使用衛星を、JCSAT-4から新たに打ち上げたJCSAT-4A(現・JCSAT-6)へ変更。
 
* [[1999年]](平成11年) - [[2000年]](平成12年) - スカイパーフェクTV!代理店で当時[[光通信 (企業)|光通信]]完全子会社として受信機器のレンタルなどを行っていたデジタルクラブ(のちクラビットに改称、現・[[ブロードメディア]])の一部加盟取次店による強引な勧誘・加入契約などが社会問題化。[[2002年]](平成14年)[[4月]]に同社の代理店契約を解除。
 
* [[2000年]](平成12年)10月 - [[ディレクTV]]廃局に伴い、ディレクTVで放送していたチャンネルの一部が、この日までに移行を完了し放送開始。
 
* [[2005年]](平成17年)5月 - 同年2月に設立した子会社のスカパー・マーケティグ、アンテナ・チューナーのレンタルサービス(スカパー!レンタルサービス)をスタート([[2007年]](平成19年)、全事業をスカイパーフェクト・コミュニケーションズが引き継ぎ解散)。
 
* [[2006年]](平成18年)10月 - 160GBの[[ハードディスクドライブ|HDD]]を内蔵させたチューナーのレンタルサービス「スカパー!DVR」をスタート、更に1つのアンテナで2つのチューナーが接続できるアンテナの提供も行う(各チューナーごとの契約は必要)。
 
* [[2007年]](平成19年)3月 - パーフェクTVサービスの使用衛星を寿命の近かったJCSAT-3から前年に打ち上げた代替機・JCSAT-3Aへ変更のうえ、送信出力増強。
 
* [[2008年]](平成20年)[[10月1日]] - [[H.264]]/AVC、[[デジタルビデオブロードキャスティング|DVB]]-S2方式を用いた[[ハイビジョン]]放送15チャンネル(うち[[ペイ・パー・ビュー|PPV]]6ch、プレミアム4ch、ベーシック5ch)を加えたサービス「スカパー!HD」を開始。従来からの[[MPEG-2]] TS、DVB-S方式[[標準画質映像|標準画質放送]]のみのサービスは「スカパー!SD」と呼称し「スカパー!」は両サービスの総称になるとともに同社運営の東経110度CSデジタル放送プラットフォーム「スカパー!e2(同日「e2 by スカパー!」より変更)」、子会社[[オプティキャスト]]が運営(2014年、オプティキャストがスカパーJSATへ合併し直営)する[[光放送]]の「[[スカパー!プレミアムサービス光|スカパー!光]]」などを含めたスカパーJSATグループにおける多チャンネル放送のブランド名ともなる。
 
* [[2009年]](平成21年)10月1日 - スカパー!HDに約60チャンネル(うちPPV8ch、プレミアム9ch、ベーシック35chなど)追加、ハイビジョン放送は合計70チャンネル以上となる。
 
* [[2010年]](平成22年)
 
** [[4月30日]] - スカパー!SD専用の市販チューナー販売を終了。
 
** [[8月31日]] - スカパー!SD専用チューナーのレンタル受付を終了。以後スカパー!SD基本契約の新規締結は、既にスカパー!SD専用チューナーを保有している顧客のみが対象となる。
 
* [[2012年]](平成24年)
 
** [[5月16日]] - JCSAT-4B(調達呼称JCSAT-13)打ち上げ。2013年初めまでにスカイサービス使用衛星を更新。
 
** [[9月29日]] - スカパー!HDのHDチャンネルが121チャンネルに増加、同時にH.264圧縮のSD放送39チャンネルも開始。これによりMPEG-2に対応していないHD対応チューナーでラジオを除くほぼ全てのチャンネルが視聴できるようになる。
 
** [[10月1日]] - 「スカパー!」、「スカパー!e2」、「スカパー!光」を含むスカパーJSATにおける多チャンネル放送の統一ブランド名とし、同時に各サービス名の変更を行う。
 
*** スカパー!e2→スカパー!
 
*** スカパー!HD→スカパー!プレミアムサービス
 
*** スカパー!SD→スカパー!プレミアムサービス(標準画質)
 
*** スカパー!光→スカパー!プレミアムサービス光
 
* [[2013年]](平成25年)
 
