東南極
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東南極(ひがしなんきょく East Antarctica)は南極大陸のうち、東半球部にある地域を指す。西半球にある西南極と対になるものである。
東西は南極横断山脈が分断する。南極の地図を用いた簡便な方法は、まず南極点を中心に経度0度を上に経度180度を下に置き、このとき横断山脈がW60度方向から南極点を下を通ってE150度方向へ延びるが、山脈で分断された右側(東半球側)の2/3ほどが東南極である。
南極横断山脈よりインド洋側・大西洋側にあたり、コーツランド、ドローニング・モード・ランド、エンダービーランド、ウィルクスランド、ヴィクトリアランド等を含む。東南極氷床がある。東南極の語は20世紀初頭には使われていたが、大きく使用され始めたのは1957年から1958年の国際地球観測年の時からである。
西南極と比較して全般に標高が高く、気温も低い。
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