錐台
提供: miniwiki
錐台(すいだい、英: Frustum)は、錐体から、頂点を共有し相似に縮小した錐体を取り除いた立体図形である。あるいは言い換えれば、錐体面と2枚の平行な平面によって囲まれる立体図形である。円錐からできる錐台を円錐台、角錐からできる錐台を角錐台、n 角錐からできる錐台を n 角錐台と呼ぶ。
錐台は2枚の平行な底面を持つ。台形の2本の底辺と同様に、それぞれを上底・下底と呼び区別することができる。底面の距離を高さと呼ぶ。
錐台の体積は、上底・下底の面積をそれぞれ s, S、高さを h と置くと、
- [math] V = \frac h 3 (s + \sqrt{s S} + S)[/math]
となる。s = 0 (上底の面積が0)とすると錐体の体積の公式、s = S (上底と下底の面積が等しい)とすると柱体の体積の公式になる。