** [[5月31日]] - MPEG-2による、標準画質放送を含むチャンネルおよびパック・セットの新規契約・変更、および「えらべる15」の選択チャンネル変更の受付を終了。
 
** [[12月1日]] - MPEG-2による標準画質放送(400番台を除く)最後の「無料の日」となる。
 
* [[2014年]](平成26年)
 
** 5月31日 - [[ショップチャンネル]]、[[QVC]]を除き、スカパー!プレミアムサービス(標準画質)のMPEG-2による標準画質放送を終了<ref>[http://www.skyperfectv.co.jp/oshirase/premium/2013/0117_001.html 【プレミアムサービスをご契約のお客様へ】放送方式変更に伴う、プレミアムサービスにおける標準画質放送終了のお知らせ]</ref>。[[スターデジオ]]は放送を継続する<ref>[http://www.stardigio.com/newsrelease スターデジオの放送に関するお知らせ]</ref>。
 
** 10月28日 - MPEG-2による標準画質放送2チャンネルとスターデジオを除く全チャンネルをハイビジョン化完了。
 
* [[2015年]](平成27年)
 
** [[3月1日]] - 世界初となる有料[[2160p|4K放送]]専門チャンネルを2チャンネル開局<ref>[http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140925_668414.html スカパー!、世界初の有料4K専門チャンネルを3月1日開局。2ch編成でスポーツや映画など] AV Watch 2014年9月25日</ref>。
 
** [[3月31日]] - スターデジオ以外のMPEG-2による標準画質放送を完全終了。
 
([[スカパーJSAT#沿革]]も参照のこと)
 
 
== 料金と法人契約 ==
 
一般に公表されている料金は基本的に個人の家庭向け契約が前提のものであり、法人による契約や業務用契約(店舗等で不特定多数に向けて番組を流す場合の契約)の場合は料金が異なる。特に業務用契約の場合は、原則としてスカパー!を通さず、各チャンネルの運営会社と個別に契約を結ぶ必要がある<ref>[http://www.stardigio.com/faq/ STARdigio・よくあるご質問] - 第一興商</ref><ref>[http://www.jsports.co.jp/contact/index.html#Q6 お問い合わせ] - J SPORTS</ref>。このため[[第一興商]]([[STAR☆DAM]])など一部の事業者では、スカパー!のチャンネルに関する法人・業務用向けパッケージ契約を取り扱っている<ref>[http://www.dkkaraoke.co.jp/business/eisei/stardam/stardam.html STAR☆DAM] - 第一興商</ref>。
 
 
== チャンネル数 ==
 
{| style="float:right"
 
|
 
{| class="wikitable" style="float:right; text-align:center"
 
|+チャンネル数<br/>([[2008年]]([[平成]]20年)10月)
 
|-
 
!colspan="3" style="background-color:#ccf"|スカパー!HD(約300)
 
|-
 
|rowspan="2"|ハイビジョン<br />(15)||標準画質映像<br />(約190)||ラジオ<br />(約100)
 
|-
 
!colspan="2" style="background-color:#cc8"|スカパー!SD(約290)
 
|}
 
|-
 
|
 
{| class="wikitable" style="float:right; text-align:center"
 
|+チャンネル数<br/>([[2009年]](平成21年)10月)
 
|-
 
!colspan="3" style="background-color:#ccf"|スカパー!HD(335)
 
|-
 
|rowspan="2"|ハイビジョン<br />(58)||標準画質映像<br />(176)||ラジオ<br />(101)
 
|-
 
!colspan="2" style="background-color:#cc8"|スカパー!SD(277)
 
|}
 
|-
 
|
 
{| class="wikitable" style="float:right; text-align:center"
 
|+チャンネル数<br/>([[2012年]](平成24年)10月)
 
|-
 
!colspan="4" style="background-color:#ccf"|スカパー!プレミアムサービス(411)
 
