KHネオケム
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KHネオケム株式会社(KH Neochem Co., Ltd.)は、日本の化学品メーカー。創業事業の基礎化学品事業のほか、グローバルニッチな機能性材料事業、電子材料事業を強みとする。
概要
- 事業内容
3つの事業分野をコアとして化学品の製造・販売・研究をおこなっている。
- 基礎化学品事業(溶剤・可塑剤原料・洗浄剤など)
- 機能性材料事業(冷凍機油原料・化粧品原料・洗剤原料など)
- 電子材料事業(半導体用およびフラットパネルディスプレイ用高純度溶剤など)
沿革
- 1948年 - 日本で初めて、糖蜜から発酵法によりアセトン・ブタノールの大量生産を開始。
- 1949年7月 - 協和醱酵工業(現:協和発酵キリン)設立。
- 1961年 - 大協石油(現:コスモ石油)と合弁で、大協和石油化学設立。発酵法から合成法へ製法転換。
- 1966年11月 - 協和醱酵工業の化学品製造子会社として、協和油化設立。大協和石油化学の関連事業を統合。
- 2004年 - 協和醱酵工業の化学品事業部門を協和油化へ統合、社名を協和発酵ケミカル(旧)へ変更。
- 2011年3月 - 日本産業パートナーズが運営する買収ファンドが出資する特別目的会社・ケイジェイホールディングスの完全子会社となり、協和発酵キリンから独立[1]。
- 2011年6月 - ケイジェイホールディングスが協和発酵ケミカル(旧)を吸収合併するとともに、協和発酵ケミカル(新)に社名変更。
- 2012年4月 - KHネオケムに社名変更。
- 2015年9月 -台湾政府系の台湾中油股份有限公司(CPC社)、台湾の商業銀行である兆豊国際商業銀行股份有限公司(MICB社)、日本政府系の国際協力銀行(JBIC社)との合弁によりイソノニルアルコール等の製造及び販売を目的として曄揚股份有限公司を設立
- 2016年10月 - 東京証券取引所市場第一部に上場。
事業所
- 本社:東京都中央区日本橋本町1-6-5
- 大阪支店:大阪府大阪市北区芝田1-1-4
- 千葉工場:千葉県市原市五井南海岸11-1
- 四日市工場・研究所:三重県四日市市大協町2-3
- 堺物流センター:大阪府堺市西区築港新町3-39
グループ会社
脚注
- ↑ “協和発酵キリン、石化子会社の譲渡額600億円に”. 日本経済新聞. (2011年1月28日) . 2014-2-13閲覧.