|-
 
!rowspan="2"|ハイビジョン<br />(121)||rowspan="2"|H.264圧縮<br />標準画質映像<br />(39)||MPEG2圧縮<br />標準画質映像<br />(151)||ラジオ<br />(100)
 
|-
 
!colspan="2" style="background-color:#cc8"|スカパー!プレミアムサービス<br />(標準画質)(251)
 
|}
 
|-
 
|
 
{| class="wikitable" style="float:right; text-align:center"
 
|+チャンネル数<br/>([[2014年]](平成26年)6月)
 
|-
 
!colspan="5" style="background-color:#ccf"|スカパー!プレミアムサービス(259)
 
|-
 
!rowspan="2"|4K<br />(1)||rowspan="2"|ハイビジョン<br />(116)||rowspan="2"|H.264圧縮<br />標準画質映像<br />(40)||MPEG2圧縮<br />標準画質映像<br />(2)||ラジオ<br />(100)
 
|-
 
!colspan="2" style="background-color:#cc8"|スカパー!プレミアムサービス<br />(標準画質)(102)
 
|}
 
|-
 
|
 
{| class="wikitable" style="float:right; text-align:center"
 
|+チャンネル数<br/>([[2015年]](平成27年)4月)
 
|-
 
!colspan="5" style="background-color:#ccf"|スカパー!プレミアムサービス(265)
 
|-
 
!rowspan="2"|4K<br />(3)||rowspan="2"|ハイビジョン<br />(162)||ラジオ<br />(100)
 
|-
 
!colspan="2" style="background-color:#cc8"|スカパー!プレミアムサービス<br />(標準画質)(100)
 
|}
 
|}
 
 
かつての[[日本における衛星放送#CS放送|アナログCS放送]]や[[ケーブルテレビ]]向けに放送されていた30前後を含む新規のチャンネルが年々増加し、チャンネルの総数は[[2010年]]([[平成]]22年)時点で約370となった。しかし放送を終了するチャンネルが相次ぎ、[[2012年]](平成24年)9月時点では338チャンネルに減少した。[[2013年]](平成25年)は一部の標準画質チャンネルやHDチャンネルが主に3月と9月に相次いで終了したためさらに減少し、10月時点でのチャンネル数は259(ハイビジョンは115)である(旧放送事業者制度の下の事業者一覧は<ref>東経124・128度衛星一般放送事業者のうち、旧委託放送事業者の制度の下の事業者一覧は[[委託放送事業者#一般衛星委託放送事業者]]を、旧衛星役務利用放送事業者の制度の下の事業者一覧は[[衛星役務利用放送#事業者一覧]]の東経124・128度CSデジタルの項を参照。</ref><ref>スカパーJSATのスカパー!関連事業については、[[スカパーJSAT#主要事業]]を参照。</ref>参照)。
 
 
== スカパー! チャンネル一覧 ==
 
{{Main|スカパー! チャンネル一覧}}
 
 
== キラーコンテンツ ==
 
パーフェクTV!時代からJスカイB合併直後までは、[[有料放送管理事業者|プラットフォーム事業者]]が中心であったが、ペイパービュー・ジャパン(サービス名:パーフェクト・チョイス)と共同して日本初のペイパービュー方式によるハリウッド映画や邦画、米国メジャースポーツ([[メジャーリーグベースボール|MLB]]・[[NBA]]・[[NFL]])などの放送がパーフェクTV!視聴者にしか見られない独占コンテンツとして提供された。
 
 
また、パーフェクTV!自身の企画番組としても日本初の音楽ライブの生中継として1997年(平成9年)8月には「[[HOUND DOG|ハウンドドッグ]] ライブin名古屋」が放送され、1997年(平成9年)[[10月11日]]には東京ドームより日本初のペイパービュー方式による格闘技生中継イベント「[[PRIDE.1]] [[ヒクソン・グレイシー]] 対 [[高田延彦]]」が放送された。同年、12月には日本初の米国からの音楽ライブのペイパービュー方式による独占生中継「[[ローリング・ストーンズ]] Bridges to Babylon ライブ フロム セントルイス」が放送された。[[ペイパービュー]]方式ではない独自番組放送として1997年(平成9年)の[[ジョルジオ・アルマーニ]]来日記念の東京・絵画館前特設ランウエイからの日本初のファッションショー全ての生放送番組や、1997年(平成9年)[[12月31日]]に行われた「[[X JAPAN]] ラストライブ」のノーカット放送を翌年2月に[[スペースシャワーTV]]と共同で実施するなどした。
 
 
ただし、これらの一部の[[格闘技]]・[[音楽]]イベントや、Jリーグなどの[[スポーツ]]番組を除いて自前の[[コンテンツ]]契約は持っていなかった。というのも、元々パーフェクTV!とその株主はペイ・パー・ビュー・ジャパン(現[[スカパー・ブロードキャスティング]])、JスカイBはスカイエンターテイメント(現在の[[J SPORTS]])やスカイムービーズ([[スター・チャンネル]]と経営統合)といった独自の番組供給会社を保有していたが、合併時にこれら番組供給会社の株式は旧プラットフォーム会社の株主に譲渡されたという事情もある。
 
 
しかし、1999年(平成11年)頃から[[WOWOW]]や[[ディレクTV]]に対抗するために自前のコンテンツを確保する方針に変更した。特に[[野球]]・[[サッカー]]・格闘技等のスポーツコンテンツに力を入れている。
 
 
[[2010年]](平成22年)現在では[[ケーブルテレビ]]や[[インターネットテレビ]]への対抗策として、これらのコンテンツを[[スカチャン]]での独占放送とする傾向がある。また、他の番組供給会社から供給を受けた番組(例・[[AKB-級グルメスタジアム]]など)をスカパー!独占企画としてスカチャンで放送するケースもある。2011年(平成23年)10月以降は旧・スカパー!e2への入門チャンネルとの位置づけの[[BSスカパー!]]が開局したことから、これらはBSスカパー!(旧・スカパー!ではスカチャン5でサイマル放送される)での放送が多くなっている。
 
* [[1999年]](平成11年)
 
** 春 - 「プロ野球セット」発売開始に合わせてスカパー!主導で[[放映権 (日本プロ野球)|プロ野球の放映権]]を各チャンネルで調整([[1998年]](平成10年)シーズンは同じ試合を複数のチャンネルで同時に放送するケースがみられた)、試合の時刻が重なり過ぎた場合は[[パーフェクト・チョイス|パーフェクト チョイス]](現・スカチャン)で放送。
 
** 7月 - イタリア・[[セリエA (サッカー)|セリエA]]の[[放映権 (サッカー)|放映権]]獲得(従来[[WOWOW]]が保有)。パーフェクト・チョイスで放送する他、SKY sports・J-SPORTS(両チャンネルとも[[J SPORTS]]の前身)にもサブライセンスしたがディレクTVのJ-SPORTSでは放送できず、他番組に差し替えとなった。
 
* [[2000年]](平成12年)9月 - [[2002 FIFAワールドカップ]]のCS放映権獲得。全試合パーフェクト・チョイスで生中継。
 
* [[2001年]](平成13年)
 
** 7月 - [[イングランド]]・[[プレミアリーグ]]、[[フランス]]・ディビジョン・アン(現[[リーグ・アン]])の放映権獲得(従来プレミアリーグはJSKY SPORTS(現・[[J SPORTS]])が保有。現在は両リーグともJ SPORTSが保有)。
 
** 10月 - サムライ・ティービー(格闘技専門チャンネル「[[FIGHTING TV サムライ]]」を運営、現スカパー・ブロードキャスティング)の株式約80%を取得([[2007年]](平成19年)3月完全子会社化)。
 
* [[2002年]](平成14年)8月 - [[オランダ]]・[[エールディヴィジ]]の国内独占放映権獲得(従来、CSは[[GAORA]]、BSは[[ビーエス朝日|BS朝日]]が保有。2005-06シーズンまで)。
 
* [[2003年]](平成15年)
 
** 2月 - [[WWE]]のPPV特番をパーフェクト チョイスで放送開始(従来、J SKY SPORTSで放送。[[2008年]](平成20年)より[[ジュピターテレコム|J:COM]]オンデマンドでも放送)。
 
** 4月 - [[UEFAチャンピオンズ・リーグ]]の放映権を[[フジテレビジョン]]、J SKY SPORTSと共同で獲得(従来地上波は[[TBSテレビ|TBS]]、衛星はWOWOWが保有。[[2006年]](平成18年)よりスカパー単独で保有、他社にサブライセンス)。
 
* [[2004年]](平成16年)
 
** 2月 - [[メジャーリーグベースボール|メジャーリーグ]](MLB)のCS放映権を獲得(従来ペイ・パー・ビュー・ジャパン(パーフェクト チョイス)が保有。[[2009年]](平成21年)からはJ SPORTSが放映権を獲得)。
 
** 7月 - コンテンツ開発・投資を行う子会社・[[スカパー・ウェルシンク]]を設立(同年10月事業会社化)。
 
* [[2005年]](平成17年)
 
** 2月 - ペイ・パー・ビュー・ジャパンの株式を追加取得(20→65%)、連結子会社化([[2007年]](平成19年)9月完全子会社化)。
 
** 5月 - [[2006 FIFAワールドカップ]]のCS放映権獲得。全試合録画、スカイパーフェクTV!110(現:スカパー!)ではハイビジョン放送。
 
** 7月
 
*** [[スペースシャワーネットワーク]](音楽[[専門チャンネル]]「[[スペースシャワーTV]]」などを運営)の株式10%を取得。
 
*** [[2006年バスケットボール世界選手権]]のCS放映権獲得(全試合パーフェクト チョイスで生中継、スカイパーフェクTV!110ではグループB及び決勝ラウンドをハイビジョン放送)。
 
** 11月 - ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング(スポーツ専門チャンネル「J SPORTS」を運営)の株式15%を取得。
 
** 12月 - [[日活]](映画専門チャンネル「[[チャンネルNECO]]」なども運営)の株式15%を取得。
 
* [[2006年]](平成18年)
 
** 8月 - [[2007年]](平成19年) - [[2011年]](平成23年)の[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]([[日本プロサッカーリーグ#Jリーグ ディビジョン1 (J1)|J1]]、[[日本プロサッカーリーグ#Jリーグ ディビジョン2 (J2)|J2]])CS独占放送権を獲得。さらにIPインターネット独占放送権、モバイル独占放送配信権も獲得。
 
** 12月 - [[日本における衛星放送|BS放送]]の事業者である[[WOWOW]]が参入。
 
* [[2007年]](平成19年)3月 - スペースシャワーネットワークよりeTEN(気象専門チャンネル「[[e-天気.net]]」を運営)を株式交換により子会社化([[2010年]](平成22年)4月、スカパー・ブロードキャスティングへ合併)。
 
* [[2008年]](平成20年)12月 - [[2010 FIFAワールドカップ]]のCS放映権獲得。全試合「スカチャン」にて生中継。スカパー!HDとスカパー!e2では全試合[[ハイビジョン]][[生放送]]。
 
 
== イメージキャラクター ==
 
; 現在
 
* 2012年(平成24年)の「[[日本プロ野球|プロ野球]]セット」のCMでは、「[[KKコンビ]]」こと[[清原和博]]と[[桑田真澄]]が共演し、現在のプロ野球に対する思いや、二人の過去にも迫る内容を語り合うCMシリーズを展開している<ref>{{Cite web |url=http://baseball.skyperfectv.co.jp/oshirase/20120326_01.html |title=伝説のKKコンビが夢の共演、スカパー!プロ野球CM最新作・桑田真澄さん、清原和博さんがプロ野球を熱く語り合う対談が実現! |publisher=スカパー! |accessdate=2012-08-08}}</ref>。
 
* 2012年(平成24年)[[9月29日]]より[[堺雅人]]がCM出演している。キャッチコピーは「'''ココロ動く、未来へ。'''」。
 
* 秘書役で[[夏目三久]]もCM出演している。
 
* [[ソフトバンク]]や[[NTTドコモ]]とのコラボCMも放送していた。
 
* プロ野球・JリーグのCMは地域別にも作られており、各地元チームを中心に取り上げられる。
 
* スカパー!の[[ロゴマーク]]等で用いられているキャラクターの名前は「スカッピー」である。以前のキャラクターは「ばけばけ君」であった<ref>[https://twitter.com/skyperfectv/status/7705436982 どうも私本日からスカパー!の「ばけばけくん」です。...](2010.1.13 スカパー![[Twitter]]公式アカウント@skyperfectv)<!-- 一部名前がないという情報がありますが過去のものです
 
[http://d.hatena.ne.jp/kmonos/20101129/1291035904 スカパー!のロゴマークって・・・?](2010.10 KmonosBlog)
 
[http://kaisha.nikki.ne.jp/company/profile/company_id/200809111551429231 Q&Aのページ] {{404|date=2012年9月|title=掲載終了}}(2008.9.11? [[楽天]][[みんなの会社探し]]) --></ref>。
 
; 過去
 
* パーフェクTV!時代は[[鈴木蘭々]]、[[鈴木みのる]]、[[王様]]、[[明和電機]]、[[松田聖子]]などが出演していた。また開局前から[[林家ペー]]・[[林家パー子|パー子]]が「ペイ・パー・ビュー」に引っ掛けた出落ちCMに出演していた。
 
* [[SMAP]]の[[中居正広]]([[BOSSコーヒー|BOSS]]とのコラボレート企画で[[永瀬正敏]]、[[布袋寅泰]]と共演)や[[野村沙知代]]、[[松浦亜弥]]、[[琴欧洲勝紀|琴欧州]]、[[KAT-TUN]]が出演した。
 
* サッカーW杯日韓時は[[中田英寿]]、[[小野伸二]]、[[稲本潤一]]が登場、その後、[[アザラシ]]の[[タマちゃん]]、W杯日韓で活躍した[[イルハン・マンスズ]]も出演。
 
* 2007年(平成19年)7月現在、通常版は[[太田光]]([[爆笑問題]])、スカパー!レンタルサービスのCMは[[オセロ (お笑い)|オセロ]]の[[松嶋尚美]](以前は[[磯野貴理子|磯野貴理]]が出演)がCMに出演中。
 
* スカパー!HDのCMは、[[2008年]](平成20年)10月、[[岩下志麻]]で初出、[[2009年]](平成21年)9月からは[[山崎努]]が出演している。
 
* [[スカチャン]]放送時のJリーグ中継は2009年(平成21年)シーズンよりテーマ曲が登場した。2009年(平成21年)は[[LONG SHOT PARTY]]、[[2010年]](平成22年)は[[サンボマスター]]が担当する。
 
* 2010 FIFAワールドカップの際には[[イビチャ・オシム]]をCMに起用。キャッチコピーは「私と見ないか?」でスカパー!でのワールドカップ全試合中継をアピールした。
 
* 2010年(平成22年)[[プロ野球]]放送のCMでは、[[野村克也]]が出演。試合終了後の記者会見のようなCMで、[[ユニフォーム]]の後ろ(背番号)には電話番号が書いてある。
 
* [[日本の地上デジタルテレビ放送|地上デジタル放送]]への移行時期には、スカパー!e2の視聴が可能なデジタル3波チューナー搭載のテレビおよびレコーダーが普及したこともあって、この頃はe2のCMが中心となっていた(内容自体は共通)。
 
* 2012年(平成24年)9月までのCMでは[[森三中]]の[[黒沢かずこ]]と[[松山ケンイチ]]が夫婦役で出演している。[[キャッチコピー]]は、「'''スカパー!とあたらしいまいにち。'''」。
 
 
== 会報誌 ==
 
* 「スカパー!Magazine ヨムミル!」という会報誌が月刊で発行され、2015年8月号からは、希望者のみに発行されるようなった(事前に専用はがき又はmyスカパーで申込むか電話でも可)。
 
* 2012年(平成24年)9月までは「スカパー!Days」だった。サッカー・Jリーグのスタジアムにはスカパー!のブースが設けられることがあり、会報誌を提示するとプレゼントが貰えるというサービスが行われることもあった。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
 
 
{{Reflist}}
 
{{Reflist}}
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
* [[スカパー! (東経110度BS・CSデジタル放送)]]
 
* [[スカパー!プレミアムサービス光]]
 
* [[スカパーJSATホールディングス]]
 
* [[多チャンネル放送の一覧]]
 
* [[スカパー! チャンネル一覧]]
 
* [[日本における衛星放送]]
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
* {{Official|http://www.skyperfectv.co.jp/premium/index.html}}
 
* {{Official|http://www.skyperfectv.co.jp/premium/index.html}}
* {{YouTube channel|skyperfectv}}
 
* {{Twitter|skyperfectv|スカパー!}}
 
* {{Facebook|skyperfectv|スカパー!}}
 
* {{Instagram|skyperfectv|スカパー!}}
 
  
{{スカパーJSATグループ}}
 
{{日テレNEWS24}}
 
 
{{デフォルトソート:すかはあふれみあむさあひす}}
 
{{デフォルトソート:すかはあふれみあむさあひす}}
 
[[Category:スカパーJSATグループの衛星放送]]
 
[[Category:スカパーJSATグループの衛星放送]]
 
[[Category:情報サービス]]
 
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スカパー!プレミアムサービス(英称:SKY PerfecTV! Premium Service)は、スカパーJSAT株式会社が運営する衛星一般放送(東経124度・128度CSデジタル放送)のプラットフォーム(有料放送管理サービス)である。

東経124度通信衛星 (JCSAT-4B)及び同128度通信衛星 (JCSAT-3A)を用いて、衛星一般放送事業者スカパー・エンターテイメントがハイビジョン放送、同じく第一興商がラジオ放送として行っている各種専門チャンネルを配信するサービスである。また、運営するスカパーJSATは視聴契約・料金収受・番組案内・マーケティングや、受信装置の企画・販売・レンタル、設置工事の斡旋といった業務も担っており、各放送事業者と視聴者との橋渡し役となっている。


2012年平成24年)10月1日から現在の名称「スカパー!プレミアムサービス」となっている。2017年2月現在はスカパープレミアムサービスがハイビジョンがテレビ158ch・ラジオ100chとなっている(スカパー<110度CS・BS>は69chで、そのうちの35Chがハイビジョンになっている)。

概要

サービスの変遷

「パーフェクTV!」と「JスカイB」の合併
サービス名の「スカパー!」は、同社開始当初の東経128度CS放送プラットフォーム「パーフェクTV!」に、開始間近だった他社後発の東経124度CS放送プラットフォーム「JスカイB」が合併して出来た「スカイパーフェクTV!」の略称として公式に使用してきた用語を正式名称化したものであった。JスカイBは当時のJC-SAT衛星を使用しており、旧パーフェクTV!と受信アンテナ・チューナーが共有できることから、利用者の相互乗り入れができるように業務提携の関係を結んでいた。なお、英語表記はスカイパーフェクTV!時代からの「SKY PerfecTV!」を引き続き使用していた。このため合併以後、東経128度通信衛星での放送を「パーフェクTVサービス」、東経124度通信衛星での放送を「スカイサービス」と呼んでいる。
「ディレクTV」との統合
1997年12月から、当時競合していた宇宙通信が運営する衛星SUPERBIRD・Cを使用した「ディレクTV」が開局したが、大半のチャンネルが当時のスカイパーフェクTV!と重複することや、一部のスカパー!で提供しているチャンネルがディレクTVで提供していなかったことなどから経営的な不振により、2000年9月30日をもって、ディレクTVのサービスを終了し、ディレクTVの出資親会社だったアメリカのヒューズ・エレクトロニクスがスカイパーフェクトコミュニケーションズ(現・スカパーJSAT)に資本参加させ、希望契約者にスカパー!への契約移行・受信装置の無償提供を行い、プラットフォーム統合(スカパー!がディレクTVを吸収する形)を行った。
「スカパー!」へ変更
2012年平成24年)10月1日よりスカパーJSATにおける多チャンネル放送の統一サービス名として「スカパー!」を使用。そのうち衛星基幹放送(BSデジタル放送および東経110度CSデジタル放送)プラットフォームを「スカパー!」(旧・スカパー!e2)[1]光放送サービスを「スカパー!プレミアムサービス光」(旧・スカパー!光」)[2]という名称で運営している。詳細は当該項目を参照。
ハイビジョン放送(H.264)の開始
2008年(平成20年)10月1日から、DVB-S形式のMPEG4 AVC/H.264で圧縮される放送を開始した。SDに加えて、ハイビジョン放送(HDTV)が行えるのが特徴。「スカパー!HD」という名称でスタートしたこのサービスは、2012年(平成24年)10月1日から「スカパー!プレミアムサービス」となった。専用のH.264に対応した受信チューナーが必要である。日本語字幕放送を表示出来る。標準画質放送(MPEG-2)終了後は、SD放送もすべてH.264で送信されていたが、2014年(平成26年)10月28日をもって、全てのSD放送がハイビジョン化された。

基本サービス

契約者は全員、契約したチャンネルの月額料金に加え、別途基本料が必要[3]。契約者全員BSスカパー!が視聴可能となる[4]。加入料は、2017年10月1日より無料。

標準画質放送(MPEG-2)

標準画質放送は1996年(平成8年)9月30日 から2014年5月31日まで放送されていたサービスである。SD画質のみのサービスでMPEG-2方式により圧縮される。英文によるクローズドキャプションの表示が可能。H.264による放送が開始された2008年(平成20年)10月1日からH.264放送と区別するため名称が「スカパー!SD」となり、2012年(平成24年)10月1日から放送終了までは「スカパー!プレミアムサービス(標準画質)」となっていた。サービス終了でH.264へ移行しなかったとみられる25万2027件が解約した。

「スカパー!プレミアムサービス」と「スカパー!」

スカパー!が110°CS・BSデジタルアンテナとテレビやBDレコーダーなどに内蔵された機器で手軽に加入・視聴・録画できる点が強みなのに対し、「スカパー!プレミアムサービス」はチャンネル数およびハイビジョンチャンネル数の多さをアピールポイントとしている(「チャンネル数」及び「スカパー! チャンネル一覧」参照)。

なおスカパー!で放送されているチャンネルの大半はスカパー!プレミアムサービスでも放送されている(2013年(平成25年)4月時点でスカパー!のみの放送でスカパー!プレミアムサービスでは放送していないチャンネルは「TAKARAZUKA SKY STAGE」のみとなる)。一方「グリーンチャンネル」を除く公営競技やアダルトチャンネル及び日経CNBC、韓国・中国などのエンターテインメント、及びCS-PCM音楽放送の専門チャンネルはプレミアムサービスのみの放送となっている。また、旅チャンネルの様に「スカパー!プレミアムサービス」単独での放送から、「スカパー!」とのサイマルを行った後、再度「プレミアムサービス」のみの放送に戻ったチャンネルがある。

「スカパー!プレミアムサービス」のICカードにはチューナー機器情報が含まれているため、型番が異なるチューナーでの使用はできず、その旨のメッセージが表示される(対して、スカパー!で用いるB-CASカードは互換性があり[5]、対応機器なら挿し替えても使える)。

脚注

  1. 2012年平成24年)9月30日までは「スカパー!e2」。
  2. 2012年(平成24年)9月30日までは「スカパー!光」。
  3. スカパー!ヘルプセンター ヘルプコンテンツ一覧
  4. 視聴方法 BSスカパー!
  5. B-CASカードとminiB-CASカードの物理的な違いを除く。

関連項目

外部リンク